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●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う

2016年04月10日 00時00分27秒 | Weblog


ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領に関する東京新聞の二つの記事、近藤晶記者による【「軍事費の無駄を貧困や環境に」 「世界一貧しい」前大統領・ムヒカ氏】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016040702000146.html)と、
【「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016040802000130.html)と、
コラム『筆洗』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016040802000131.html)。
最後に、豊田洋一記者による同紙のコラム『【私説・論説室から】総・総分離のススメ』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016040602000210.html)。

   ●アベ様や吸「血税」氏の「品性」の無さ:  
        政治資金や税金で夜な夜な何をやっているのか?
    「それにしても、アベ様らは「政治資金」で夜な夜な一体何を
     しているのでしょうね? 政党助成金を二重取りし、
     ガソリン代までチョロマカシテいる訳です。ダーク過ぎます
    「一方、吸「血税」氏。贅沢三昧は、石原慎太郎元「ト」知事そっくり
     アベ様やその取り巻き同様、「品性」の無さがアリアリだ。
     ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領の爪の垢でも煎じて飲むべき」


 ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領は、《日本政府が憲法解釈を変更し、他国を武力で守ることを可能にした安全保障関連法を制定したことについて「日本が先走って大きな過ちを犯していると思う」と批判》、《私たちには戦争を終わらせる義務がある。それは世界の若者が完成させなければならない大義であり、可能なことだ》。

 涙が出ました…《日本に来て広島を訪れないのは日本国民の皆さんに対して敬意に欠けるのではないか》…とまで言う、貴重な「先輩」「真の友人」の助言には、耳を傾けるべき。
 「積極的平和主義」の名の下、「自らは安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン。自公お維大地を支持し、彼/彼女らに投票するということは、「戦争できる国」への道の舗装をせっせと進めていることと同じ。人の「親」として「子」に「人殺し」へ行かせたいのでしょうか?、そうであるならば、ブログ主には理解不能です。

   『●アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
            ある平和学者の原義を跡形も無く破壊
    「真の平和主義学者とアベ様という積極的戦争主義者
     アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
     「ノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥング博士」の原義を
     跡形も無く破壊している。博士が夢見てやまないこと、それらを
     叶えることなく壊憲していいのか? 原義を知ったうえで、
     アベ様がコピー(?)したとするならば、相当に悪質な改悪

   『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
               「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい
   『●自公お維大地を支持=「自らは安全地帯にいて
      ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン


 また、《「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演…講演のテーマは「日本人は本当に幸せですか」。最も重要なのは「より良く生きること」とし、そのためには「過剰な消費生活を見直し、市場にすべてを任せない節度が求められる」》とも。
 《もっとも、ご本人は「私は貧しいとは思っていない」と言っている▼ムヒカさんによれば、貧しい人とは、ぜいたくな暮らしを際限なく求め、欲の奴隷となって働き続ける人…▼五年前の春、大震災と原発事故の不安の中で多くの人が「足るを知る」ことの大切さを感じたはずだ》。

 アベ様らは「貧しい人」、心貧しき政治家でしょう。「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、欲の奴隷となって」政を行い、「人殺し」へと人々を誘(いざな)っているわけですから。自公お維大地の彼/彼女らに投票するということは、それを支持しているということです。
 いま、《社会を良くするため若者は》わなければいけません。来る参院選で、「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻す必要があります。「闘」いましょう。武闘でなくとも、「人殺し」のための武器はなくとも、「戦え」・「闘え」ます。50%の「眠り猫」になってはいけない。

   『●反骨の報道写真家・福島菊次郎さん亡くなる:
        『証言と遺言』の最後に赤々と押印、「闘え」「菊」と
    「《問題自体が法を犯したものであれば、報道カメラマンは法を
     犯しても構わない》……すごく重い、福島さんの言葉。
     いま、報道機関・ジャーナリストは「闘って」いるだろうか?」

   『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う
    《…だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、
     その文化生活をこそ問い直さねばならぬと。/じゃあチョンマゲ時代に
     帰れというのか、と反論が出る。必ず出る短絡的反論である。
     …今ある電力で成り立つような文化生活をこそ考えようというのである。
     …/…ただひたすらに物、物、物の生産に驀進して行き着く果てを、
     私は鋭くおびえているのだ。/「一体、物をそげえ造っちから
     どげえすんのか」という素朴な疑問は、…開発を拒否する風成で、志布志で、
     佐賀関で漁民や住民の発する声なのだ。…/…都会思考の
     キャッチフレーズで喧伝されるのなら、それとは逆方向の、
     むしろふるさとへの回帰、村の暗がりをもなつかしい
     とする反開発志向の奥底には、〈暗闇の思想〉があらねばなるまい》

