脳脊髄液減少症患者が嫌われるわけを思いつくまま書いてみる。
①症状の訴えが多い。症状が出たり消えたりする。
②検査をしてもその症状の原因がわからない。
それらしい原因が見つからないからほっといても大丈夫だと医師は思う。
だから、
検査で医師が「異常なし」「ストレスのせい」「あまり気にしないように」と患者に伝えても、患者はなかなか納得しない。
③患者は納得しないだけでなく、「気のせいでもストレスのせいでもなく、必ず原因があるから調べてほしい。」と言う。
④検査の必要はないと言うと、患者はガッカリしたり、
そんなはずはないと抗議したり、怒ったり、嘆いたり、
とにかく医師からみたらやっかいな患者で、症状に固執しすぎな変な患者に思われる。
などなど。
もともと脳脊髄液減少症患者は
脳脊髄液が減っているために
正常より判断力や思考力が落ち、感情のコントロール能力も落ちている。
でも、そんな中、体の異常を感じて、必死に治りたくて病院に行く。
ところが、脳脊髄液減少症の多彩な症状やその症状の患者の見た目からは想像もできないほどの耐え難い深刻さを全く知らない医師は、
ただただ「困った患者」扱いする。
患者は
絶望したり、やけになったり、嘆いたり、世をはかなんだり、
医療者の無知によってよりやられてしまい、
心をさらに病んだり、
最悪だと命を絶ってしまったりする。
医師と患者がわかりあえない事は、
本当に、悲劇だと思う。
医師と患者の間を取り持つAIとか作れないものかな?
診察室でその場で、第三者の立場で相手の気持ちを読み解き、解決策をそのつど提示するような。