東京新聞の半田滋さんによるコラム【【私説・論説室から】自衛隊機貸与を読み解く】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016041302000150.html)。
《TC90を貸与しても無関係でいられるでしょうか。…日本の安全保障に直接関係のない南シナ海の問題に自衛隊がかかわれば、中国軍は東シナ海の尖閣諸島に対して威嚇してくるのは確実なのでは。南シナ海問題は、もはや対岸の火事ではなさそうです》。
『●沖縄と報道カメラマン・石川文洋さん』
『●「韓と恨」と日本人/『週刊金曜日』(2013年1月25日、
928号)、927号についてのつぶやき』
『●「「3.11」から2年 封じ込められる福島」
『週刊金曜日』(2013年3月3月1日、933号)』
『●「敗戦特集」『週刊金曜日』
(2013年8月9日、955号)についてのつぶやき』
『●『自然と人間』(2013年9月号、Vol.207)についてのつぶやき』
『●「主権在民 創刊1000号」 『週刊金曜日』
(2014年7月18日、1000号)についてのつぶやき』
『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!』
『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身』
『●「安倍首相と戦争」 『週刊金曜日』
(2014年11月7日、1015号)についてのつぶやき』
『●「税金逃れをする大企業リスト」
『週刊金曜日』(2015年3月27日、1033号)について』
『●王様による「人治主義国家」を沖縄辺野古から覆す:
「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」』
《翻って、自衛隊を「わが軍」と呼んだ安倍晋三首相の発言は、
まともに追及される様子もない…現在の状況をつくり出しているのは、
自民党が一強の国会というより、党内で一強となっている
安倍首相である…閣議によって日本が変わり、
安倍首相の一人勝ちが演出される。専制的な政治手法のもと、
国民主権がかすんでみえる。 (半田滋)》
『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」』
『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」』
『●経済的徴兵制、悪徳企業型徴兵制……
経団連が望む「1億総活躍社会」』
『●中学生を「青田買い」する自衛隊:
「体験入隊や防衛・防災講話」という「総合的な学習の時間」も』
アベ様は戦争したくて仕方ないらしい。泥沼に足を突っ込みたいようだ。違法な手法による違憲な壊憲という綻び…、やがて綻びは拡大し、自衛隊の自制はどんどんと弱まり、アベ様の「わが軍」に変貌し、平気で余所ンチの「人殺し」に「子」を送り出すようになるわけです。「子」を「人殺し」に行かせたいという、自公お維大地支持者=「親」の心理が全く理解できない。そんな政党の議員に平気・兵器で投票できる気が知れない。「日本は法治主義国家」にはほど遠く、21世紀のこの世で、世界でも珍しい、アベ様という王様・独裁者による「人治主義国家」。
『●「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙を:
戦前を忘れて壊憲し、東電人災を忘れて核発電所再暴走』
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
「「積極的平和主義」の名の下、自公政権は、クーデターという
違法な手法で、違憲な破憲を行いました。平和憲法を壊憲して
軍隊を持ち、「戦争できる国」の時代に壊質してしまいました。
《自衛隊はきょうを境に「戦争できる」組織へと法的に変わった》
訳です。《無数の花が咲いている》大きな木を、根元から切り倒し、
戦火・戦禍にクベようとしています。たかだか25%の自公支持者、
そして、眠りこけた50%の「眠り猫」の皆さんによって。
なんとか参院選で「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい。
「人殺し」のために人を無理やり戦地に行かせるなんて御免だ」
『●「不誠実極まりない」アベ様ら、安全保障関連法廃止法案を
国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり』
『●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、
欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う』
『●アベ様に逆らう者は「誰一人残っていなかった」、
ニーメラー牧師「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」』
『●「ネジレ」を取り戻すために重要な
2016年4月衆院補選: アベ様の政の評価は如何に?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016041302000150.html】
【私説・論説室から】
自衛隊機貸与を読み解く
2016年4月13日
武器輸出の解禁など積極的な安全保障政策をとる安倍晋三政権は、海上自衛隊の練習機TC90練習機を初めてフィリピン軍に貸与することを決めました。フィリピン政府は領有権をめぐり中国と対立する南沙諸島の警戒監視に活用する計画です。
フィリピン軍は南沙諸島に近いパラワン島に軍用機とは名ばかりの旅客機タイプの航空機三機を保有しています。軍の要望は海上自衛隊が保有するP3C哨戒機の提供でしたが、日本側が断り、レーダーも武器搭載もしていないTC90に落ち着きました。
南シナ海にある南沙諸島はフィリピンのほか、中国、ベトナム、マレーシアなどが領有権を主張。中国は七つの環礁で埋め立て工事を続けています。中国を警戒する米政府は駆逐艦を派遣するなど南シナ海はホットスポットとなっています。
日本政府は南シナ海への自衛隊派遣について「負担が大きすぎる」(防衛省幹部)として見合わせていますが、TC90を貸与しても無関係でいられるでしょうか。操縦法を教え、機体整備を指導するのに自衛隊が関与する可能性もあります。
日本の安全保障に直接関係のない南シナ海の問題に自衛隊がかかわれば、中国軍は東シナ海の尖閣諸島に対して威嚇してくるのは確実なのでは。南シナ海問題は、もはや対岸の火事ではなさそうです。 (半田滋)
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東京新聞の社説【衆院補選告示 「安倍政治」問う前哨戦】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016041302000149.html)
《夏の参院選の前哨戦であり、安倍政権への評価が問われる…補選が行われるのは、町村信孝前衆院議長の死去に伴う北海道5区と、育休宣言後に不倫が発覚した宮崎謙介前自民党衆院議員の辞職に伴う京都3区の二選挙区》。
一つは自公の不戦敗。自公お維大地に投票してはイケナイ、「眠り猫」ではイケナイ。
衆院北海道5区の方、補選で選ぶべき候補者は誰ですか? 大西英雄氏が応援する候補者で良いの?? 京都3区の方、自公政権を支える「癒」党候補者に投票して大丈夫ですか?? 《野党同士が争う構図》ではありません、「癒」党に投票していて大丈夫ですか?
『●「橋下(徹)行政最大の負の遺産はヘイトスピーチの隆盛」
…そんな彼らが今やアベ様をバックアップ』
『●衆院北海道5区の方、補選で選ぶべき候補者は誰ですか?
大西英雄氏が応援する候補者で良いの??』
『●戦争屋による憲法違反の「集団的自衛権」閣議決定
・・・「やめろと言わないのは“許した”のと同意」』
『●アベ様に逆らう者は「誰一人残っていなかった」、
ニーメラー牧師「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」』
「記事の中に《マルチン・ニーメラー牧師の
「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」》が引用されている。
《誰一人残っていなかった》状態は、もうすぐそこかもしれない。
「やめろと言わないのは“許した”のと同意」、自公お維大地に投票し、
「眠り猫」となり投票に行かないことは、アベ様らに「同意」したこと同じ」
『●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、
欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う』
「「積極的平和主義」の名の下、「自らは安全地帯にいて
ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン。
自公お維大地を支持し、彼/彼女らに投票するということは、
「戦争できる国」への道の舗装をせっせと進めていることと同じ。
人の「親」として「子」に「人殺し」へ行かせたいのでしょうか?、
そうであるならば、ブログ主には理解不能です」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016041302000149.html】
【社説】
衆院補選告示 「安倍政治」問う前哨戦
016年4月13日
衆院の補欠選挙が告示された。夏の参院選の前哨戦であり、安倍政権への評価が問われる。選挙結果は、安倍晋三首相が衆参同日選に踏み切るかどうかも左右する。選挙戦の行方を注視したい。
補選が行われるのは、町村信孝前衆院議長の死去に伴う北海道5区と、育休宣言後に不倫が発覚した宮崎謙介前自民党衆院議員の辞職に伴う京都3区の二選挙区。
北海道5区は自民党公認で公明党など推薦の和田義明氏(44)と、民進、共産、社民、生活各党推薦の野党統一候補、池田真紀氏(43)との新人対決。京都3区は自民党が擁立を見送り、野党同士が争う構図となった。
今回は、二〇一四年の前回衆院選後に発足した第三次安倍政権にとっても、今年三月発足の民進党にとっても初の国政選挙だ。
北海道では町村氏の女婿である和田氏が弔い合戦を制することができるのか、京都では前衆院議員の泉健太氏(41)が民進党初の議席を得られるのかが焦点となる。
北海道で自民党が敗れ、京都で民進党が勝てば政権批判の根強さが裏付けられる。参院選での野党共闘が加速し、首相が模索しているとされる衆参同日選は見送りを迫られるだろう。首相が在任中の実現を目指す憲法改正の筋書きにも狂いが生じるに違いない。二議席を決める以上に、政治の行方を左右する重みがある補選である。
北海道5区では野党四党が安全保障関連法廃止と立憲主義回復を掲げて共闘する。経済政策や環太平洋連携協定(TPP)、社会保障に加え、安保関連法も重要な争点だ。選挙区内には自衛隊基地も多く、両陣営は重点的に訴える。
与党側は野党共闘を、日米安保条約廃棄や自衛隊解消を目指す共産党との野合だと批判する。民進党支持の保守層や組合関係者にあるとされる「共産党アレルギー」に訴え、共闘に水を差す戦術だ。
しかし、問われるべきは歴代内閣が継承してきた集団的自衛権の行使を禁じる憲法解釈を一内閣の判断で変更し、戦後日本の専守防衛政策を変質させる安保関連法の成立を強行した「安倍政治」そのものである。
与党側は野党共闘を「理念も政策もバラバラ」と批判するが、政権批判を糾合することは一強多弱の政治状況を転換し、政治の誤りを正すためには当然ではないか。
全国の有権者が安倍政治に断を下す参院選の前哨戦として関心を集める補選である。中傷合戦ではない、堂々の舌戦を期待したい。
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016041202000141.html)
《米作家カート・ヴォネガットさんは晩年、人間の振るまいにあきれ果て、半ばサジを投げて…▼<そう、神ではなく悪魔がこの地球を創造し、「ろくでもない人類」というやつを創造したのだ>》。
『●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、
欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う』
「ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領は、《日本政府が憲法解釈を変更し、
他国を武力で守ることを可能にした安全保障関連法を制定した
ことについて「日本が先走って大きな過ちを犯していると思う」と批判》、
《私たちには戦争を終わらせる義務がある。それは世界の若者が
完成させなければならない大義であり、可能なことだ》。
涙が出ました…《日本に来て広島を訪れないのは
日本国民の皆さんに対して敬意に欠けるのではないか》…とまで言う、
貴重な「先輩」「真の友人」の助言には、耳を傾けるべき。」
《ケリー国務長官が広島市の平和記念公園、原爆ドームを初めて訪問した》というのは核兵器廃絶に向けての小さな一歩かもしれない。ただ、自公政権や政府の歯切れの悪さが、とても情けない。例えば、東京新聞の記事【広島宣言「核の非人道性」盛らず 政府、保有国に配慮】(http://www.asahi.com/articles/ASJ474HZHJ47UTFK004.html?iref=comtop_list_pol_f02)によると、《日本が国際会議の決議案でたびたび主張してきた「核兵器の非人道性」を盛り込まず、「核兵器の使用が壊滅的結末を想起させる」との表現にとどめる方針を固めた。核保有国の米英仏に配慮した》、とあります。一体どこに配慮しているのか、情けない。しかも、その配慮だけではないでしょう。核発電の再稼働や輸出、さらには、核兵器の保持です。
『●烏賀陽弘道さん
『ヒロシマからフクシマへ原発をめぐる不思議な旅』読了』
《核兵器をタブーの領域に押し込めた。双子の兄弟の一人を
「いないこと」にしてしまった。原発と核兵器の「血のつながり」を
論ずることはタブーになった》
核燃料サイクルに安倍政権や政府がこだわる理由は、核発電所は『プルトニウムをつくる装置』だからです。《核兵器六千発分相当の四十八トンを抱える》ニッポン。(アジアを侵略したという歴史的な後ろめたさも含めて)この点が、ニッポンの「核兵器廃絶」に対する歯切れの悪さを生んでいます。ブログ主は、核発電そのものが否定されるべきと信じます。
『●核発電所は『プルトニウムをつくる装置』…
《核兵器六千発分相当の四十八トンを抱える》ニッポン』
いつも引用していますが……核発電所は『プルトニウムをつくる装置』…プルトニウムの蓄積・核兵器転用=世界は「それも」怖れています。内橋克人さんは、「集団的自衛権の先に待っているのは、核兵器を持って抑止力にしようという政策。原発は『プルトニウムをつくる装置』でもあり、原発を止めることは日本の核武装に待ったをかけることだ」と訴えました(『●原子力「ムラ寄生」員会ではなく、「風船爆弾」が語ることにこそ真実はある ~川内原発再稼働問題~』)。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016041202000141.html】
【コラム】
筆洗
2016年4月12日
軍拡や核兵器を痛烈に風刺した『猫のゆりかご』などの米作家カート・ヴォネガットさんは晩年、人間の振るまいにあきれ果て、半ばサジを投げていたのかもしれない。最後のエッセー集『国のない男』の中で悲観的な見方をしている▼<そう、神ではなく悪魔がこの地球を創造し、「ろくでもない人類」というやつを創造したのだ>。疑うのならと、こう続けている。<朝刊を読めばいい。どの新聞でもいい。いつの新聞でもいい>▼否定はしにくい。テロ、紛争、殺人。新聞を静かに閉じ、ため息をつきたくなる日もある。されど、被爆地・広島を訪れた経験もあるヴォネガットさんも昨日はほほ笑んでくれたか。原爆を投下した米国のケリー国務長官が広島市の平和記念公園、原爆ドームを初めて訪問した▼おわびや被爆した方と言葉をかわすことはなかった。それでもである。原爆投下から七十一年たって、足を踏んだ側の人間が、踏まれて傷つき今なお痛み続ける相手の足を直接見たのである▼「核兵器なき世界」に向けて小さな歯車が回る「カチャ」という音がかすかに聞こえた気がした。そう信じたい▼オバマ大統領の広島訪問もささやかれる。大統領退任前の「修学旅行」ではなく核廃絶という人類全体の「旅行」のスタートとしたい。そうでなければ、またあの作家から「悪魔」の話を持ち出されることになる。
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asahi.comの記事【室井佑月 報道番組のワイドショー化に「もうどうにもできないのかしら?」】(http://dot.asahi.com/wa/2016040600172.html)。
《それってあたしたちのためになるの? もうどうにもできないのかしら? 3月末で報道ステーションの古舘キャスターが辞めた。3月11日は、福島県で発生している小児甲状腺癌(がん)を取り上げた。そして、放射能と関係があるのではないか?と疑問を投げた》。
《ヒトラーはワイマール憲法の条文のひとつである「国家緊急権」──「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」──を悪用し、独裁者になったという。国家緊急権によって、邪魔者を徹底的に潰していった。集会やデモを禁止し、出版物を取り締まった。野党の動きを封じた後は、個人の動きにまで監視の矛先を向けた》。
『●「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙を:
戦前を忘れて壊憲し、東電人災を忘れて核発電所再暴走』
報じない報道機関へ変質。嬉々としてそれを受け入れる報道機関の上層部。アベ様らと寿司や天ぷらを喰って喜んでいるようではね。「「電波」な「凶器」高市総務相の暴走と「報道現場の声」、「自粛」「忖度」「委縮」…が「内部から」」。
『●失われる「メディアの作法、矜持」…
「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」』
『●青木理さん: ジャーナリストの矜持
「権力や権威の監視」「強者にこそ徹底した監視の目を」』
『●何度目かの「今日、死んだに等しいと思います」
…《安倍政権の顔色ばかりうかがっている》テレ朝』
記事の中に《マルチン・ニーメラー牧師の「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」》が引用されている。《誰一人残っていなかった》状態は、もうすぐそこかもしれない。「やめろと言わないのは“許した”のと同意」、自公お維大地に投票し、「眠り猫」となり投票に行かないことは、アベ様らに「同意」したこと同じ。
『●戦争屋による憲法違反の「集団的自衛権」閣議決定
・・・「やめろと言わないのは“許した”のと同意」』
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【http://dot.asahi.com/wa/2016040600172.html】
室井佑月 報道番組のワイドショー化に「もうどうにもできないのかしら?」
(更新 2016/4/ 7 07:00)
(マスコミの状況に危機感…(※イメージ))
報道ステーションの古舘伊知郎がキャスターを降板した。室井佑月氏はそんなマスコミの状況に危機感を覚えるという。
* * *
硬派な報道番組がなくなってゆく。反対に報道番組のワイドショー化が、顕著になってきている。国民は自分の半径3メートル以外のことは考えるな、ってことみたいだ。
それってあたしたちのためになるの? もうどうにもできないのかしら?
