東京新聞の記事【放射性物質 管理目標の3倍 海に 福島第一 昨春から1年 試算】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015032602000119.html)。
「東京電力は二十五日、昨年四月からの一年ほどの間に、福島第一原発から七四二〇億ベクレルの放射性セシウムが海に漏出していたとの試算を明らかにした」。
東京新聞による上の三つの図面を参照。
さりげなく、(元々、非密閉系が自明な)「専用港」の外に漏れ続けていることを告白。
この「専用港」内にこの1年間にタレ流したこの5312億ベクレル(でさえ)についても、今も港内に溜まったままなのかね? アホらしい! 「汚染水の『影響』は完全にブロック」・・・・・・なんて言えるわけがない。アホも休み休み言え、って話です。東京電力原発人災から4年以上が経過して、この管理目標値でさえかなりいい加減なのに、その3倍。この管理目標でさえ守れない、「タコ、ネズミ、イタチ、モグラ・・・・・・」で溢れる東電。
これでも「汚染水の『影響』は完全にブロック」と言うのならば、パフォーマンス(『●「原発推進」という結論ありきのパフォーマンス』、『●視察パフォーマンスと経団連詣で』、『●田中正造さんと安倍晋三首相と小泉純一郎元首相』、『●首相の2枚目の舌が福島で語らない事』、『●原発推進: 国民が見えているとは思えない政権』)で東京電力原発人災の「現場」に行くのではなく、アベ校長と忠実なシモベ・スガ君には「港内」清掃を命じたいですね。原発再稼働や原発建設を続けたいという「地元」・・・・・・本当に「それ」(暴走するゾウ、ゴジラを解き放とうという「愚」」な行為)で本当にいいのですか?
『●放射能汚染で「太平洋は終わり」
との声が出るほどの重大事故だというのに、この国は・・・・・・』
『●世界に向けて
「汚染水漏えい問題はない」と言い切ってしまったょ・・・・・・』
『●屁理屈にもなっていない
・・・菅義偉官房長官「汚染水の『影響』は完全にブロック」』
『●深刻な原発事故の教訓として
「汚染水の『影響』は完全にブロック」・・・なんて言えるわけがない』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015032602000119.html】
放射性物質 管理目標の3倍 海に 福島第一 昨春から1年 試算
2015年3月26日 朝刊
(↑ ブログ主注: まことに勝手ながらコピペさせて頂いております
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2015032602100042_size0.jpg】)
東京電力は二十五日、昨年四月からの一年ほどの間に、福島第一原発から七四二〇億ベクレルの放射性セシウムが海に漏出していたとの試算を明らかにした。この量は、東電が原発事故前に定めていた年間の管理目標値(二二〇〇億ベクレル)の三倍超に当たる。
先月、福島第一の排水溝から汚染水が外洋に流出し続けている問題が発覚し、東電はどれくらいの影響があったのか原子力規制委員会から報告を求められていた。二十五日の規制委検討会で、東電は漏れ続ける汚染水の測定を始めた昨年四月十六日から今年二月二十三日まで、濃度や溝を流れる水量から試算した。
最もセシウムの量が多かったのは、1~4号機の海側敷地から護岸を通じて漏れ出す地下水で、五一〇〇億ベクレル。次に多いのは、建屋脇を通って外洋に直接流れ出すK排水溝の二〇〇〇億ベクレルだった。ほかに三本ある排水溝は一〇〇億ベクレル前後だった。
東電は建屋に降り注いで汚染された雨が排水溝の主な汚染源と強調するが、会合で、規制委の更田(ふけた)豊志委員は「(高濃度汚染水がたまる)建屋からの可能性も含め、早急に汚染原因を究明するべきだ」と求めた。
東電は放射線量の高い地点では、無線式の超小型ヘリやクレーンを使い、早急に調査を進める考えを示した。ただ、東電は、排水溝からの漏出量は、護岸からの量に比べて「十分の一程度」と強調し、自らが放置してきた排水溝の汚染水問題が深刻ではないかのような説明をした。
参考として資料に添付した原発近くの海水のモニタリング値にしても、実際には振れ幅があり高いセシウムが検出される日もあるのに、その値は記さず、ゼロと誤解されやすい「検出限界値未満」だけを記載した。
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