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●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ

2013年05月31日 00時00分58秒 | Weblog


gendai.netの4つの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/142465http://gendai.net/articles/view/syakai/142439http://gendai.net/articles/view/syakai/142513http://gendai.net/articles/view/syakai/142582)、そして山岡俊介さんのアクセスジャーナルの記事(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、5月28日)。

   『●府知事の懲戒請求絡み(?)のとある事件
   『●犬がワンと鳴き、飼い主が喝采する、というお話
   『●対橋下元〝ト〟知事、どうすべきか?

 タイトルの通りです。「無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ」。

 橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのはいったいどういうこと? どんな人権感覚?

 日本外国特派員協会での記者会見、やはり藪蛇だったようです。イタリア人記者から「『料理』組合の顧問」の件について問われたそうです。でも、田中龍作さんに、その「「『料理』組合」の実情について、「「・・で買春できることは、ませた中学生なら誰でも知っている」と指摘」されてしまったようです(腰の引けたマスコミはいったい何をしているのでしょう!!)。これまでの〝ト〟氏の発言は、正に「どの口で言うか」!?、である。

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http://gendai.net/articles/view/syakai/142465

論点ずらし」「責任転嫁」7連発橋下市長“天賦の才”
2013年5月21日掲載

絵に描いたような無節操

 橋下徹大阪市長が20日、一度は「やめる」と宣言していた囲み取材を再開した。「日本人がこれだけ(従軍慰安婦に)意識を持つことになったので、いい方向に向かっていけばいい」と何か良いことをしたかのような言い草だ。

 そもそも、「従軍慰安婦は必要だった」「在沖縄米軍の風俗業の活用を」と失言し、批判されたのは自分の責任。しかし、橋下市長は「今回はもう、大誤報をやられたんでね」とマスコミに責任を転嫁していた。

 橋下はもともとそういう人物だ。論点のすり替えにかけては天賦の才がある。旗色が悪くなれば話を微妙にずらし、時には平気でウソもつける。これを世間では支離滅裂とか屁理屈と呼ぶが、と~っても柔軟性のある政治家なのだ。

 そもそも、大阪府知事選への出馬を「2万パーセントあり得ない」と否定したのに、わずか数日後の出馬会見で「ウソと言えばウソだった」と言える。変幻自在ぶりは舌を巻くほどで、大飯原発の再稼働も断固反対の立場だったのに、先の衆院選で「建前論ばかり言っても仕方ない」とあっさり変質している。

 国歌斉唱で先生の口元までチェックするのはおかしいと質問されれば、「国歌斉唱は誰が誰に命じたものですか。言ってみなさい!」と逆質問で切り返す。

はぐらかし論法は昔から>

 維新選出の府議や市議が、政務調査費でダイソン掃除機7万4800円やエアコン8万4000円を購入したことが発覚すると、「選挙活動に使う横断幕まで規制するルールはおかしい」と問題点を変えて切り抜けている。

 大阪の高校のバスケ部員が自殺した問題も当初は、「正直、僕はクラブ活動の中でビンタをすることはあり得ると思っている」と答えていた。橋下が最初に所属した樺島法律事務所の樺島正法弁護士(神戸学院大教授)がこう言う。

   「出会ってすぐは誰にでも愛想がよく、私にも〈妻と乳飲み子がいて
    生活が大変なんですよ〉なんて陽気に話していた。論点をずらして
    話をはぐらかすやり方は昔からで、不幸な生い立ちをしてきたからか、
    逆に従軍慰安婦のような弱者を憎んでしまう。〈自分は努力で
    這い上がってきた〉という自負が屈折した形で出てしまうのでしょう」

 ホステスとのコスプレ不倫疑惑では、「家庭内のことですから」のフレーズを17回も連発。こんな人物が政党の顔だというのだから、海外の人から日本人はヘンだと思われるのも仕方ない。
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http://gendai.net/articles/view/syakai/142439

日本維新 西村の暴言で党消滅のカウントダウン
2013年5月18日掲載

橋下は「大誤報」とブチ切れ

 日本維新の会が「消滅」するのも時間の問題ではないか。維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長が「慰安婦は必要だった」と発言して国内外から猛反発を食らったのに続き、今度は西村真悟衆院議員(比例近畿)からトンデモ発言が飛び出した。