3月末で報道ステーションの古舘キャスターが辞めた。
3月11日は、福島県で発生している小児甲状腺癌(がん)を取り上げた。そして、放射能と関係があるのではないか?と疑問を投げた。
3月18日は、古舘さんがドイツへ飛び、民主的であるといわれたワイマール憲法が、どうやってナチスに蹂躙(じゅうりん)されたのかをリポートした。
ヒトラーはワイマール憲法の条文のひとつである「国家緊急権」──「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」──を悪用し、独裁者になったという。
国家緊急権によって、邪魔者を徹底的に潰していった。集会やデモを禁止し、出版物を取り締まった。野党の動きを封じた後は、個人の動きにまで監視の矛先を向けた。
番組では、この「国家緊急権」と、自民党の憲法改正草案「緊急事態条項」は似ている、といっていた。
ほんとに、そっくりだ。
古舘さんは「日本にヒトラーが現れるようなことはないと思う」ってなことをおっしゃっていたし、ここまで読んでみなさんが頭に浮かべたあのお方の名前をあげることもなかった。
怖いもんな。そのことも十分に伝わってきた。
そして、その6日後のことだ。東京新聞にこんな記事が載ったのは。
「安倍内閣が、共産党について『現在においても破壊活動防止法に基づく調査対象団体である』との答弁書を閣議決定した。民主党と決別した鈴木貴子衆院議員の質問主意書に答えたものだ」(3月24日付、こちら特報部)
夏の参議院選に向け、野党共闘の重要な鍵になる共産党への卑劣なレッテル貼りだ。
反ナチス運動組織「告白教会」の牧師の、あの有名な言葉を思い出した。
「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、
私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった。
私は社会民主主義者ではなかったから。
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった。
私は労働組合員ではなかったから。
そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、
誰一人残っていなかった」
ってやつだ。
ひょっとして、ホップ・ステップ・ジャンプのステップ辺りに、もうこの国は踏み込んでしまっているのかもしれない。古舘さんの報ステがなくなったら、どこがこういう重要なことに気づかせてくれる? あたしたちは、いったいどうなっていくのだろうか?
※週刊朝日 2016年4月15日号
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東京新聞の清水俊介・生島章弘記者による記事【内部文書「黒塗り」の中… TPP内幕本の出版未定に】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016040890135933.html)。
nikkan-gendaiの記事【交渉過程が赤裸々に…西川元農相「TPP暴露本」衝撃の中身】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179030)。
《環太平洋連携協定(TPP)に関する衆院特別委員会の西川公也委員長(自民)が近く出版する予定だった本…。政府がTPP交渉の経過は明かせないとして、ほぼすべてを黒塗りにした内部文書を特別委に示したのに対し、民進党は7日の審議で「西川氏の著書はTPP交渉の内幕に触れ、守秘義務違反ではないのか」と追及…民進党は、石原氏の答弁が不十分なのに審議を進めようとする西川氏の議事進行に問題があるとして、委員会室を退席」》。
守秘義務違反という「マンガ」の様な展開の内幕本《西川リークス》、それがTPPの委員長ですって。この環太平洋連携協定(TPP)に関する衆院特別委員会の西川公也委員長(自民)、皆さんご記憶ですか? 農水「大臣を辞めながら反省どころか、威張っている人」、竹中直人さん張りの「珍芸」(©東京新聞)を披露した方です。「責任政党」の不祥事があまりに多すぎて覚えきれないですね。
『●今さら言ってもしょうがないが
・・・自公投票者や投票棄権者の「民度」を口にもしたくなります』
『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」』
「不正者自身も、「頭を下げるどころか、胸を張っていらっしゃる」…。
アベ様や西川氏は内心、「辞めさせたから、イイじゃん」
「辞めたんだから、イイじゃん」、といったところでしょう。
アベ様の周りには、「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」……
「珍芸」の持ち主が多いようだ。まあ~、アベ様ご自身もねぇ……」
《俳優、竹中直人さんの往年の形態模写の演目に「笑いながら怒る人」
というのがあった。…昨日、自民党の西川公也さんが農相を
お辞めになった。業界との「癒着」が疑われかねない政治献金を
批判されての辞任だろうが、頭を下げるどころか、
胸を張っていらっしゃる。少なくともそう見える▼「私がいくら
説明しても分からない人は分からないということ」。
こっちが怒られている気分さえする。閣僚を辞めるという褒められない
「現実」と、西川さんの「態度」が大きくズレているが、
もちろん笑えるはずもない▼西川さんにしてみれば、やましいことは
ないという気持ちがあるのだろうが、批判され、その後に返金せざるを
得ないような献金を受け取ったことも事実である▼大臣を辞めながら
反省どころか、威張っている人。この「珍芸」は国民に深いため息しか、
もたらさない》
《中身を審議しようにも、交渉について公開されたA4判の45ページにわたるペーパーはすべて黒塗り。交渉役を務めた甘利明前経済再生担当相は、UR(都市再生機構)をめぐる“口利き裏金疑惑”で国会を欠席中で、事務を統括した鶴岡公二首席交渉官も7日付で駐英国大使に“トンズラ”だ》。
《“西川リークス”ではこのほか、TPPを取材する大マスコミの記者がウイスキーを買ってきて、西川議員らと酒宴を開くことが「恒例化していた」と書いているらしい。何のことはない。政府も与党も大マスコミもグルとなってTPPを推し進めていたのだ》。
おまけに、肝心のカネメ=ノビテル・石原伸晃経済再生相は答弁能力無し。しかも、マスコミも批判精神無し。
アベ様の(息吐く様に噓つく)「私自身、TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから」というトンデモ発言、黒塗り内部文書やマンガのような経過をたどる内幕本“西川リークス”……呪われたTPPですが、甘~い利氏や「珍芸」元農相、カネメ=ノビテル経済再生相により多大な被害を被るのはニッポン市民です。ISD条項一つとっても。
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、
騙す阿呆に、騙される阿呆』
『●公約破りの自民党が推進するTPP、その旗を振るマスコミにも呆れる』
『●ISD条項はどうなった?…TPP問題、
自民党の「悪辣」ぶりは、今に始まったことではない』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016040890135933.html】
内部文書「黒塗り」の中… TPP内幕本の出版未定に
2016年4月8日 13時59分
(衆院TPP特別委で質問者のいない委員席に向かって
答弁する石原経済再生相。右端は西川委員長
=8日、国会で(小平哲章撮影))
環太平洋連携協定(TPP)に関する衆院特別委員会の西川公也委員長(自民)が近く出版する予定だった本のインターネット予約受け付けページが、通販大手「アマゾン」から削除された。民進党の緒方林太郎氏が8日午前の特別委で指摘した。政府がTPP交渉の経過は明かせないとして、ほぼすべてを黒塗りにした内部文書を特別委に示したのに対し、民進党は7日の審議で「西川氏の著書はTPP交渉の内幕に触れ、守秘義務違反ではないのか」と追及していた。 (清水俊介)
緒方氏が八日朝、西川氏の著書「TPPの真実」をアマゾンで確認したところページが表示されなかった。この後の審議で「政権の隠蔽(いんぺい)体質の一環だ」と批判した。
西川氏は「特別委はTPP承認案と関連法案を審議する場で、委員長は答える立場にない」と説明を拒んだ。関与を問われた安倍晋三首相は「出版の事実について、まったく認識していない」と述べた。
緒方氏は、西川氏の著書のコピーとされる文書を示しながら、関係省庁の職員らが執筆に協力したかどうかをただした。TPP担当の石原伸晃経済再生担当相は「(緒方氏が持っている)紙の束が何なのか確認できないのでコメントできない」と繰り返した。
民進党は、石原氏の答弁が不十分なのに審議を進めようとする西川氏の議事進行に問題があるとして、委員会室を退席。特別委は同日午前、休憩に入った。野党筆頭理事の近藤洋介氏(民進)は「委員長にも説明する義務がある」と記者団に述べた。
◆西川委員長著書 通販予約画面消える
衆院TPP特別委員会の西川公也委員長の著書を出版する予定の中央公論新社は本紙の取材に対し、著書は五月六日に発売予定だったが、特別委で取り上げられた四月七日の段階で、出版日が未定になったと明らかにした。担当者は理由について「編集作業が進行中のため」と話した。
アマゾンからページがなくなったのは「出版日が未定だと掲載できないというアマゾンのシステムが原因だ」と説明した。八日午前の段階で、著書の予約を受け付けているサイトもあるが、中央公論新社はこれらも今後、掲載を見合わせるだろうとしている。
民進党が入手した著書のコピーとされる文書には、TPP交渉の経緯が記されている。米政府が二〇一四年四月のオバマ大統領の訪日を前に「従来の原則論から譲歩すると水面下で打診してきた」と紹介。西川氏が自民党TPP対策委員長として、農水省に交渉戦術を指示する場面も描かれている。 (生島章弘)
(東京新聞)
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179030】
交渉過程が赤裸々に…西川元農相「TPP暴露本」衝撃の中身
2016年4月8日
(質問する民進党の玉木議員(左)と西川TPP特別委員長/(C)日刊ゲンダイ)
衆院特別委で7日、TPP(環太平洋経済連携協定)の承認案と国内対策を盛り込んだ関連法案の実質審議が始まった。野党側は再三、交渉経緯の記録開示を求めたものの、政府側は守秘義務を盾に説明を拒否。案の定、議論は全くかみ合わなかった。
そんな中でガ然、一冊の存在が注目を集めている。自民党TPP対策委員長を務めた西川公也現TPP特別委員長が出版を予定しているとされる「TPPの真実」という本だ。政府がヒタ隠しにする交渉経過の中身が洗いざらい“暴露”されているのだから、大問題だ。
「国益にかなう交渉をしたのか。過程も吟味しないと判断できない」――。民進党の玉木雄一郎議員がこう怒りをあらわにしたのも当然だ。
中身を審議しようにも、交渉について公開されたA4判の45ページにわたるペーパーはすべて黒塗り。交渉役を務めた甘利明前経済再生担当相は、UR(都市再生機構)をめぐる“口利き裏金疑惑”で国会を欠席中で、事務を統括した鶴岡公二首席交渉官も7日付で駐英国大使に“トンズラ”だ。
つまり、TPPの交渉経緯や、やりとりを熟知しているマトモな政府答弁者が誰もいない。これじゃあ、いくら審議時間を費やしても無駄だ。そこで野党が目を付けたのが、西川議員の暴露本だ。
■各国との水面下交渉が赤裸々
「28章、約460ページに及ぶ大作で、西川議員がTPP対策委員長
として携わった各国との交渉経緯が詳しく書かれている。日本側と
各国の要人が接触した日付や関わった人が実名で登場。鶴岡氏を
はじめ、交渉窓口となった省庁担当者が『政府対策本部人物』として
顔写真入りの実名で紹介されているらしい。米国のフロマン氏と
西川議員の面談も詳述されているほか、ニュージーランドとの
乳製品輸入をめぐる交渉の生々しいやりとりもあるようで、
“西川リークス”と呼ばれています」(永田町関係者)
国会や野党に対して黒塗り資料で情報をヒタ隠しにする一方で、与党のTPP特別委員長が市販本で洗いざらい記す――なんてデタラメ過ぎる。特別委で出版予定などをただした玉木議員に対し、西川議員は「答弁する立場にない」なんてトボケていたが、見逃せないのは、西川議員が本の中で日本政府の“本音”や各国との“水面下交渉”まで暴露しているとみられることだ。
「3章の中で、西川議員は『交渉の成否は農林水産関係の譲歩に
かかっていた』とハッキリ書いているようです。政府・与党が交渉前に
強調していた『守るべきものは守る』なんて大嘘だったわけで、実際、
9章の見出しも『聖域見直しバリ会合』。14章の『オバマ来日と
日米実質合意』では、『14年4月のオバマ大統領来日の
1カ月程度前からアメリカは従来の原則論から譲歩すると水面下で
打診してきていた』と明かしているらしい」(前出の関係者)
“西川リークス”ではこのほか、TPPを取材する大マスコミの記者がウイスキーを買ってきて、西川議員らと酒宴を開くことが「恒例化していた」と書いているらしい。何のことはない。政府も与党も大マスコミもグルとなってTPPを推し進めていたのだ。
出版予定の中央公論新社に問い合わせると、出版計画を認めた上で、「現在、編集作業の進行中ですので、それ以上、当社からコメントすることはありません」(編集総務部)と回答した。
同社は8日、編集作業の遅れで出版日が未定となったことを明らかにしたが、“西川リークス”が安倍政権を吹っ飛ばす日も近いのではないか。
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ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領に関する東京新聞の二つの記事、近藤晶記者による【「軍事費の無駄を貧困や環境に」 「世界一貧しい」前大統領・ムヒカ氏】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016040702000146.html)と、
【「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016040802000130.html)と、
コラム『筆洗』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016040802000131.html)。
最後に、豊田洋一記者による同紙のコラム『【私説・論説室から】総・総分離のススメ』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016040602000210.html)。
