杉並区 出産環境整備を支援へ
産科医が不足するなか、地元で安心して出産できる環境を整備しようと、
東京・杉並区は、診療所を新設したり分べん設備を拡充したりした場合に
区独自の補助金を出すなど、支援を行う方針を決めました。
東京・杉並区では、
昨年度、4000人の赤ちゃんが生まれましたが、
区内には分べんができる医療機関が8か所しかないため、
このうちのおよそ60%は区外の医療機関で生まれていて、地元で安心して出産できる環境の整備が課題となっています。
このため、杉並区は新年度から、区内の産科の診療所などに対し、区独自の新たな支援を行う方針を決めました。
具体的には、分べんができる診療所や助産所を新設したり、分べん設備を拡充したりした場合、それに、休診していた分べんを再開した場合などについて、
1床当たり200万円の補助金を出すということです。
また、これに伴って産科医の需要がより増えることも予想され、
区内の診療所などで出産に携わった産科医に対し手当を出すことも検討しているということです。
杉並区によりますと、区市町村の予算でこうした補助金や手当を独自に出すのは珍しいということです。
杉並区は、これらの支援策を平成23年度の予算案に盛り込むことにしています。』
以上NHKニュースより。
こうした取り組みは、脳脊髄液減少症においても、国や自治体が行ってくださるべきではないでしょうか?
そうすれば、何もしないより、
診断治療してくださる医師や医療機関が増えて、より脳脊髄液減少症の医療支援体制が整うのではないでしょうか?
人間とは何もメリットがないことには、なかなか取り組まないものだと思いますから・・・。
医師の良心と責任感だけに頼ることなく、
自治体や国も脳脊髄液減少症患者の診断と治療に積極的に取り組んでいる医師や
その医師のいる病院に対し、具体的な支援をして応援してほしいものです。
私は個人的には脳脊髄液減少症は「難病なんかではない!」と思っています。
国民や医師に認知度が低いために、早期発見、早期治療が遅れ、重症化している患者もいると思います。
認知度も上がり、患者が早期に気づき、医師も早期に的確に診断できれば、漏れている箇所に確実にブラッドパッチできる医師が増えたり、
脳脊髄液の研究が進み、循環状態の改善や、脳脊髄液を増やす工夫が研究され臨床に応用されれば、治癒率はもっともっと上がると思います。
現状では治るものも、無支援から「治らなくされてしまいかねない。」と思います。
難病支援センターで扱うこと自体が、誤解と偏見だと思う。
もし、誰にでも起こりうる、そして適切な治療で治る「うつ病」の相談窓口が
「難病支援センター」だったら
皆さんはどう思う?
違和感感じないの?
脳脊髄液減少症は認知度と研究がまだまだなだけで、早期の診断ができず放置されてきた人が多いだけで、
けっして「難病」なんかじゃないと思う。
「難病」とは少し性格が違うよ。
まあ、全く情報を扱わないよりはましだけど。
http://www.sannoclc.or.jp/info/detail.php?id=61
山王病院脳外科 高橋先生のブログ