 西村は17日の代議士会で、橋下の慰安婦発言に触れた際、何をトチ狂ったのか、「日本には、まだうようよ売春婦がいる。韓国人。大阪の繁華街で『おまえ韓国人、慰安婦やろ』と言うたらよろしい」と発言。直後に撤回したものの、同僚議員からも批判の声が続出し、離党届を提出する事態になった。これに対し、幹事長の松井一郎・大阪府知事は「全く理解できない」とカンカン。西村の離党届を受理せず、「除名」を明言し、さらに議員辞職を求めたのだ。

   「西村議員といえば、防衛政務次官だった99年、週刊誌で
    『核とは抑止力。強姦して罰せられなければ、俺らはみんな強姦魔
    なっている』と発言し、更迭された。05年には弁護士法違反容疑で
    逮捕され、国会で議員辞職勧告決議を受けている。つまり、もともと
    国会議員としての資質に問題ありなのです」(永田町事情通)

 そんな西村を比例候補にスカウトした橋下。西村の除名方針を認めた一方で、自身の報道については「大誤報とブチ切れ。今後、「囲み取材」には一切応じない考えを明らかにした。
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http://gendai.net/articles/view/syakai/142513

橋下「慰安婦」発言 自民党に飛び火
2013年5月23日

野党が狙う極右閣僚

 「慰安婦騒動」が飛び火しそうだ。日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が、お得意の責任転嫁で自民党に怒りの矛先を向け始めた。

 21日の大阪市議会で、自民党市議から「慰安婦は必要だった」という発言について問いただされた橋下は「本当は自民党が言わなきゃいけない」と逆ギレ。記者団にも「保守を旗印にしてきた閣僚たちも、口をつぐんでしまった」と不満をブチまけた。

 もっとも、橋下の言い分には一理ある。例えば、「慰安婦制度は女性の人権に対する大変な侵害だ」と厳しく橋下発言を批判した稲田朋美行革相。彼女が昨年8月31日の産経新聞に寄稿した論文では、こんなことを書いているのだ。

   〈「慰安婦」問題については、日本の政府や軍が強制連行した事実はない
    と明確に主張しなければならない。問題の核心にある「強制連行」が
    なかったのだから、謝罪も補償も必要ではない。
    当時は「慰安婦」業は合法だった〉

   〈戦後補償であれ「慰安婦」であれ、言うべきことを勇気を
    もって主張する外交へと方向を転換することである〉

 橋下に対して「党を代表する人の発言ではない」と非難した下村博文文科相も、第1次安倍内閣の官房副長官だった07年、ラジオ番組で「従軍看護婦や従軍記者はいたが、従軍慰安婦はいなかった」「親が娘を売ったことはあったと思うが、日本軍が関与していたわけではない」などと発言して物議を醸した。翌日の記者会見で「個人的な見解」と釈明していた。

   「安倍内閣には極右的な思想の閣僚が多い。昨年11月に米国の
    新聞に掲載された慰安婦問題を否定する意見広告には、
    安倍首相はじめ、稲田行革相、下村文科相、新藤総務相、
    古屋国家公安委員長の4閣僚が名を連ねています
    この意見広告は『彼女たちは当時世界中のどこにでもある
    公娼制度の下で働いていた』などと主張するもの。
    この大臣たちの歴史認識について、国会で追及することも
    考えています」(民主党関係者)

 自民党はいつまで知らん顔していられるか。
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http://gendai.net/articles/view/syakai/142582

どの口で言うか! 橋下が向き合わない飛田新地との過去
2013年5月28日掲載

「各国も女性蹂躙の事実を直視せよ」

<イタリア人記者の追及はぐらかし…>

 ある外国人記者は会見20分後にメモを取るのをやめ、1時間後には途中退席する記者が相次いだ。27日、日本外国特派員協会で行われた日本維新の会の橋下徹共同代表(43)の記者会見の一コマだ。