『●アベ様や吸「血税」氏の「品性」の無さ:
政治資金や税金で夜な夜な何をやっているのか?』
「それにしても、アベ様らは「政治資金」で夜な夜な一体何を
しているのでしょうね? 政党助成金を二重取りし、
ガソリン代までチョロマカシテいる訳です。ダーク過ぎます」
「一方、吸「血税」氏。贅沢三昧は、石原慎太郎元「ト」知事とそっくり。
アベ様やその取り巻き同様、「品性」の無さがアリアリだ。
ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領の爪の垢でも煎じて飲むべき」
ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領は、《日本政府が憲法解釈を変更し、他国を武力で守ることを可能にした安全保障関連法を制定したことについて「日本が先走って大きな過ちを犯していると思う」と批判》、《私たちには戦争を終わらせる義務がある。それは世界の若者が完成させなければならない大義であり、可能なことだ》。
涙が出ました…《日本に来て広島を訪れないのは日本国民の皆さんに対して敬意に欠けるのではないか》…とまで言う、貴重な「先輩」「真の友人」の助言には、耳を傾けるべき。
「積極的平和主義」の名の下、「自らは安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン。自公お維大地を支持し、彼/彼女らに投票するということは、「戦争できる国」への道の舗装をせっせと進めていることと同じ。人の「親」として「子」に「人殺し」へ行かせたいのでしょうか?、そうであるならば、ブログ主には理解不能です。
『●アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
ある平和学者の原義を跡形も無く破壊』
「真の平和主義学者とアベ様という積極的戦争主義者。
アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
「ノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥング博士」の原義を
跡形も無く破壊している。博士が夢見てやまないこと、それらを
叶えることなく壊憲していいのか? 原義を知ったうえで、
アベ様がコピー(?)したとするならば、相当に悪質な改悪」
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●自公お維大地を支持=「自らは安全地帯にいて
ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン』
また、《「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演…講演のテーマは「日本人は本当に幸せですか」。最も重要なのは「より良く生きること」とし、そのためには「過剰な消費生活を見直し、市場にすべてを任せない節度が求められる」》とも。
《もっとも、ご本人は「私は貧しいとは思っていない」と言っている▼ムヒカさんによれば、貧しい人とは、ぜいたくな暮らしを際限なく求め、欲の奴隷となって働き続ける人…▼五年前の春、大震災と原発事故の不安の中で多くの人が「足るを知る」ことの大切さを感じたはずだ》。
アベ様らは「貧しい人」、心貧しき政治家でしょう。「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、欲の奴隷となって」政を行い、「人殺し」へと人々を誘(いざな)っているわけですから。自公お維大地の彼/彼女らに投票するということは、それを支持しているということです。
いま、《社会を良くするため若者は戦》わなければいけません。来る参院選で、「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻す必要があります。「闘」いましょう。武闘でなくとも、「人殺し」のための武器はなくとも、「戦え」・「闘え」ます。50%の「眠り猫」になってはいけない。
『●反骨の報道写真家・福島菊次郎さん亡くなる:
『証言と遺言』の最後に赤々と押印、「闘え」「菊」と』
「《問題自体が法を犯したものであれば、報道カメラマンは法を
犯しても構わない》……すごく重い、福島さんの言葉。
いま、報道機関・ジャーナリストは「闘って」いるだろうか?」
『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う』
《…だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、
その文化生活をこそ問い直さねばならぬと。/じゃあチョンマゲ時代に
帰れというのか、と反論が出る。必ず出る短絡的反論である。
…今ある電力で成り立つような文化生活をこそ考えようというのである。
…/…ただひたすらに物、物、物の生産に驀進して行き着く果てを、
私は鋭くおびえているのだ。/「一体、物をそげえ造っちから、
どげえすんのか」という素朴な疑問は、…開発を拒否する風成で、志布志で、
佐賀関で漁民や住民の発する声なのだ。…/…都会思考の
キャッチフレーズで喧伝されるのなら、それとは逆方向の、
むしろふるさとへの回帰、村の暗がりをもなつかしい
とする反開発志向の奥底には、〈暗闇の思想〉があらねばなるまい》
『●なぜ命を軽々しく賭して、「たかが電気」のために
核発電する必要があるのか? 次も神様・仏様は居るか?』
『●歴史的役割踏まえた原発に頼らない国へ:
「人の命と安全は経済性に優先する」=「人格権の尊重・倫理」』
『●「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙を:
戦前を忘れて壊憲し、東電人災を忘れて核発電所再暴走』
最後に、《首相として国民の負託に応える道を選ぶなら、憲法改正など口にせず、現行憲法に忠実に従って職務に専念すべき》。
そうです。あのトンデモ「壊憲」草案を進めたいのなら、《大臣として憲法擁護の義務を負う》ことが出来ないのならば、自民党総裁にのみ留まり、自由気まま(?)にあのトンデモ「壊憲」草案を語ればいいのです。市民の皆様を説得すればいいのです。いますぐ、アベ様は《憲法擁護の義務を負う》首相=総理をさっさと辞めとくれ!
『●あのトンデモ「壊憲」草案が現実のものに…悲劇か喜劇か?
アベ様信者の皆さんに「届く言葉はあるか?」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016040702000146.html】
「軍事費の無駄を貧困や環境に」 「世界一貧しい」前大統領・ムヒカ氏
2016年4月7日 朝刊
◆安保法「大きな過ち」
「世界で一番貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が初来日した。ムヒカ氏は六日、東京都内で一部メディアの取材に応じ、日本政府が憲法解釈を変更し、他国を武力で守ることを可能にした安全保障関連法を制定したことについて「日本が先走って大きな過ちを犯していると思う」と批判した。
ムヒカ氏は先立つ記者会見でも「いまだに人類は先史時代を生きている。戦争を放棄する時が来たら、初めてそこから脱却できる」と指摘。「私たちには戦争を終わらせる義務がある。それは世界の若者が完成させなければならない大義であり、可能なことだ」と訴えた。
ムヒカ氏は、世界で使われている膨大な軍事費について「軍備の拡張は世界的に大きな問題であり、経済的な観点からも非常に深刻なことだ」と憂慮。「軍事費で無駄遣いされているお金を貧困や環境問題の解決に使うべきだ」と述べた。
また五十四年ぶりに国交を回復した米国とキューバによる交渉の裏で、オバマ米大統領のメッセージをキューバのラウル・カストロ国家評議会議長に託したエピソードを明かし、「私たちは平和に導くような解決策を模索しなければならない」と和解の大切さを訴えた。
来日に際し、被爆地・広島を訪れることを自ら決めたというムヒカ氏は「広島には世界で起きた最も大きな悲劇の記録がある。人類がいかに残虐なことをできるのかが見えてくると思う。日本に来て広島を訪れないのは日本国民の皆さんに対して敬意に欠けるのではないか」と述べた。
◆幸せ追求 日本で絵本に
ムヒカ前大統領が「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれるようになったきっかけは、大統領在任中の二〇一二年にブラジルで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」で行った演説だ。
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に多くを必要とし、もっともっとと欲しがることです」「乗り越えなければならないのは私たちの文明のモデルであり、見直すべきは私たちの生き方なのです」。ムヒカ氏は居並ぶ各国首脳を前に、大量消費社会やグローバリズムを批判し、世界の注目を集めた。演説は、日本でも子ども向けの絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)にまとめられた。
「質素な生活は自分のやりたいことをする時間が増える。それが自由だ」。六日、報道陣の前に姿を見せたムヒカ氏は青いシャツにデニム、こげ茶色のブルゾン姿。ノーネクタイは大統領任期中も含め貫徹している。公邸には住まず、報酬の九割を慈善団体に寄付。現在も首都郊外の自宅で畑を耕しながら上院議員の妻と二人で暮らす。
戦争やテロ、貧困や格差、気候変動や環境汚染などに関して、説くように持論を語ったムヒカ氏。「もはや一国で解決できる問題ではない。世界的な政治的決断が求められているにもかかわらず、私たちはそれを下せずにいる」
何かを追い求め続けることに束縛され、本当の幸せとは何かを見失ってはいないか。ムヒカ氏は問い掛ける。「世界は多くの富を抱え、技術も進歩した。しかし、資本主義は盲目で、だれもそれをとめることはできない。それが資本主義の『美しき悲劇』だ。私たちは幸せに生きているのだろうか」 (近藤晶)
<ホセ・ムヒカ氏> 1935年、ウルグアイの首都モンテビデオ郊外の貧しい家庭に生まれた。10代から政治活動を始め、60年代初期に当時の独裁政権に対抗するゲリラ組織に参加。投獄は4回、72年の最後の投獄は約13年間に及んだ。94年に下院議員に選出。農牧・水産相を経て、2010年に大統領に就任。13、14年にノーベル平和賞にノミネートされた。15年、任期満了で大統領を退任した。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016040802000130.html】
「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演
2016年4月8日 朝刊
(学生らを前に講演するムヒカ前ウルグアイ大統領
=7日、東京都府中市の東京外大で)
来日中の「世界で一番貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が七日、東京外国語大学(東京都府中市)で講演し、約三百人の学生と交流した。
講演のテーマは「日本人は本当に幸せですか」。最も重要なのは「より良く生きること」とし、そのためには「過剰な消費生活を見直し、市場にすべてを任せない節度が求められる」と説いた。
日本の若者の投票率の低さを例に「民主主義には限界があるが、社会を良くするために君たち若者は戦わなければならない」と語った。最後に「貧困は、過剰に物を求めることから生じる。私は貧乏なのではなく、質素が好きなだけ」と持論を展開。「エゴイズムにブレーキをかけ、世界の人々と共に助け合おう」と呼び掛けた。
講演後、学生から「全世界を幸せにすることは可能か」「どんな学生時代を送るべきか」などの質問があった。ムヒカ氏が「世界変革は難しいが、自分を幸せにし、他の人も幸せにする。勇気を持ってそれを続けてほしい」と答えると、大きな拍手が送られた。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016040802000131.html】
【コラム】
筆洗
2016年4月8日
「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれたのは、南米ウルグアイの大統領を昨春まで務めたホセ・ムヒカさん(80)だ。もっとも、ご本人は「私は貧しいとは思っていない」と言っている▼ムヒカさんによれば、貧しい人とは、ぜいたくな暮らしを際限なく求め、欲の奴隷となって働き続ける人。逆に「質素でつましい生活をすれば、自分のしたいことをする時間が増える。それが自由だ」と話す▼自由。この人が語るこの言葉には特別な重みがある。彼は反政府勢力の幹部として捕らえられ、十数年間も獄中で過ごした。地面に穴を掘った独房に入れられ、一年余も体を洗えなかったこともあるという▼それは狂気と闘う日々だったという。ムヒカさんは口に石を含み、叫び出す衝動を抑えた。穴に入り込んでくるカエルやネズミとパンくずを分け合い、彼らを友とすることで孤独を癒やした▼そんな極限の生活を体験したからこそ、地球の資源を食い尽くすような大量生産・大量消費の虚構が見えたのだろう。初来日したムヒカさんは「私たちは多くの富を抱え、技術も進歩した時代に生きている。しかし私たちは幸せに生きているのか」と語り掛けた▼五年前の春、大震災と原発事故の不安の中で多くの人が「足るを知る」ことの大切さを感じたはずだ。それを忘れてはいまいかと、ムヒカさんは問い掛けているようにもみえる。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016040602000210.html】
【私説・論説室から】
総・総分離のススメ
2016年4月6日
国会審議で、腑(ふ)に落ちないことがある。憲法改正をめぐる安倍晋三首相の答弁だ。
自民党にとって現行憲法の自主的改正は結党以来の党是だ。すでに二次にわたり改正草案もまとめている。安倍氏が党総裁である以上、改正を目指すのは当然だろう。
国会でも「現行憲法の基本的考え方を維持することを前提に、必要な改正は行うべきだと考えている」と、堂々と答弁している。
しかし、安倍氏は首相でもあり、大臣として憲法擁護の義務を負う。にもかかわらず、首相の立場でなぜ、擁護義務とは相いれない改正論を展開できるのか。擁護義務を定めた憲法に反すると厳しく批判されて当然だ。
この際、首相=総理と、党総裁とを分けたらどうだろうか。「総・総分離」である。
安倍氏が改正に専念したいなら、首相を辞めて党総裁として陣頭指揮を執ればいい。国会議員にも大臣同様、憲法擁護の義務はあるが、改正の発議権は国会にあるので、首相でない方が自由に発言できるのではないか。
