gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/140965)。
嘉田さんはお気の毒。騙されることの責任もあるけれども。
掲げてもいない脱原発の看板を下ろすわけだ。今に始まったことではないし、驚きもしないが・・・相変わらずな、トンデモの〝ト〟知事ぶり。小泉純一郎氏の息子氏と同じで、エエ格好しい。投票した人や支持者は、いい加減に気付いたらどうだろうか。
『●田中優子さん「誰の名前を書くのか、その人の品格が問われている」』
『●映画『放射線を浴びた『X年後』』:
「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」』
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/140965】
ウソつき橋下脱原発ブン投げ
2013年2月15日掲載
肝いり「エネルギー戦略会議」3月末で廃止
橋下市長の肝いりで始まった「大阪府市エネルギー戦略会議」が、3月末で廃止されることが日刊ゲンダイ本紙の取材で分かった。
同会議は脱原発の実現を目指した橋下が昨年2月に立ち上げたもの。スタート直後は橋下も、「電力が足りないから原発が必要というのは、サインしなければ命がどうなるか分からないという霊感商法と同じだ」と威勢がよかった。ところが、大飯の原発再稼働を容認した頃から豹変。昨秋には会議を途中で休止させたりと腰が引け始めた。
その上、原発推進の石原慎太郎ら「太陽の党」と「維新の会」が合流するとすっかりトーンダウン。今回、会議の廃止を決めたことで、「脱原発」は完全に終わりということになる。
しかも、橋下がズルイのは、「脱原発」をやらない理由を会議のせいにして逃げようとしていることだ。
今月8日、戦略会議は「2030年までの原発ゼロは可能」とした提言をまとめた。ところが、実現までの工程表はなく、橋下は「具体的な工程表がなければ、ゼロにするとは言えない」とゴニョゴニョ。そこで会議のメンバーは、今年のゴールデンウイーク明けに工程表を作ると府市の事務方に伝えた。すると予想外の答えが返ってきたという。
「来年度は戦略会議の予算を取っていないので、5月に工程表を作ってもらっても困るんです」
橋下はこれまで今後の戦略会議について問われると、「メンバーの意見を聞いて決める」などと発言。一度も「廃止」を口にしていない。そのウラでは、とっくの昔に廃止を決めていたことになる。
メンバーのひとりがこう言う。
「来年の活動ができないと知って、みんなア然としていました。橋下さんの発言を聞いている限り、終わるなんて夢にも思わなかった。結局、私たちは橋下さんの人気取りのために使われただけだったんですね。その上、戦略会議の提言を逆手に取って『脱原発』をやらないとしたから悪質。すっかり騙(だま)されましたよ」
橋下が「脱原発」や「原発再稼働反対」で旗を振ってきたのは、しょせん、世論のブームに乗っただけのパフォーマンスだった。全然、本気じゃなかったのである。「体罰問題」も同じだ。この男は注目を集めたいだけ。理念など何もないのだ。
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