 300人超の報道陣を前に、橋下は慰安婦発言の「真意」を延々しゃべり倒した。会見は実に3時間にも及んだが、中身はスカスカ。質問には正面から答えず、得意の論点すり替えの連発に外国人記者もドッチラケ。恐らく「聞く価値なし」と判断したのだろう。冒頭のように、うんざりムードが漂っていた。

   「何を聞かれても、〈慰安婦問題を正当化する意図はない〉
    〈だが、日本以外の国々も、(戦場で)女性の人権を蹂躙(じゅうりん)
    した過去と向き合わなければいけない〉〈河野談話は強制連行の
    有無が曖昧で、きちんと明確に表現すべき〉という『3点セット』を
    繰り返すばかり。とにかく持論をまくし立てるだけで、まるで
    質疑応答が成り立たなかった」(参加した香港メディアの記者)

 かみ合わない問答を象徴したのが、イタリア人ジャーナリストのピオ・デミリア氏とのやりとりである。

 ピオ氏が橋下にブツけたのは、茶髪弁護士時代の過去だ。かつて大阪・飛田新地にある150軒ほどの「ちょんの間」を束ねる組合の顧問をしていたという一部報道を取り上げ、「あなたも違法な売春シンジケートに関与していたのではないか」と問いただした。

 すると、橋下は「顧問弁護士だったのは事実」と認めた上で、不敵な笑みを浮かべながら、こうはぐらかした。

   「ただ、あくまで飛田の『料理』組合の顧問です。日本において
    (組織売春のような)違法なことがあれば、捜査機関が適正に
    処理する。料理組合自体は違法な組織ではありません」

 ジャーナリストの田中龍作氏が「飛田が売春の街であることは、大阪のマセた中学生なら誰でも知っている。なぜ詭弁(きべん)を弄するのか」と追及しても、「違法であれば捜査機関が適正に処理する。以上です」とマトモに取り合おうとしなかった。改めて田中氏は言う。

   「自分の過去を直視できない政治家が、どの口で『世界各国も
    女性を蹂躙した過去と向き合え』などと言えるのか。あんな不実な
    態度では、慰安婦発言の見解も『単なる言い逃れ』と外国人記者に
    見透かされてしまう。世界中に『日本の政治家はこの程度か』と
    見下され、ひいては日本人全員への不信にもつながりかねません

 頼むから橋下はこれ以上、世界に恥をさらすのをやめてくれ
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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、5月28日】

2013/05/28
橋下徹氏、「飛田新地」顧問弁護士だった認める報道で、まだ報じられていないこと
執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

 例の「慰安婦必要」発言の延長で5月27日、「日本外国特派員協会」で記者会見を行ったところ、イタリア人記者に「飛田新地」の顧問弁護士をかつて務めていたのは事実か旨の質問を受け、これを認めざるを得ず、さらにダメージを負った感のある橋下徹「日本維新の会」共同代表(大阪市長)ーー(冒頭写真=「毎日」5月28日)。
 3大紙では「朝日」しか報じていないが、イタリア人記者が、飛田新地の顧問弁護士だったかどうか質問したのは決して悪意からではなく、今回の慰安婦必要発言と根っこのところで繋がった問題と見てのことだろう。
 飛田新地は、大阪市西成区にいまもあるわが国最大級の実質、遊郭だ。
 表向きは料亭街とされ、「飛田新地料理組合」が実質、ここでの売春を管理している。そこの顧問弁護士に橋下氏が就いていたとの指摘は以前からあったが、橋下氏が公人になってから公に質問されたことはなかった。
 橋下氏は顧問弁護士だったことを認めながらも、「料理組合自体は違法でない」とかわしたところ、その場にいたフリー記者(日本人)が「飛田で買春できることは、ませた中学生なら誰でも知っている」と指摘したが、まさにそれが事実だ。
 以前から銭ゲバ弁護士で知られ商工ローン、また本紙指摘のように反社といっていい問題企業の顧問を務めていたことに加え、「買春OK」の発言をしていた(上写真=『アサ芸』07年12月27日号)橋下氏は、何のためらいもなく飛田新地の顧問にも就いていたということだろう。

・・・・・・・・・。
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コメント (1)
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