首相として国民の負託に応える道を選ぶなら、憲法改正など口にせず、現行憲法に忠実に従って職務に専念すべきだろう。改正の仕事は別の党総裁に委ねればいい。
総・総分離は自民党内でたびたび浮上する政治の知恵だ。「憲政の常道」に反するとの批判はあろうが、首相が憲法擁護義務を蔑(ないがし)ろにするよりはましである。 (豊田洋一)
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nikkan-gendaiの二つの記事【これこそ不可解…安倍首相のガソリン代は「地球13周分」】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178752)、
【世界一貧しい大統領来日で 「舛添知事も見習え」の大合唱】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178753)。
《待機児童問題で一躍脚光を浴びた民進党の山尾志桜里衆院議員(41)に突然降りかかった「高額すぎるガソリン代」問題。山尾議員の政党支部が2012年の政治資金収支報告書で「ガソリン代」として支出した230万円が、“地球5周分”に値すると週刊新潮が報道し、「不自然」「裏金では」と一部メディアに叩かれている。ところが、本紙が調べたところ、首相を筆頭に安倍内閣の閣僚こそ、もっと“不自然に”ガソリンを給油していた実態が明らかになった》
同じことは、『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の記事【安倍応援団が民進党・山尾志桜里の「地球5周分」ガソリン代を追及も、安倍首相はその倍以上「地球12周分」を計上!】(http://lite-ra.com/2016/04/post-2127.html)にも出ています…《この「週刊新潮」記事を受けて、産経新聞や夕刊フジが大々的に山尾政調会長追及を開始。とくに、民主党愛知県第7区総支部の230万円ガソリン代計上については、「なんと地球5周分」「驚愕のガソリン代」と激しい調子で責め立てている》、《しかも、産経が大々的に追及している「高額ガソリン代計上」については、山尾議員なんかよりももっとすごい金額を計上している政治家がいる、それは、他でもない安倍晋三首相だ》。
『週刊新潮』や『産経新聞』っていうところが、まず、なんだかな~という感じ。ぜひ、アベ様やその取り巻きも《激しい調子で責め立て》て欲しいものです。ブログ主は、『週刊文春』も、どうも好きになれません…。
それにしても、アベ様らは「政治資金」で夜な夜な一体何をしているのでしょうね? 政党助成金を二重取りし、ガソリン代までチョロマカシテいる訳です。ダーク過ぎます。
『●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は「政治資金」で
夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??』
《安倍首相の資金管理団体「晋和会」の10~12年分の収支報告書を
みると、「行事費」という名目で多額の飲食代を計上。その規模は
3年間で3000万円近い》
《安倍首相をはるかにしのぐのが、麻生大臣のデタラメ支出だ。
資金管理団体「素淮会」の10~12年分の収支報告書によると、
「交際費」名目で消えた飲食代は12年分だけで3000万円を突破。
3年間の総額はナント、1億円近くに上る》
《気になるのは、居並ぶ高級店に交じって「オフィス雀部」という
六本木の有限会社への支出を3年間で計22回、
総額1805万5000円も計上していることだ。
「六本木の会員制サロンを経営する会社で、麻生大臣はその店の
“太い客”。経営者の女性は麻生大臣と過去に愛人関係に
あったことを認めた、と6年前に週刊誌で書かれたこともある。
ちなみに安倍首相も店の常連です」(自民党関係者)》
『●政治献金という名の「賄賂」:
アベ様達は原発産業と「ズブズブ」の関係』
『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます』
「《安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会」や
ファシスト団体「日本会議」と密接な関係にあることは周知の
通り……もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係が
あります。先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された
九州最大のヤクザ「工藤会」と密接な関係》……。
「とある暴力集団」との関係でさえウンザリなのに、「闇社会」との
関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます。
ますます国際社会の印象が悪くなる一方です」
『●闇勢力問題だけでなく、アベ様はオカネ(マネー)にもダークだっという話』
『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの?
「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??』
『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」』
『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』・・・
コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?』
『●素晴らしき道徳観:ドリルだろうが、
パンツ&ストーカーだろうが、「言論弾圧」だろうが、何でも許す!?』
《「世界で最も貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が5日、初来日。ムヒカ氏は昨年退任するまで5年間、大統領公邸に住まず、給与の9割を貧しい人々のために寄付し、月額1000ドル(約12万円)ほどで生活した。80年代から今に至るまで、首都郊外の農場で質素な暮らしを続けている。…問われるのは品性であって、見えを張ったお金の使い方ではない》。
一方、吸「血税」氏。贅沢三昧は、石原慎太郎元「ト」知事一族がやったこととそっくり。アベ様やその取り巻き同様、「品性」の無さがアリアリだ。ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領の爪の垢でも煎じて飲むべき。
『●「吸「血税」」・・・
舛添新東京都知事の都政、その崩壊は案外早目かも?』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178752】
これこそ不可解…安倍首相のガソリン代は「地球13周分」
2016年4月6日
(選挙がないのに毎年巨額ガソリン代(C)日刊ゲンダイ)
待機児童問題で一躍脚光を浴びた民進党の山尾志桜里衆院議員(41)に突然降りかかった「高額すぎるガソリン代」問題。山尾議員の政党支部が2012年の政治資金収支報告書で「ガソリン代」として支出した230万円が、“地球5周分”に値すると週刊新潮が報道し、「不自然」「裏金では」と一部メディアに叩かれている。ところが、本紙が調べたところ、首相を筆頭に安倍内閣の閣僚こそ、もっと“不自然に”ガソリンを給油していた実態が明らかになった。
■毎年500万円を巨額計上
「選挙がある年は、秘書や職員の移動が頻繁になる。複数の車を使い、ガソリン代が数百万円になることはそう珍しいケースではない」――こう話すのは、野党のベテラン国会議員だ。週刊新潮の報道によると、山尾議員の政党支部が12年に「ガソリン代」として支出した金額が約230万円なのに対し、13、14年分は80万円台にとどまる。12年の衆院選の際に特別に費用がかさんだとみるのが自然だ。
ところが、安倍内閣の閣僚は選挙の有無などお構いなし。毎年毎年、不自然過ぎるほどにジャブジャブとガソリン代を計上しまくっているのだ。
安倍首相が代表を務める「自民党山口県第4選挙区支部」の収支報告書(11~14年分)に記載された「ガソリン代」をチェックすると、11年分は591万7362円だった。山尾議員の政党支部の支出の2.5倍超に当たり、単純計算でナント、地球13周分に相当。距離にして約54万キロに及ぶ。衆院選があった12年分は573万2858円で、やはり約13周も地球をグルリと回れる計算になるのだ。13年は554万6613円、14年も499万6215円とガソリンを湯水のごとく使っていたことが分かる。
総理大臣の事務所となれば大勢のスタッフと何台もの車を抱えているのかもしれないと、14年の収支報告書を精査すると、11月26日に「自動車保険」代金として10万6340円支出していることが分かる。
「自損、他損事故にかかわらず広く補償が利く自動車保険は、
高級車になるほど保険料が高くなる。一般的には1台当たり
5万円程度だが、政治家が所有する車なら1台当たり10万円程度が
妥当でしょう」(自動車保険に詳しい中古車販売業者)
仮にたった1台の車なら、1年間に54万キロも走行できるとは到底思えない。安倍首相のガソリン代はどう見ても不可解である。
■馳文科相も、菅官房長官も…
ガソリン代が“高額過ぎる”閣僚は、他にもいる。
馳文科相が代表を務める政党支部も、11~14年に毎年200万~300万円もガソリン代を支出している。さらに怪しいのは菅官房長官。14年分こそ約79万円だが、11~13年は毎年約200万円だ。安倍首相の選挙区の面積が約1000平方キロで、馳大臣が470平方キロなのに対し、菅官房長官の選挙区はわずか40平方キロ。そんなに狭い選挙区内でセコセコと動き回ることが可能なのか。疑惑は膨らむばかりだ。
政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大教授はこう言う。
「安倍首相と菅官房長官、馳大臣は、山尾議員のケースとは違って、
選挙がないにもかかわらず、毎年高額なガソリン代を計上しています。
特に安倍首相は山尾議員の2倍以上の金額です。“使途不明金”の
疑惑は山尾議員以上に深いと言わざるを得ません。最低でも自らの
政党支部が支出したガソリン代の中身について、明確に説明する責任が
あります」
日刊ゲンダイ本紙の問いに、安倍、菅、馳各事務所は一様に「政治資金規正法にのっとり適正に処理している」と返答した。メディアも若手野党議員を攻める前に最高権力者を追及すべきじゃないか。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178753】
世界一貧しい大統領来日で 「舛添知事も見習え」の大合唱
2016年4月5日
(恥ずかしすぎる品性(C)日刊ゲンダイ)
「世界で最も貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が5日、初来日した。
ムヒカ氏は昨年退任するまで5年間、大統領公邸に住まず、給与の9割を貧しい人々のために寄付し、月額1000ドル(約12万円)ほどで生活した。80年代から今に至るまで、首都郊外の農場で質素な暮らしを続けている。
ムヒカ氏を一躍、世界的な有名人にしたのは、2012年にブラジルの国連会議で行った演説だ。市場経済による消費増大社会を痛烈に批判し、「より便利で、より豊かで、私たちは幸せになったのでしょうか」などと問いかけた“伝説のスピーチ”は、ネットを通じて世界中に拡散した。
日本でも14年に「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)という絵本になり、きのう現在で累計19万3000部のベストセラーに。そんなムヒカ氏が出版社の招きで初来日するこのタイミングで、「おまえも見習え」などとネット上で猛バッシングされている男がいる。血税5000万円の“海外豪遊出張”で非難ゴウゴウの舛添要一都知事(67)だ。
舛添知事は昨年10月27日から7日間の日程で、パリとロンドンへ出張。総勢20人の“大名旅行”で、舛添知事はファーストクラスを利用し、最高級ホテルのスイートルームに宿泊した。と思ったら、今度は12日から5泊7日の日程で米ニューヨークとワシントンへ“花見外遊”に出かける。
1日の会見で、香港の記者から「ロンドンとパリの出張に対する批判が完全に消えたわけではないが」などと突っ込まれた舛添知事は、言うに事欠いて「香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。恥ずかしいでしょう」などと強弁してみせた。ネット住民じゃなくても「おまえの方が恥ずかしい」とため息をつきたくなる。
歴史作家の加来耕三氏がこう言う。
「幕末から明治にかけて海外留学した日本人は、国を背負っている
という矜持を持って海を渡ったわけです。そして彼らは堂々として
気品があり、知性的だと評価された。問われるのは品性であって、
見えを張ったお金の使い方ではない。そもそも江戸の町、
つまり東京をつくった徳川家康は質素倹約を命がけで説いている。
上に立つ者がぜいたくをすれば人心が乱れ、太平の世が
乱れると真剣に考えていたからです。その東京を代表する人間が
恥ずかしさの意味をはき違え、ぜいたく旅行をしているようでは、
家康も泣いていると思いますよ」
清貧のかけらもない舛添知事はムヒカ氏の爪の垢でも煎じて飲むべし、だ。
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東京新聞の社説【川内原発抗告審 福島の教えはどこへ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016040702000164.html)と、
コラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016040702000161.html)。
《司法がまた揺れている。福岡高裁は、巨大噴火のリスク評価や事故時の避難計画に問題があったとしても、九州電力 川内原発の稼働には合理性があるという。3・11の教訓無視だ。納得できようか》。
《判断基準が、社会通念だというのだ▼どんな災害が起きても、絶対に原発事故が起こらぬようにするなど無理なこと。ゆえに、どれほどの危険性なら容認するかは「社会通念を基準にするほかはない」と裁判長は指摘》。
『●鹿児島地裁に川内原発再稼働差し止めを却下されてしまった・・・
判決に東京新聞も毎日新聞もダメ出し』
『●「怒」、九州電力川内原発再稼働というパンドラの箱:
国破れて、山河も無し・・・となってもいいのか?』
『●九州電力川内核発電所、「住民の命に関わる重大事」を
「審査さえパスすれば、約束をほごにしてもいい」?』
