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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲子どものアレルギーについて勉強しました
■あいちこどもケアたすかる サポートスタッフのフォローアップ講座
たすかる海部ブロックとして、愛西市佐屋公民館で、講座を開催しました。
講師は、名古屋市で病児保育室を併設されている松川クリニック医院長の松川先生。ホームページは、 http://www.matsukawa-clinic.or.jp/index.htmです。
病児・病後児保育などの活動を私もしていますが、アレルギー疾患の多さを以前より強く感じており、今回は、子どもたちのアレルギーへの対応や、喘息疾患の子どもへの対応について勉強しました。
■先生のおはなし
喘息のこどもは、昭和39年の調査では、0.70%。昭和42年の調査では、1.26%。現在の罹患率調査では、4.4%~8.4%となっている。
アトピー性皮膚炎については、昭和56年に2.8%。平成14年調査では11%。
また、喘息の原因にはいろいろなものがあり、ほこりやペットが原因であったり、季節の変わり目などに自律神経がうまく働かなくて起きやすいとのこと。
先生は、友達が少なかったり、テレビゲームばかりしていたり、冷暖房のきいた生活をしているなど、おとなしい生活をしていると自律神経がうまく働かなくなり、喘息が発症しやすい体質になるとも話されました。
今まで、私は、花粉とかほこりだけが喘息の原因と思っていましたが、生活の仕方やストレスなどが引き金になっていることを知り、こどもの生活のしかたを改善していく必要性を強く感じました。夜更かしする子どもが増えています。部屋の中ばかりであそぶ子どもが増えています。安心して外で遊べる環境作りが必要です。
食物アレルギーのお話では、小麦アレルギー、ピーナッツアレルギー、卵、牛乳などのアレルギーについて説明を聞きました。アレルギー反応を調べて数値が出たとしても、排除するのではなく、様子を見ながら食べられるものは食べるようにしましょう。しかし、食物アレルギーは命をなくすることもある。預かり保育の場合は、保護者の指示に従うのが原則との注意もありました。
■みつこの感想
今まで、各小中学校別学年別の喘息やアトピー性皮膚炎罹患率について調べたりして、議会でも取り上げてきました。中には、約40名の学年に10名の喘息の子どもがいるクラスもありました。また、有機リン系の農薬が、小児喘息や精神的な影響も与えるということで、農薬散布の問題にも取り組んできました。
しかし、子どもたちの生活のしかたも、喘息疾患発症に影響することを知り、子育て支援の活動の中で、お母さん方に伝えていかねばならないと思いました。良い勉強ができました。