   『●なぜ命を軽々しく賭して、「たかが電気」のために 
     核発電する必要があるのか? 次も神様・仏様は居るか?
   『●歴史的役割踏まえた原発に頼らない国へ: 
      「人の命と安全は経済性に優先する」=「人格権の尊重・倫理」
   『●「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙を:
      戦前を忘れて壊憲し、東電人災を忘れて核発電所再暴走


 最後に、《首相として国民の負託に応える道を選ぶなら、憲法改正など口にせず、現行憲法に忠実に従って職務に専念すべき》。

 そうです。あのトンデモ「壊憲」草案を進めたいのなら、《大臣として憲法擁護の義務を負う》ことが出来ないのならば、自民党総裁にのみ留まり、自由気まま(?)にあのトンデモ「壊憲」草案を語ればいいのです。市民の皆様を説得すればいいのです。いますぐ、アベ様は《憲法擁護の義務を負う》首相=総理をさっさと辞めとくれ! 

   『●あのトンデモ「壊憲」草案が現実のものに…悲劇か喜劇か?
                アベ様信者の皆さんに「届く言葉はあるか?」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016040702000146.html

「軍事費の無駄を貧困や環境に」 「世界一貧しい」前大統領・ムヒカ氏
2016年4月7日 朝刊


◆安保法「大きな過ち」

 「世界で一番貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が初来日した。ムヒカ氏は六日、東京都内で一部メディアの取材に応じ、日本政府が憲法解釈を変更し、他国を武力で守ることを可能にした安全保障関連法を制定したことについて日本が先走って大きな過ちを犯していると思うと批判した。

 ムヒカ氏は先立つ記者会見でも「いまだに人類は先史時代を生きている。戦争を放棄する時が来たら、初めてそこから脱却できる」と指摘。「私たちには戦争を終わらせる義務がある。それは世界の若者が完成させなければならない大義であり、可能なことだ」と訴えた。

 ムヒカ氏は、世界で使われている膨大な軍事費について「軍備の拡張は世界的に大きな問題であり、経済的な観点からも非常に深刻なことだ」と憂慮。「軍事費で無駄遣いされているお金を貧困や環境問題の解決に使うべきだ」と述べた。

 また五十四年ぶりに国交を回復した米国とキューバによる交渉の裏で、オバマ米大統領のメッセージをキューバのラウル・カストロ国家評議会議長に託したエピソードを明かし、「私たちは平和に導くような解決策を模索しなければならない」と和解の大切さを訴えた。

 来日に際し、被爆地・広島を訪れることを自ら決めたというムヒカ氏は広島には世界で起きた最も大きな悲劇の記録がある。人類がいかに残虐なことをできるのかが見えてくると思う。日本に来て広島を訪れないのは日本国民の皆さんに対して敬意に欠けるのではないか」と述べた。


◆幸せ追求 日本で絵本に

 ムヒカ前大統領が「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれるようになったきっかけは、大統領在任中の二〇一二年にブラジルで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」で行った演説だ。

 「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に多くを必要とし、もっともっとと欲しがることです」「乗り越えなければならないのは私たちの文明のモデルであり、見直すべきは私たちの生き方なのです」。ムヒカ氏は居並ぶ各国首脳を前に、大量消費社会やグローバリズムを批判し、世界の注目を集めた。演説は、日本でも子ども向けの絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)にまとめられた。

 「質素な生活は自分のやりたいことをする時間が増える。それが自由だ」。六日、報道陣の前に姿を見せたムヒカ氏は青いシャツにデニム、こげ茶色のブルゾン姿。ノーネクタイは大統領任期中も含め貫徹している。公邸には住まず、報酬の九割を慈善団体に寄付。現在も首都郊外の自宅で畑を耕しながら上院議員の妻と二人で暮らす。

 戦争やテロ、貧困や格差、気候変動や環境汚染などに関して、説くように持論を語ったムヒカ氏。「もはや一国で解決できる問題ではない。世界的な政治的決断が求められているにもかかわらず、私たちはそれを下せずにいる」

 何かを追い求め続けることに束縛され、本当の幸せとは何かを見失ってはいないか。ムヒカ氏は問い掛ける。「世界は多くの富を抱え、技術も進歩した。しかし、資本主義は盲目で、だれもそれをとめることはできない。それが資本主義の『美しき悲劇』だ私たちは幸せに生きているのだろうか」 (近藤晶)