『●大変に残念…福岡高裁宮崎支部の西川知一郎裁判長、
「川内原発停止認めず、住民抗告退ける」』
前田郁勝(鹿児島地裁)・西川知一郎(福岡高裁宮崎支部)や九電は「「地元」市民の「命」より「経済性、経済神話」」を優先、「安全より効率、命より経済」を優先。
前田郁勝・西川知一郎両裁判長の悍ましき「社会通念」=「「地元」市民の「命」より「経済性、経済神話」」を優先、「安全より効率、命より経済」を優先…をお持ちです。それは「合理性」があると狂信しているのです。マイリマシタ。アベ様や自公議員、そしてその支持者、田中俊一委員長をはじめとした原子力「ムラ寄生」委員会、九電や関電、四電などの電力会社、(市民を「恫喝」「脅迫」して恥じない関電社長)八木誠会長をはじめとした電事連等々に共通した、「不合理」、かつ、オゾましき「社会通念」と言わざるを得ません。
『●①福井地裁「高浜仮処分」取消の背景《政府の意向》に従う
《各裁判所の人事権を握る最高裁の意向が反映》』
『●②福井地裁「高浜仮処分」取消の背景…《政府の意向》に従う
《各裁判所の人事権を握る最高裁の意向が反映》』
『●画期的! 福井地裁樋口英明裁判長、
高浜3、4号機再稼働差止仮処分決定・・・「直ちに効果が発生」!!』
『●高浜原発「差し止め」、国民を守る司法判断:
寄生委の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」』
『●核発電信者・値上げ脅迫の関電「再稼働差し止めの
仮処分決定」執行停止申し立て・・・福井地裁が却下』
『●大津地裁山本善彦裁判長、
高浜原発3、4号機の運転を差し止める仮処分決定!』
『●金沢地裁・井戸謙一元裁判長「「原子炉を運転してはならない」。
自ら発した声に法廷はどよめいていた」』
『●「効率より安全、経済より命」: 井戸謙一元裁判長、
樋口英明・山本善彦裁判長の声は班目春樹氏には…?』
『●歴史的役割踏まえた原発に頼らない国へ:
「人の命と安全は経済性に優先する」=「人格権の尊重・倫理」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016040702000164.html】
【社説】
川内原発抗告審 福島の教えはどこへ
2016年4月7日
司法がまた揺れている。福岡高裁は、巨大噴火のリスク評価や事故時の避難計画に問題があったとしても、九州電力川内原発の稼働には合理性があるという。3・11の教訓無視だ。納得できようか。
争点は大きく三つ。
基準地震動(最大の揺れ)の想定が妥当かどうか。火山による危険性はあるか。そして、事故に備えた避難計画は有効か。
福岡高裁宮崎支部は、これらを踏まえた原子力規制委の審査について「極めて高度の合理性を有する」「九電は説明を尽くした」として、川内原発の停止を求める住民側の訴えを退けた。
新基準に疑問を投げかけ、高浜原発の停止を認めた先月の大津地裁などとは正反対の判断だ。
原審同様、九電側の主張をほぼ受け入れたとも言えるだろう。
川内原発は、桜島周辺の姶良(あいら)カルデラ(陥没)などに囲まれた、巨大噴火のなごりをとどめる“火山銀座”の内側にある。
火山の影響について裁判長は、巨大噴火の予測を前提とする規制委のリスク評価を「不合理」と指摘した。
ところが、原発の運転期間中に破局的噴火が起きる根拠がないとして、川内原発の立地が客観的に見て不合理だとも言えない、と断じている。巨大火山と共生する住民の不安には、まったくこたえていないと言っていい。
専門家から「机上の空論」との批判が強い避難計画についても「問題点を指摘できるとしても、人格権を違法に侵害する恐れがあるとは言えない」という結論だ。
不合理な火山の評価、問題があるやも知れぬ避難計画、住民の安全安心に照らして見れば、どこに、どのような「合理性」が存在すると言うのだろうか。
福島の被災者は、どのように受け止めているのだろう。
想定外のことは起きる。核の制御は本当にできるのか-。
3・11がのこした大きな教訓だ。その教訓の上に立ち、司法の中にもようやく「原発の安全性については、原則、専門家の指針に基づく行政の判断に委ねる」(一九九二年、伊方原発訴訟)という古い最高裁判断よりも、住民の生命と安全を守るという視点から、自らの判断を明らかにするようになったはずではなかったか。
このような安全軽視の「不合理」は、規制委や規制基準への信用を、なおさらおとしめるだけではないのだろうか。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016040702000161.html】
【コラム】
筆洗
2016年4月7日
大学入試でも記述式の問題がますます重視されるようだが、こんな問題が出されたら、どう答えるか。「原発をめぐる、わが国の現在の社会通念を簡潔に述べよ」▼これは難問だ。社会通念とは「社会一般に支持されている常識や見解」だが、昨秋の全国世論調査では原発再稼働に反対する人が58%で、賛成が37%。だから「現在は原発をめぐって世論が二分し、社会通念と呼べるようなものはない」と答えるしかないのかもしれない▼だが福岡高裁宮崎支部の裁判長によると、原発をめぐる確たる社会通念はあるらしい。きのう、この裁判長は川内(せんだい)原発を止めてほしいと言う住民の求めを退けた。その判断基準が、社会通念だというのだ▼どんな災害が起きても、絶対に原発事故が起こらぬようにするなど無理なこと。ゆえに、どれほどの危険性なら容認するかは「社会通念を基準にするほかはない」と裁判長は指摘する▼そして、専門家も想定しきれぬ災害の危険性には目をつぶるしかないという「社会通念」があると言っているのだが、五年前の原発事故は、まさにそうした社会通念の危うさを如実に示したのではないか▼昨秋の世論調査では、再稼働した原発で事故が起きた場合、計画通りに住民は避難できぬと考える人が74%にも上った。原発事故が起きたら、逃げるに逃げられぬという「社会通念」は取るに足らぬのか。
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東京新聞の記事【川内原発停止認めず 福岡高裁支部、住民抗告退ける】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016040602000261.html)。
《「原発の新規制基準は不合理とは言えない」として住民側の抗告を棄却し、昨年四月の鹿児島地裁決定に続いて申し立てを退けた。住民側は最高裁の判断を仰ぐため、許可抗告や特別抗告を検討…西川知一郎裁判長》。
『●あの原子力「寄生」委員会にさえ「計画が現実的ではない」
「見通しが甘い」と“ダメ出し”再稼働計画?』
《まさか…(川内原発)/(C)日刊ゲンダイ》
《絶望的な判断が下された。九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県
薩摩川内市)は安全性が不十分だとして、住民らが再稼働差し止めを
求めた仮処分申請で、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)は22日午前、
「原発の新規制基準は不合理とまでは言えない」と判断した。
住民側は不服として高裁に抗告する方針を示している》
『●鹿児島地裁に川内原発再稼働差し止めを却下されてしまった・・・
判決に東京新聞も毎日新聞もダメ出し』
『●「怒」、九州電力川内原発再稼働というパンドラの箱:
国破れて、山河も無し・・・となってもいいのか?』
『●九州電力川内核発電所、「住民の命に関わる重大事」を
「審査さえパスすれば、約束をほごにしてもいい」?』
やっぱりね…。期待はせず、また、予想はしていましたが、福岡高裁宮崎支部の西川知一郎裁判長は「川内原発停止認めず、住民抗告退け」ました。とても残念。
裁判長の名前は記憶に留めておきたい。「川内核発電所再稼働差し止め訴訟を却下した鹿児島地裁の前田郁勝(いくまさ)裁判長」、そして、福岡高裁宮崎支部の西川知一郎裁判長。
『●画期的! 福井地裁樋口英明裁判長、
高浜3、4号機再稼働差止仮処分決定・・・「直ちに効果が発生」!!』
『●高浜原発「差し止め」、国民を守る司法判断:
寄生委の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」』
『●核発電信者・値上げ脅迫の関電「再稼働差し止めの
仮処分決定」執行停止申し立て・・・福井地裁が却下』
『●大津地裁山本善彦裁判長、
高浜原発3、4号機の運転を差し止める仮処分決定!』
『●金沢地裁・井戸謙一元裁判長「「原子炉を運転してはならない」。
自ら発した声に法廷はどよめいていた」』
『●「効率より安全、経済より命」: 井戸謙一元裁判長、
樋口英明・山本善彦裁判長の声は班目春樹氏には…?』
『●歴史的役割踏まえた原発に頼らない国へ:
「人の命と安全は経済性に優先する」=「人格権の尊重・倫理」』
極簡単に言えば、前田・西川両裁判長や九電は「「地元」市民の「命」より「経済性、経済神話」」を優先、「安全より効率、命より経済」を優先…アタマオカシイノデハ?」、ということです。
『●①福井地裁「高浜仮処分」取消の背景《政府の意向》に従う
《各裁判所の人事権を握る最高裁の意向が反映》』
『●②福井地裁「高浜仮処分」取消の背景…《政府の意向》に従う
《各裁判所の人事権を握る最高裁の意向が反映》』
《関西経済連合会の森詳介会長(関電会長)や
角和夫副会長(阪急電鉄会長)…
「値下げができなくなったことが関西経済に与える影響は
小さくないと考えており、一日も早く不当な決定を取り消して
いただかなければならない」》
「「地元」市民の「命」より「経済性、経済神話」…
アタマオカシイノデハ? 関西電力をはじめとした
関西経済界は腐っている。最初の記事の彼らの
醜い言い分を、是非、ご覧ください」
最後に、特に、唖然としたこと。《火山の危険性については「噴火の時期や規模を的確に予測できるとの規制委の前提は不合理」とした一方、「破局的噴火の可能性は十分な根拠で示されていない上、極めて低頻度。立地が不適切とは言えない」と退けた》…。アベ様ら自公議員や、田中俊一委員長をはじめとした原子力「ムラ寄生」委員会、(市民を「恫喝」「脅迫」して恥じない関電社長)八木誠会長をはじめとした電事連の無責任ぶりは今に始まったことではないが、前田・西川両裁判長や九電は、火山学者の警告を無視して、もしもの時に、どの様に責任をとるつもりだろうか?
『●再稼働ありきの「世界最高水準の規制基準」という「世界一の無責任」さ』
『●火山の巨大噴火時の緊急核燃料輸送に何時間、何日間?
答えは「2年以上」!』
『●「今後の運転期間はせいぜい三十年間。
その間の噴火はないだろう」との推測下、川内原発規準OK』
『●原発再稼働という恥ずべき選択 ~「新基準は世界一」
「世界最高レベル」ではなく、「世界一の無責任」~』
『●九州電力川内原発を再稼働させてはイケナイ:
何のための専門家会合? 市民の意見提出??』
『●御岳山噴火は水蒸気爆発なので予測不可
・・・川内原発再稼働「影響せず」、でOKですか?』
『●安心な新「安全神話」: 「万が一事故が起きた場合は
関係法令に基づき、政府が責任を持って対処する」』
『●怒号渦巻く川内市住民説明会:
誰が川内原発再稼働を望んでいるのか?』
『●「恥」と共に原発による人権侵害までも輸出
=「輸出先が加盟国なら、日本製の原発でもメーカーは免責」』
『●「超巨大噴火が、100年以内に起こり得るというのは大変なこと」:
九州電力川内原発再稼働という無謀』
『●岩切秀雄薩摩川内市長は責任を
「最終的には国が負うべきだ」と強調・・・自民党の一体誰が責任を??』
『●川内原発再稼働という暴走: 「これほど地震が多い国で、
原発が安全だと信じる人がまだ残っている」?』
『●御岳山噴火は水蒸気爆発なので予測不可
・・・川内原発再稼働「影響せず」、でOKですか?』
『●火山学者のレベルや噴火予測の精度は知らないが、
超巨大噴火は起こりません、とでも言いたげな田中俊一氏』
『●川内原発再稼働問題: 火山学会は、
原子力寄生委員会から売られたケンカは買うべきだ!』
『●20XX年、再び戦争が始まった…:
立憲主義を否定し、クーデターで壊憲しといて、そりゃぁないでしょ』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016040602000261.html】
川内原発停止認めず 福岡高裁支部、住民抗告退ける
2016年4月6日 夕刊
九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の周辺住民らが再稼働差し止めを求めた仮処分申し立ての即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部は六日、「原発の新規制基準は不合理とは言えない」として住民側の抗告を棄却し、昨年四月の鹿児島地裁決定に続いて申し立てを退けた。住民側は最高裁の判断を仰ぐため、許可抗告や特別抗告を検討する。
原発の運転差し止めを巡っては、三月に大津地裁が関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の差し止め仮処分決定を出し、国内で稼働中の原発は川内だけとなっている。
決定理由で西川知一郎裁判長はまず「川内二基の耐震安全性が新基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は妥当」と指摘。耐震設計の目安となる基準地震動(可能性がある最大の揺れ)を上回る地震のリスクはゼロではないとしつつも「新基準は耐震安全性確保の観点から極めて高度の合理性を有する」と認定した。
住民側が主張した火山の危険性については「噴火の時期や規模を的確に予測できるとの規制委の前提は不合理」とした一方、「破局的噴火の可能性は十分な根拠で示されていない上、極めて低頻度。立地が不適切とは言えない」と退けた。
「耐震安全性と火山の影響について、九電は説明を尽くした」とも言及。避難計画については「合理性、実効性の面で住民側が指摘するような問題点があるとしても、それだけで住民の人格権を違法に侵害する恐れがあるとは言えない」と判断した。
川内原発の運転差し止めを求める訴訟の原告の一部が、訴訟に先立つ暫定的な判断を求め、仮処分を申し立てた。鹿児島地裁決定は「原発の新規制基準は合理的。耐震性は確保されており、破局的噴火の可能性も小さい。避難計画も実効性がある」と判断していた。
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nikkan-gendaiの記事【自民党内からもア然の声…高村副総裁の下品な「妄言癖」】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178750)。
さて、以下は誰の発言でしょうか?
