gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/140710)。
文楽の時もそうですけど、こういう元〝ト〟知事を大阪市民の人たちは本当に支持しているのでしょうか? 衆院選でもそうですが、投票している人たちは支持してるんでしょうね、きっと・・・・・・、私には理解できませんけれども。こういう好き嫌いのみで判断し、物言いし、独断するるところ、私はどうも「好き」にはなれないですね・・・。氏を「大好き」な大阪市民の人たちの気持ちは分からないですが、「変な」スローガンを「職員に向け・・・毎日流し」たり「気に食わない文化を潰す」氏を日刊ゲンダイが“ヒトラー”と呼ぶ気持ちは分かります。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/140710】
今度は島倉千代子にケチ 橋下ヒトラーと同じ精神構造
2013年1月30日掲載
気に食わない文化を潰す
連日、テレビで持論を展開している大阪の橋下徹市長(43)。市立桜宮高校の問題では入試制度を改め、一部から評価を受けたが、その裏でえげつないことをやっていた。市庁舎の音楽にケチをつけ、放送中止に追い込んだのだ。
大阪市庁舎では1964年から、昼休みの合図として島倉千代子の歌「小鳥が来る街」を庁内放送している。これは同市が「大阪市緑化100年運動」を始めるに際してレコード会社からの申し出を受けて制作したもの。いわばオリジナル曲だ。
その曲について橋下が自身のツイッターに「市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます」と書き込み、今月18日をもって使用を取りやめた。その後、橋下は「変な」という表現を撤回したが、曲をチャイムに替えたうえに、職員に向けたスローガンを毎日流している。「職員一人一人が何をすべきか、何ができるか、自分自身で考え行動し、組織力アップに励みましょう」といった内容だ。
気に食わない文化は排除してしまえ、という態度は「人形劇なのに(人形遣いの)顔が見えるのは腑(ふ)に落ちない」と文楽の補助金カットを言い張ったときと同じ。これぞまさしく「ハシズム」である。
音楽評論家の伊藤強氏が言う。
「ひどい話です。音楽の良しあしは人それぞれの感性で決まるもの。
それをトップが自分の好悪で追放するとはあきれてしまいます。
大好きなワーグナーしか音楽として認めなかったヒトラーと同じ行為。
太平洋戦争では、軍部などが歌謡曲を“軟弱だ”と排除して軍歌を
押し付けた。あの時代を思い浮かべてしまいます」
音楽や文楽は人に癒やしや安らぎを与える重要な文化だ。橋下はそれを平然と破壊している。
社会学者で作家の岳真也氏が言う。
「ほかの自治体の保守的な首長がマネをするのではないかと心配です。
音楽をやめてスローガンを流すのを市民がズルズルと認めてしまえば、
為政者のやりたい放題になる。G・オーウェルの『1984年』
みたいな暗黒社会です」
政界では安倍の右翼政権が誕生。大阪ではハシストが暗躍。時代はますます危うくなってきた。
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