 <ホセ・ムヒカ氏> 1935年、ウルグアイの首都モンテビデオ郊外の貧しい家庭に生まれた。10代から政治活動を始め、60年代初期に当時の独裁政権に対抗するゲリラ組織に参加。投獄は4回、72年の最後の投獄は約13年間に及んだ。94年に下院議員に選出。農牧・水産相を経て、2010年に大統領に就任。13、14年にノーベル平和賞にノミネートされた。15年、任期満了で大統領を退任した。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016040802000130.html

「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演
2016年4月8日 朝刊

     (学生らを前に講演するムヒカ前ウルグアイ大統領
               =7日、東京都府中市の東京外大で)

 来日中の「世界で一番貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が七日、東京外国語大学(東京都府中市)で講演し、約三百人の学生と交流した。

 講演のテーマは「日本人は本当に幸せですか」。最も重要なのは「より良く生きること」とし、そのためには「過剰な消費生活を見直し、市場にすべてを任せないが求められる」と説いた。

 日本の若者の投票率の低さを例に「民主主義には限界があるが、社会を良くするために君たち若者は戦わなければならない」と語った。最後に「貧困は、過剰に物を求めることから生じる。私は貧乏なのではなく、質素が好きなだけ」と持論を展開。「エゴイズムにブレーキをかけ、世界の人々と共に助け合おう」と呼び掛けた。

 講演後、学生から「全世界を幸せにすることは可能か」「どんな学生時代を送るべきか」などの質問があった。ムヒカ氏が「世界変革は難しいが、自分を幸せにし、他の人も幸せにする。勇気を持ってそれを続けてほしい」と答えると、大きな拍手が送られた。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016040802000131.html

【コラム】
筆洗
2016年4月8日

 「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれたのは、南米ウルグアイの大統領を昨春まで務めたホセ・ムヒカさん(80)だ。もっとも、ご本人は「私は貧しいとは思っていない」と言っている▼ムヒカさんによれば、貧しい人とは、ぜいたくな暮らしを際限なく求め、欲の奴隷となって働き続ける人。逆に「質素でつましい生活をすれば、自分のしたいことをする時間が増える。それが自由だ」と話す▼。この人が語るこの言葉には特別な重みがある。彼は反政府勢力の幹部として捕らえられ、十数年間も獄中で過ごした。地面に穴を掘った独房に入れられ、一年余も体を洗えなかったこともあるという▼それは狂気と闘う日々だったという。ムヒカさんは口に石を含み、叫び出す衝動を抑えた。穴に入り込んでくるカエルやネズミとパンくずを分け合い、彼らを友とすることで孤独を癒やしたそんな極限の生活を体験したからこそ、地球の資源を食い尽くすような大量生産・大量消費の虚構が見えたのだろう。初来日したムヒカさんは「私たちは多くの富を抱え、技術も進歩した時代に生きている。しかし私たちは幸せに生きているのか」と語り掛けた▼五年前の春、大震災と原発事故の不安の中で多くの人が「足るを知る」ことの大切さを感じたはずだ。それを忘れてはいまいかと、ムヒカさんは問い掛けているようにもみえる。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016040602000210.html

【私説・論説室から】
総・総分離のススメ
2016年4月6日

 国会審議で、腑(ふ)に落ちないことがある。憲法改正をめぐる安倍晋三首相の答弁だ。

 自民党にとって現行憲法の自主的改正は結党以来の党是だ。すでに二次にわたり改正草案もまとめている。安倍氏が党総裁である以上、改正を目指すのは当然だろう。

 国会でも「現行憲法の基本的考え方を維持することを前提に、必要な改正は行うべきだと考えている」と、堂々と答弁している。

 しかし、安倍氏は首相でもあり、大臣として憲法擁護の義務を負うにもかかわらず、首相の立場でなぜ、擁護義務とは相いれない改正論を展開できるのか擁護義務を定めた憲法に反すると厳しく批判されて当然だ

 この際、首相=総理と、党総裁とを分けたらどうだろうか。「総・総分離」である。

 安倍氏が改正に専念したいなら、首相を辞めて党総裁として陣頭指揮を執ればいい。国会議員にも大臣同様、憲法擁護の義務はあるが、改正の発議権は国会にあるので、首相でない方が自由に発言できるのではないか。

 首相として国民の負託に応える道を選ぶなら、憲法改正など口にせず、現行憲法に忠実に従って職務に専念すべきだろう。改正の仕事は別の党総裁に委ねればいい。

 総・総分離は自民党内でたびたび浮上する政治の知恵だ。「憲政の常道」に反するとの批判はあろうが、首相が憲法擁護義務を蔑(ないがし)ろにするよりはましである。 (豊田洋一
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コメント (1)
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