《自民党の国対から聞いた話…旧民主党から審議を
しろという話はないし、一部の議員から審議しないでくれとの声があった
…国対がウソをつく必要はない》、
《そんなことはない。今の憲法で許されると私が言っているんですから》、
《学者の言うとおりにしていたら平和が守れない…
国民の理解を得られなくても…》、
《罠を仕掛けられた感がある》、
《強いられた ふりして嫌な 名前捨て》。
自民党高村正彦副総裁の発言です。「下品な妄言」。
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●「不誠実極まりない」アベ様ら、安全保障関連法廃止法案を
国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり』
『●自公お維大地を支持=「自らは安全地帯にいて
ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン』
《高村副総裁は…「旧民主党から審議をしろという話はないし、一部の議員から審議しないでくれとの声があった」と言い放ったのだ。これに岡田代表が、「何を根拠に言っているのか。失礼だ。(発言を)取り消せ!」と激怒すると、高村副総裁は「取り消さない」と言い返し、スタジオは火花が散る事態に》。
「不誠実極まりない」アベ様らや自民党こそが「安全保障関連法廃止法案を国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり」なのに、この「妄言」「トンデモ発言」というよりも、「虚言癖」では?
ブログ主が、高村氏の「妄言癖」を感じた発言は、…(「想像」力無き自民党高村正彦副総裁……)《日本政府の警告にもかかわらず、テロリストの支配地域に入ったことは、どんなに使命感が高くても、真の勇気ではなく蛮勇と言わざるを得ない……後藤さんの遺志を継ぐ人たちには、細心の注意を払って行動してほしい》、とも。
『●「想像」力無き自民党高村正彦副総裁の「真の勇気」ある者、
そして、後藤健二さんのメッセージ』
「「自己責任論」に堕して死者を鞭打ち、一方、外(害)「遊」での
「無責任」かつ「蛮勇」な発言者・アベ様には平伏す高村氏。
アベ様には「真の勇気」や「細心の注意」はあったのだろうか?
後藤健二さんを英雄視する心算もないし、綿井健陽さんの言う
後藤さんの「メッセージ」こそが重要だと思う。高村氏は
「真の勇気ではない」と言う!? その高村氏の「想像」力は
相当に貧困らしい。綿井健陽さんは、「どうか、後藤さんを
英雄視しないでほしい。彼が伝えようとした
多くの民衆の死を想像してほしい」…」
どうも、自民党高村正彦副総裁は「安倍首相が言えないことを代弁しているつもり」らしいですので、どうやら、アベ様の内心が相当に「下品な妄言」だらけ?、ということでしょうか。高村氏の《今の憲法で許されると私が言っているんですから》なんて、アベ様の物言いソックリ。
『●斎藤美奈子さん: 日本国憲法という「権力の制御棒」で
「日本は……戦後70年を迎えることができた」』
《広島の平和記念式典で自らの判断により「非核三原則」にふれず、
安保法制に懸念を示す被爆者の声には耳を貸さず、答えに窮すると
「私が総理大臣なんですから」で逃げようとする安倍晋三首相の
制御棒も、だいぶ前から抜かれている。
過去の過ちに学まず、わざわざ危険な道を選択する。
自分で危険を選択しながら、安全性を強調し、国民の生命を
守るためだと強弁する。そんなの誰が信じます? 原発の再稼働も、
安保法制の成立を急ぐのも、私には同じ構造に見える》
最後に、もう一つ(『●安倍晋三氏の政治を振り返ってみると・・・』)。高村氏とは、こういう政治家です。大変に不快ではありますが、《自民党票を減らす存在》としてはとても頼もしい。アベ様の取り巻きは、それにしても、酷いね。
・・・・・・ 『●山口県知事選、賢明な選択を!: 土建派暗躍・・・・・・恥ずかしい』
■「それを象徴したのが7日、県東部の防府市内のホテルで開かれた山本氏の決起集会だ。ユニホーム姿の地元建設業者もズラリと揃った中、安倍晋三・元首相と高村正彦・元外務大臣が講演したのだが、その中身たるや、かつての利益誘導型選挙そのものだった。
安倍は「消費増税の3党合意に『経済弾力条項』があって名目経済成長を3%にしましょうと書いてある」と指摘、公共投資の必要性を強調した。」
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178750】
自民党内からもア然の声…高村副総裁の下品な「妄言癖」
2016年4月5日
(妄言癖が止まらない(C)日刊ゲンダイ)
「あの発言はちょっと品がない」――。さすがに自民党内からもシブい声が上がっている。3日のNHK「日曜討論」での自民党の高村正彦副総裁(74)の発言のことだ。
野党が国会に提出した「安保法廃止法案」を与党が審議しないことについて民進党の岡田克也代表が批判。すると高村副総裁は、「自民党の国対から聞いた話」として、「旧民主党から審議をしろという話はないし、一部の議員から審議しないでくれとの声があった」と言い放ったのだ。これに岡田代表が、「何を根拠に言っているのか。失礼だ。(発言を)取り消せ!」と激怒すると、高村副総裁は「取り消さない」と言い返し、スタジオは火花が散る事態に。
「唖然としましたよ。自民党の国対が言ったなんていう“内輪”の話を、
テレビの討論番組で持ち出しますか。岡田さんから『誰が言ったのか
明確にしろ』と追及されると、高村さんは『国対がウソをつく必要はない』
と反論していましたが、岡田さんの激高ぶりに、ひるんでいましたから
焦ったんでしょうね。どうしてあんな話をしたのか。仮にも副総裁、
党の大幹部ですよ」(自民党中堅議員)
民進党はカンカンで、4日も蓮舫代表代行が「(国対から聞いたとは)子供のような主張でちょっとびっくりした」とバッサリだった。
昨年の安保法制審議以降、高村副総裁の“妄言”は何度も物議を醸している。
集団的自衛権の行使容認には憲法改正が必要という主張に対しては、「そんなことはない。今の憲法で許されると私が言っているんですから」と“オレ様”発言。
国会で憲法学者が「違憲法案」だと批判した際は、「学者の言うとおりにしていたら平和が守れない」。揚げ句には、「国民の理解を得られなくても」と、世論無視の強権を振りかざした。
今年に入っても、甘利前経済再生相の口利き問題では「罠を仕掛けられた感がある」とトンデモ発言。民進党の党名が公募と世論調査で決定すると「強いられた ふりして嫌な 名前捨て」とイヤミな川柳を披露。前出の自民党中堅議員は、「あれも公党に対して失礼。言葉がとにかく下品」と頭を抱えるのだった。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「党の表の顔が幹事長なら、副総裁は裏で根回しをしたり、
他党とのパイプ役となって融和を図ったり、というのが
これまでの役回りでした。それに対し、高村さんは表で積極的に
発言する。安倍首相が言えないことを代弁しているつもり
なのかもしれませんが……」
参院選に向け、自民党票を減らす存在なのは間違いない。
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nikkan-gendaiの記事【消費増税先送りの今さら “茶番国会”で税金2700億円ムダに】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177778)。
《来年4月の消費税増税が見送られることが濃厚になってきた。自民党執行部では「先送り」に賛成する声が続出。稲田朋美政調会長も「世界情勢の動向を見ながら決めないといけない」なんて他人事のように言っているが、よく言うよ、である。…もう騙されてはいけない》。
『●アベ(ホ)ノミクスに騙されてはいけない
~年金マネーをアベノミクスのサイフに~』
『●Dr.トリクルダウン竹中平蔵センセイ、今さら、そりゃぁ~ないでしょ!』
『●「アベドアホノ丸」:
ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船から逃げ出す……』
(そもそも、最悪な税制・消費税であり、消費税そのものを止めるべき、とは思うけれども)消費税増税見送り? 漸く、アベ様は、「アベドアホノ丸」=ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船・泥船が座礁したことを認めた訳だ。何兆円ものGPIFドブガネ問題や、防衛予算も5兆円を越える狂気の「アベドアホノ丸」。それだけあれば、待機児童問題なんて軽く解決できるオカネだ。《国会議員1人にかかる年間費用は…約6600万円…衆参の議員での総額は約473億円》だそうです。1人当たりの費用を少し削るだけでも、二重ドリの自民党の政党助成金をカットするだけでも、世の中のために使ってはどうなのか?
25%の自公お維支持者は何度騙されれば、あるいは、騙されたふりをすればいいのだろう。50%の「眠り猫」の皆さんも、眠ったままで大丈夫なの?
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●そういうことで騙される人はたくさんいる:
内閣支持率49.4%、アベ様による消費増税賛成46・5%』
『●アベ様の「責任感が強い」?、……一体それは
どの「つもり違い」だろうか? 全て当てはまる稀有な王様?』
『●自公議員は、TPP問題だけは「信頼」できるし、
「責任」を持つって? 救いようのない○○です』
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●「不誠実極まりない」アベ様ら、安全保障関連法廃止法案を
国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり』
来る参院選(衆参同時?)、正念場です。「ネジレ」を取り戻し、アベ様の暴走を止めるラストチャンス。
森田実さんは《安倍政権がやろうとしていることは立派な公約違反。責任を取って総辞職すべきです。安倍首相のトンデモない政治手法は許されるべきではありません》。アベ様らは、ヨソの党に二度と「公約違反」なんて言えない酷さ、それに対して自公支持者や「眠り猫」の皆さんは怒らいないのだもの…不思議。《消費税10%引き上げ延期の是非を問う》なんて云う訳の分からない「争点」隠しに、次回またしても、騙されるようなことがあってはいけない。
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、
騙す阿呆に、騙される阿呆』
『●公約破りの自民党が推進するTPP、その旗を振るマスコミにも呆れる』
『●アベ様に「参院選勝ち抜」かせてはいけない、「ネジレ」を取り戻そう』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177778】
消費増税先送りの今さら “茶番国会”で税金2700億円ムダに
2016年3月23日
(2014年衆院選では10%引き上げが争点に(C)日刊ゲンダイ)
来年4月の消費税増税が見送られることが濃厚になってきた。自民党執行部では「先送り」に賛成する声が続出。稲田朋美政調会長も「世界情勢の動向を見ながら決めないといけない」なんて他人事のように言っているが、よく言うよ、である。
消費税10%引き上げ延期の是非を問う――と、勇ましく訴えて、14年の衆院選に踏み切った安倍首相だが、増税する気がないなら解散なんてしなければよかったのだ。昨年の国会では軽減税率の対象をどれにするか議論していたが、あれも何だったのか。選挙どころか、国会自体もムダで、国民の税金が浪費された。
国会議員1人にかかる年間費用は歳費2100万円、文書交通費1200万円、立法事務費780万円、秘書の人件費2600万円で、合わせると約6600万円だ。これを単純に衆参の議員の数(717人)で掛けると約473億円にのぼる。
さらには、衆議院の年間の運営費は約740億円、参議院は約450億円。政党交付金は年間約320億円だ。また、14年の衆院選では約700億円もかかっている。トータル約2700億円がムダ遣いされたことになるのだ。
待機児童問題に詳しい「認定NPO法人フローレンス」代表理事の駒崎弘樹氏は過去のブログで、2700億円という数字を取り上げて「病児保育と学童保育と障害児保育を今の5倍充実させられる額です。5倍充実させれば、この分野ではほぼ十分な質量を確保できると言って良いでしょう」と言っている。
“茶番国会”に巨額の税金が使われるくらいなら、待機児童の問題に使ったほうが、よっぽど日本のためになる。政治評論家の森田実氏はこう言う。
「今度の参院選で消費税の廃止や税率を5%に戻すことを問うならば
意味があると思いますが、引き上げ“先送り”を争点にすることには
全く意味がありません。どうせ次は『消費税10%は5年後に』など
と言いだすのでしょう。安倍政権がやろうとしていることは立派な公約違反。
責任を取って総辞職すべきです。安倍首相のトンデモない政治手法は
許されるべきではありません」
もう騙されてはいけない。
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メディアに関するnikkan-gendaiの二つの記事【“政党オーナー”橋下徹氏に冠番組 テレ朝問われる報道姿勢】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/178035)と、
【NHKに「情報操作」疑惑…キャスターら抗議会見も取材せず】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178034)。
《それにしても、あの橋下氏が何食わぬ顔でバラエティーに出演することに違和感を覚えた視聴者も多いはず。23日の特番では愛妻家をアピールするなど、必死に“いい人”を演じていたが、ついこの間までマスコミを敵視し、恫喝めいた発言を繰り返していた男だ。いくら愛嬌を振りまいたところでウサンくさい。さらに気になったのは“政治色”。番組冒頭、参院選出馬について橋下氏は「それやったら、ホントもう、人間としてダメです。ないです」と否定したが…》。
『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も
十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』
『●「俺様王国」ニッポン、
「俺様王国」大阪「ト」を造りたい強権的政治手法好きな二人』
『●橋下元「ト」知事「「安倍首相とは考えが合う」
とヨイショしまくり、安倍首相―橋下市長の蜜月」…トホホ』
『●アベ様から「慰労」してもらえる間柄の
元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏がアベ様との「連携」を確認』
『●対橋下元〝ト〟知事、どうすべきか?』
『●「橋下(徹)行政最大の負の遺産はヘイトスピーチの隆盛」
…そんな彼らが今やアベ様をバックアップ』
テレ朝は一体何を考えているのか…。何度目かの「今日、死んだに等しいと思います」…《安倍政権の顔色ばかりうかがっている》テレ朝。お維のオーナーで、アベ様と共に壊憲したくてしょうがない“政治色”満載な橋下徹元大阪「ト」知事を起用して恥じないテレ朝。バラエティーと報道の違い? 「報道現場の声」は聞こえていないのか?、―――「記者・ディレクターからの切実な声」(『●「電波」な「凶器」高市総務相の暴走と「報道現場の声」: 「自粛」「忖度」「委縮」…が「内部から」』)。
『●失われる「メディアの作法、矜持」…
「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」』
『●青木理さん: ジャーナリストの矜持
「権力や権威の監視」「強者にこそ徹底した監視の目を」』
《「何でいないんですかね。こういう所にNHKは来るべきですよ」――ジャーナリストの大御所たちがカンカンだった》。
だって「アベ様の犬HK」ですもの。とっくに「死んでいます」。ジャーナリストの抗議に対して《完全に無視》を決め込む犬HK、アベ様らに楯突けるはずもありません。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/178035】
“政党オーナー”橋下徹氏に冠番組 テレ朝問われる報道姿勢
2016年3月26日
(テレ朝は知名度維持に利用される(右は橋下氏)/(C)日刊ゲンダイ)
前大阪市長の橋下徹氏(46)の8年ぶりのバラエティー復帰番組「橋下×羽鳥の新番組始めます!」(テレビ朝日系)が23日放送されたが、平均視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。市長から即、視聴率男にはなれなかった。
「相方に人気の羽鳥慎一アナを起用し、ゴールデン帯で3時間に
わたり放送したからには最低でも視聴率12%以上は欲しかった。
4月から月曜深夜でレギュラー化されますが、苦戦は必至です」(民放関係者)
それにしても、あの橋下氏が何食わぬ顔でバラエティーに出演することに違和感を覚えた視聴者も多いはず。23日の特番では愛妻家をアピールするなど、必死に“いい人”を演じていたが、ついこの間までマスコミを敵視し、恫喝めいた発言を繰り返していた男だ。いくら愛嬌を振りまいたところでウサンくさい。
さらに気になったのは“政治色”。番組冒頭、参院選出馬について橋下氏は「それやったら、ホントもう、人間としてダメです。ないです」と否定したが……。
「橋下氏は現在おおさか維新の会の『法律政策顧問』のポストに
就いており、『政界引退』どころか国政政党の“事実上のオーナー”
として君臨しています。参院選に向けた党の公約や政策を
話し合う会議に参加したり、先日は憲法改正について
『今度の参院選がワンチャンスだと思っている』と非公開の講演で
語ったことも報じられました。彼は『私は民間人』と繰り返しますが、
今も政界に片足を突っ込んでいるのは厳然たる事実です」
(政治評論家の伊藤達美氏)
テレ朝もテレ朝だ。橋下氏の目的はミエミエだろう。
「テレビに出ることで知名度を維持したいのでしょう。
お金を稼ぎたいなら弁護士活動に専念すればいい。当然、
テレ朝だって彼の不純な動機を承知しているはず。
“政治的公平”に反していると思うし、ある意味、両者は
共犯関係ですよ」(伊藤達美氏)
安倍首相の悲願である改憲の補完勢力として、おおさか維新は大事な存在だ。そんな政党の“事実上のオーナー”に冠番組を持たせたテレ朝は報道機関としてどうかしている。上層部が官邸に睨まれることを恐れ、安倍政権の顔色ばかりうかがっていると疑われても仕方あるまい。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178034】
NHKに「情報操作」疑惑…キャスターら抗議会見も取材せず
2016年3月25日
(ベテランキャスターらが世界に告発(C)AP)
「何でいないんですかね。こういう所にNHKは来るべきですよ」――ジャーナリストの大御所たちがカンカンだった。
24日、外国特派員協会の主催で、ジャーナリスト5人が記者会見を行った。登壇したのは岸井成格氏(71)、田原総一朗氏(81)、鳥越俊太郎氏(76)、大谷昭宏氏(70)、青木理氏(50)。青木氏以外は70歳を越えるベテランばかりだ。
彼らの結束は、高市早苗総務相の「電波停止」発言をはじめ、安倍政権のメディア潰しと、それに萎縮する腑抜けメディアに抗議するため。この日も「(高市発言は)憲法と放送法の精神に真っ向から反する。知らなかったら大臣失格。故意に曲解したなら、言論統制への布石だ。どこまでも責任追及していく」(岸井氏)、「あれは安倍総理へのゴマスリ。安倍さんが高市さん以外の女性を相当信頼しているから、『私だってこんなにやっているんだぞ』と」(田原氏)などと、ボルテージは上がりっぱなし。
■国会論戦ニュースは“政府答弁”で終了
批判の矛先はNHKの報道姿勢にも向かった。冒頭の発言の主は岸井氏で、怒りのワケは会見の取材にNHKは記者もカメラも誰ひとり、参加しなかったこと。2月末に同じメンバーがそろった高市大臣への抗議会見の取材にも、NHKは来なかった。完全に無視を決め込んでいるのだ。
大谷氏は「国民の受信料で成り立つ公共放送が、海外メディアですら高い関心を持っているにもかかわらず、何ら見向きもしない。この姿を(特派員に)見てもらえるだけで、日本のメディアの状況を分かってもらえる」と皮肉ったが、驚くのは次のやりとりだ。
岸井氏が「(NHKは)いつも最後に政府与党の言い分をくっつけることでニュースを完結させようとしている」と指摘すると、大谷氏は「NHK内部の人」から聞いた話として、国会論戦のニュースは「必ず政府側答弁で終わらないといけない」と応じ、制作サイドで義務づけているように語ったのだ。
「テレビニュースは演説のようにメッセージを連呼できないだけに、
視聴者の印象に残るのは、やはり最後の言葉となる。
活字媒体なら記事を読み返せますが、ニュースを録画して見直す人は
まずいない。しかも、視聴者は常に結論を待ってニュースを
聞き流しているから、なおさらです。ニュースの結論を必ず政府の
言い分で締めるのは、一種の情報操作と言えます」
(明大講師・関修氏=心理学)
NHKに事実関係を確認すると、「ご指摘のような事実はありません」との回答だった。
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東京新聞の二つの記事【<証言者>アフガン派遣の元ドイツ軍兵士 砕かれた正義感、心病む】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016032590065538.html)、
【<証言者>米精神科医 帰還兵を悩ます罪悪感】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016032602000144.html)。
《戦場に行くとはどういうことなのか。…想像を超える戦争の現実に打ちのめされた経験を語った。…こうした現実を、僕も、ドイツ国民も全く分かっていなかった。政治家は派兵を大した問題ではないように見せようとしていた》。
《戦場を経験した兵士が抱える深刻な問題は、死に直面する体験からくる心的外傷後ストレス障害(PTSD)だ。米軍所属の精神科医としてエルスペス・リッチーさんは二十四年にわたって帰還兵士の治療に携わり、治療した患者は数百人に及ぶ。心に傷を負った彼らが、元の精神状態を取り戻すのは並大抵のことではない》。
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●「不誠実極まりない」アベ様ら、安全保障関連法廃止法案を
国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり』
ニッポンは「戦争できる国」へと変貌。アベ様らは、「戦争絶滅受合(うけあい)法案」を制定することもなく、自らは安全地帯に居て(居ると思って)市民を戦場に送りたくてしょうがないらしい。でも、そんな「場」に子を送りたいと思う親がいるのだろうか? 自公お維大地の議員を支持し、彼/彼女らに投票するとはそういうことだ。ニッポンでは、《自らは安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家は姿を消す》ことは無いようだ。
『●戦争、環境破壊の最たるもの』
《二十世紀の初めごろ、デンマークの陸軍大将が、こんな法律があれば、
戦争をなくせると考えて起草した法案がある。題して
「戦争絶滅受合(うけあい)法案」▼戦争の開始から十時間以内に、
敵の砲火が飛ぶ最前線に一兵卒を送り込む。順序はまず国家元首、
次にその親族の男性、三番目は総理、国務大臣、各省の次官、
そして国会議員(戦争に反対した議員を除く)、戦争に反対しなかった
宗教界の指導者…▼妻や娘は従軍看護師として招集し、最前線の
野戦病院で働く。権力を持つ者から犠牲になるなら、自らは
安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家は姿を消すだろう》
『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!』
『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」』
『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
そして、いま、アベ国王へ血税が』
『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
侵略戦争マニアな国々はどこ??』
『●「18歳選挙権」にさえ無関心?:
血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016032590065538.html】
<証言者>アフガン派遣の元ドイツ軍兵士 砕かれた正義感、心病む
2016年3月25日 07時00分
(ドイツ軍の歩兵としてアフガニスタンで任務に当たった
経験を語るヨハネス・クレアさん=ドイツ北部ハンブルクで
(垣見洋樹撮影))
二十九日施行の安全保障関連法は、適用対象が日本国内に限定されないことから、自衛隊が海外で他国の戦闘に巻き込まれる事態も想定される。戦場に行くとはどういうことなのか。外国の生の声を聞きながら考えたい。一人目は、ドイツ軍の一員としてアフガニスタンに派遣された元歩兵、ヨハネス・クレアさん(30)。想像を超える戦争の現実に打ちのめされた経験を語った。 (ベルリン・垣見洋樹)
アフガニスタンに行ったのは二〇一〇年六月から七カ月間。現地で治安維持を支援する国際治安支援部隊(ISAF)の活動だ。
現在は除隊し、戦場体験を講演しながら、週に一度精神科に通っている。平穏な日常の中で、花火の破裂音などを聞くと突然戦場の光景がよみがえる。自分がこれほど恐怖心にさいなまれるとは想像していなかった。
ドイツでは第二次世界大戦の苦い経験から、兵士の仕事を批判的にみる人が多い。でも、僕は子どものころから兵士になりたかった。小学五年のとき、通知表に「君は正義感が強い」と書かれたこともある。
十六歳だった〇二年、ドイツ軍が初めてアフガンに派遣された。現地で何が起きているのかを、自分の目で確かめたいと思った。
高校を出て軍隊に入り、エリート集団のパラシュート部隊に配属された。アフガンが一番厳しい現場と聞いて、派遣を志願した。「僕が助けに行く。派遣期間に治安を回復して、帰って来る。大丈夫だ」と理想的なイメージだけしかなく、自分が被害を受けるなんて考えもしなかった。
現地で最初の二カ月はやる気を維持していた。銃撃戦が始まるとアドレナリンが出て、何時間も精神が高揚することを体験した。
しかし、ある日を境に状況が一変した。八月の夜、十人ほどで地雷除去に向かったとき、待ち伏せしていた敵に囲まれ、十メートルほどの至近から銃撃を浴びた。小さい村の中の真っ暗なところ。初めて恐怖を感じ、その日から、戦いのたびに恐怖が強くなっていった。
夜間は敵が攻撃してこないと思い込んでいた。われわれのように暗視カメラや赤外線カメラを持っていないからだ。しかし、彼らは民間の偵察員を使ってわれわれの行動を監視し、見つけると連絡し合って村の兵士をかき集めていた。
われわれが一人も傷を負わなかったのは奇跡だと後で隊長に言われた。しかし、心には傷が残った。以後、僕は正常に任務を果たせなくなった。
もうひとつの悩みは、現地住民の誰が敵で、誰が味方か分からないことだった。さまざまな部族や組織が入り乱れ、対立や同盟を繰り返している。いつどこで誰が敵になるか分からないから、いつも気を張っていなければならなかった。
こうした現実を、僕も、ドイツ国民も全く分かっていなかった。政治家は派兵を大した問題ではないように見せようとしていた。アフガンを「戦場」と認識したのは、最初の派兵から七年ほどたってから。何人もの兵士を亡くし、やっと気付いたんだと思う。
<ドイツ軍の歩み> 敗戦に伴う軍解体から10年後の55年、旧西ドイツが再軍備を開始。北大西洋条約機構(NATO)域外への派兵は違憲とされてきたが、94年、独連邦憲法裁判所は軍のNATO域外派遣を合憲と判断した。以後、アフガニスタン国際治安支援部隊などに参加。3月14日現在、14カ国・地域に女性254人を含む3249人を派遣。域外派遣兵士の死亡者は106人。
(東京新聞)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016032602000144.html】
<証言者>米精神科医 帰還兵を悩ます罪悪感
2016年3月26日 朝刊
(帰還兵のPTSD治療の難しさを語るエルスペス・リッチーさん)
戦場を経験した兵士が抱える深刻な問題は、死に直面する体験からくる心的外傷後ストレス障害(PTSD)だ。米軍所属の精神科医としてエルスペス・リッチーさんは二十四年にわたって帰還兵士の治療に携わり、治療した患者は数百人に及ぶ。心に傷を負った彼らが、元の精神状態を取り戻すのは並大抵のことではない。 (ワシントン・青木睦、写真も)
患者となった二十六歳の海兵隊員の話をしましょう。彼はイラクに二度、アフガンに一度、派遣された。イラク戦争の激戦地だったファルージャで、車列を組んでパトロールをしていた部隊が攻撃され、彼が乗った車も爆発で横転した。彼は重傷を負い、戦友二人が戦死した。これがトラウマ(心的外傷)になった。
彼は別のトラウマも抱えていた。検問中に車が向かってきた。制止しても止まらなかったので、銃撃を加えた。乗っていた家族全員が死亡し、小さな子どもも犠牲になった。
こうした事件はざらに起きた。向かってくる車の中に武器が隠されているかどうかは、銃撃する前には分からない。紛争地帯では見通しがきかない。
彼は戦争犯罪に問われることはなかったが、「道徳的な傷」を負った。人を殺したり戦友を救えなかったという罪悪感、戦友は死んだのに自分だけが生き残ったという羞恥心を意味する言葉だ。
負傷した彼は帰国し、家族と再会した。彼はいつもいらいらしていた。PTSDの典型症状である「過覚醒」だ。酒量も格段に増えた。騒がしい繁華街に出掛けられなくなった。
妻と二歳の娘ともうまくいかなかった。彼が体験した悪夢を妻に話さず、夫婦は理解し合えなくなったからだ。彼は精神科医にかかるのをいやがったが、妻が「治療がいやなら、離婚する」と言って、無理やり医者に連れて行った。
さまざまな治療が施された。トラウマになった出来事を思い起こし、あえてそこに身を置くエクスポージャー療法という方法を試み、薬も投与した。
症状が改善するのに九カ月かかった。ひと晩に二度、悪夢を見たのが週に一度に減った。ただ再発する危険は高い。何かの拍子でつらい体験を思い出す「フラッシュバック」がその引き金になる。ベトナム戦争に従軍した人が9・11(米中枢同時テロ)をきっかけに再発したケースもある。
人は体験した忌まわしい出来事を話したがらない。口を開かせるために、精神科医は患者との間に信頼関係を築くことが大切だ。
とりわけ兵士の中には戦争犯罪に問われる行為をした者もいるかもしれない。米軍は帰還した兵士に時間を空けて二度、心理的な検診をする。そうすることで初めて、彼らは自分の内面を明かすきっかけを得ることができる。
<戦闘の心身への影響> 2001年の米中枢同時テロ以降、アフガニスタンとイラクに従軍した米兵延べ280万人のうち、4分の1がPTSDに苦しむ。元米兵でつくる「反戦イラク帰還兵の会」の発表(14年11月)によると、調査した過去2カ月の平均自殺者数は1日22人で、65分に1人が自ら命を絶っている計算になる。戦闘に伴う精神的ストレスは、第1次世界大戦で塹壕(ざんごう)戦を経験して以来、問題視されるようになった。
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東京新聞の古田哲也記者による記事【安保廃止法案、審議せず 会期2カ月残し与党決定】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016033102000136.html)と、
社説【安保法廃止法案 まだ決着はついてない】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016033102000148.html)。
《自民、公明両党は三十日、野党が衆院に共同提出した安全保障関連法の廃止法案を今国会で審議入りさせず廃案に持ち込む方針を決めた。安保法施行の翌日に、国会会期末まで二カ月も残しての決断となる。安倍晋三首相は法律について国民に丁寧に説明すると繰り返していたが、違憲性などをめぐる本格的な議論は行われないことになる》。
《安倍政権はなぜ安全保障関連法廃止法案の審議に応じないのか。専守防衛を転換し、憲法違反とも指摘される法律だ。国民の理解が十分得られたとも言えない。「決着」はまだ、ついていない》
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
なんのための国会なんでしょうか? 2ヶ月も店晒しにし、アベ様らは正気なのでしょうか? 国会で議論することが、「国民に丁寧に説明する」ことになるはずですが、いつもの御得意の「息吐く様に噓つく」でしょうか。やはり「厭戦」の世に戻すべきだと、強く思います。クーデターで、違法な手続きで、違憲な壊憲を許容できる、自公議員支持の25%の人々と50%の「眠り猫」の皆さん、本当にコレでいいの?
平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に変わってしまいました。「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい。チャンスは、参院選です。衆院補選も含めて、自公お維大地には投票してはいけない。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016033102000136.html】
安保廃止法案、審議せず 会期2カ月残し与党決定
2016年3月31日 朝刊
自民、公明両党は三十日、野党が衆院に共同提出した安全保障関連法の廃止法案を今国会で審議入りさせず廃案に持ち込む方針を決めた。安保法施行の翌日に、国会会期末まで二カ月も残しての決断となる。安倍晋三首相は法律について国民に丁寧に説明すると繰り返していたが、違憲性などをめぐる本格的な議論は行われないことになる。 (古田哲也)
自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長らは三十日、都内で会談。廃止法案について「決着のついた議論を再び蒸し返すだけ」(佐藤勉・自民党国対委員長)と、野党側が求める審議に応じない方針を確認した。
他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とした安保法は、多くの憲法学者が違憲性を指摘する中、政府・与党が昨年九月に成立に持ち込んだ経緯がある。廃止法案は、民進党に合流する前の民主、維新両党と、共産、社民、生活の計五党が、法律の違憲性などを国会で問い直すために、成立から丸五カ月を迎えた二月十九日に共同提出した。
廃止法案の取り扱いを協議する衆院議院運営委員会理事会では、早期の審議入りを求める野党に対し、与党は回答を保留してきた。安倍首相は、安保法が施行された二十九日の国会で、廃止法案について「廃止すれば日米の同盟の絆は大きく毀損(きそん)される」と表明。首相の意向を受け、与党は審議しないと決めた。
野党側は「安保法の問題点が明らかになり、参院選や衆院補選の争点になれば与党が負けるという不安の裏返しだ」(山井和則民進党国対委員長代理)と反発している。
今国会の会期は六月一日までで二カ月残っている。廃止法案は審議入りせず会期末を迎え、継続審議の手続きが行われない場合、廃案となる。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016033102000148.html】
【社説】
安保法廃止法案 まだ決着はついてない
2016年3月31日
安倍政権はなぜ安全保障関連法廃止法案の審議に応じないのか。専守防衛を転換し、憲法違反とも指摘される法律だ。国民の理解が十分得られたとも言えない。「決着」はまだ、ついていない。
自民、公明両党の幹事長らがきのう会談し、民進党に合流する前の旧民主、維新両党と共産、社民、生活の計五党が共同提出した安保関連法廃止法案の審議には応じないことを決めた。「決着のついた議論を再び蒸し返すだけ」(佐藤勉自民党国対委員長)というのが理由だという。
安保関連法は昨年、衆参両院で計二百十六時間の審議を行い、参院では野党の一部の賛成も得て成立。二十九日に施行された。
しかし、国内外で多くの犠牲を強いた先の大戦の反省から、戦後日本が貫いてきた「専守防衛」政策を転換し、他国同士の戦争に加わる集団的自衛権を行使できるようにする法律だ。
ましてや歴代内閣が長年、憲法違反だとして禁じてきた集団的自衛権の行使を一転、安倍晋三首相が、一内閣の判断で認めた新しい憲法解釈を反映したものである。
国の在り方や国民の命運を大きく左右する安全保障政策は国民の大方の理解を得ることが必要だ。成立後でも、問題点が指摘されれば、とことん審議するのは国会の役割である。審議時間が長ければいいというものではあるまい。
共同通信社が安保関連法施行直前に行った世論調査では、関連法を「評価しない」との答えがほぼ半数を占めた。首相がいくら関連法について「廃止すれば、日米の同盟の絆は大きく毀損(きそん)される」と強弁しても、国民の理解が十分に得られないことの表れだろう。
旧民主、維新両党は民進党への合流前、日本領域での事態には迅速に対応する一方、海外での自衛隊活動には歯止めをかけるため、領域警備法案など三法案を共同で提出した。廃止法案と合わせて安保関連法の対案を成すものだ。
野党には対案がないと批判し、「全体像を一括して示してほしい」と挑発していたのは首相自身である。たとえ成立の見込みがない対案でも、提出を促しながら提出されたら審議に応じないというのでは、不誠実極まりない。
安倍政権は廃止法案の審議に堂々と応じるべきだ。審議すれば安保関連法の問題点が次々と明らかになり、夏の参院選や四月の衆院補選に影響が出ることを政権は恐れている-。審議を避けるのならそう思われても仕方があるまい。
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016032602000177.html)
《▼…自民党の大西英男衆院議員は北海道で訪れた神社の巫女に「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことをめぐって、「巫女さんのくせに何だと思った」と発言した▼「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」とも語ったそうだが、今こうして書き写していても恥ずかしくなる。しかし、この人も十万近い票を集め「国権の最高機関」の一員となった公人。冷笑で済ますわけにはいかない》
自民党の大西英男衆院議員の御尊顔を(悪いものばかりですが)ニュースで見るたびに、西村真悟氏を思い出してしまいます。性格や素行だけでなく、顔も似ていますしね。国会議員には、「西村真悟氏枠」が在るのではないかと思います。何を言っても、やっても許されると考えている正気とは思えない議員の「枠」。その「枠」は自民党議員が占めている確率が高いです。
さて、衆院北海道5区の方、来る補選で選ぶべき候補者は誰ですか? 「西村真悟氏枠」の自民党大西英男衆院議員が応援している候補者で大丈夫ですか? 必ず選挙に行って頂き、その御答えをお聞かせ願いたいです。
『●自民若手批判できないアベ様・・・「「報道がそれで抑圧される、
そんな例があったら私は辞める」と明言」』
「(江戸川区選出)大西英男衆院議員の中身は西村真悟氏に
思えてきました、御尊顔も何となく似ておりますしね。
(江戸川区選出)大西英男衆院議員の意図がよく分かりません。
(江戸川区選出)大西英男衆院議員は確信犯という説もあるようですが、
(江戸川区選出)大西英男衆院議員は単なる脳内回路の
壊れた人のようにも思えます。ここら辺も西村氏に似ています」
『●呼ぶべき講師は野中広務氏だった・・・
「憲法学者達<<百田尚樹氏」な自民党には無理というもの』
「(江戸川区選出)大西英男衆院議員や(比例近畿)長尾敬衆院議員らは
勉強会に招くべき講師を誤っていた、という指摘。百田尚樹氏ではなく
野中広務氏であるべきだったようだ。今からでも遅くないでしょうが、
ま~、実現することはないでしょう。「憲法学者達<<百田尚樹氏」な
自民党には、無理な話です。脳内の回路が完全に壊れている方々だから」
『●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説
「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」』
《「マスコミを懲らしめるには広告収入をなくせばいい」などの暴論が
相次いだ…。…自民党は木原青年局長の更迭し、1年間の職務停止の
処分に。問題の発言を行ったのは大西英男(東京16区)、
井上貴博(福岡1区)、長尾敬(比例近畿ブロック)の各衆院議員
(いずれも当選2回)だとして、3人を厳重注意とするなど火消し躍起…。
「マスコミを懲らしめるには……」と発言した大西英男衆院議員は、
過去に維新の会の上西小百合議員に対する
セクハラやじで陳謝した“フダツキ”だ》
『●「権力を使って圧力・・・自民党はやったことはない」
なんて、白々し過ぎるアベ様』
《首相は「党本部で行われた勉強会だから、
最終的には私に責任がある」と述べた。一連の発言については
「大変遺憾で非常識。国民の信頼を損ね、看過できない」と強調した。
民主党の枝野幸男幹事長、長妻昭代表代行の質問に答えた。
首相は勉強会に出席した大西英男衆院議員が報道機関への
広告を自粛するべきだと繰り返し訴えていることに関し
「権力を使って圧力をかけ、広告を出さないようにすることは
あってはならないし自民党はやったことはない」と説明。
「安倍政権を厳しく非難する報道機関であろうとも、
言論を守ることが私たちの義務だ」と述べた》
『●戦争法案・壊憲法案に「対案」?
答えは「No!」、対案なんてクソくらえだ!』
《安倍自民応援団の大西英男議員が、厳重注意を
受けながらまたいった。「(安保法制を)全く事実無根の戦争に導く、
徴兵制と報道している一部マスコミを懲らしめなければいけない」と。
あのさ、与党議員、安倍一派のあなたがそういうことをいうのが、
問題なわけ。マスコミへの恫喝になってしまうから。
なぜ、そんな簡単なことが理解できないのかな。バカなのかな。
沖縄の新聞も、つまびらかに読んでないらしいす》
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016032602000177.html】
【コラム】
筆洗
2016年3月26日
漢字には、巫女(みこ)の姿を表したものが、少なくない。「若」も「笑」もそう。草冠(かんむり)に竹冠と違いはあるが、いずれも巫女が両手を上げ、舞う姿だという▼古代中国では、巫女が暴力の的となることもあった。敵方の巫女を捕らえて殴り、呪力をそぐためだ。往来つまり公開の場で巫女の力を奪うことを表す字が「微」。だから「なくす、そぐ、かすか」との意味になるそうだ▼それにしても、不倫騒ぎや何やらあまりに品をなくした国会議員が多すぎないか。自民党の大西英男衆院議員は北海道で訪れた神社の巫女に「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことをめぐって、「巫女さんのくせに何だと思った」と発言した▼「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」とも語ったそうだが、今こうして書き写していても恥ずかしくなる。しかし、この人も十万近い票を集め「国権の最高機関」の一員となった公人。冷笑で済ますわけにはいかない▼この議員はこれまでも、「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくすのが一番」などと発言し、物議を醸してきた。どうにも、自分と異なる意見や立場が許せないらしい▼白川静博士の『漢字の世界』によると、寛容の「寛」の字は、巫女が廟(びょう)中でゆるやかに舞う姿だという。こういう政治家の心の中からは、たおやかに舞う巫女はとうに逃げ出してしまったのだろう。
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