陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

風野真知雄著 「隠密味見方同心⑤」

2016-03-11 14:17:06 | Weblog
 同心の月浦魚之進。
兄の波之進の死んだ真相を探りながら江戸市中の
食に関する事件を解決していくシリーズ。

一話目「馬鹿弁当」
なぜか海苔弁当しか食べない鳶職人の謎。
調べると武家屋敷の奥女中が関わって、そこの主ともめてって…
北谷道海という坊主が悪党のだが魚之進はこの人を頼って人助け。
道海は武家から百両をせしめて話しをつけた。
十両を小遣いにやろうとしたが魚之進は辞退した。
堅い所が魚之進のいいところなのだ。

二話目の「ふぐの毒鍋」がかなり面白かった。
盲目の料理人がふぐをさばいて毒のあるところと食べられるところを
切り分けるという。そんなバカな~と思った。盲目の料理人なんていたの?
というのが味噌なのか?

三話目の「イカタコ煮」は事件と食べ物が関係していて…
殺人事件の死体の格好がグロテスクなのではぶく。
本来のイカタコ煮は美味しそうだった

四話目「なみだ酒」では魚之進、初めて吉原へ。
しかし筆おろしはならず…どうもあっちの方は苦手のようで…
なんとなく気に入った花魁を見つけた物の、義姉おしずと雰囲気が似ていて、
切なくなって涙してしまったらしい。
あらら、ようやく自分の気持ちにきづく。遅いよ~

まだまだこのシリーズは続く。
どこまで膨らませるのか楽しみだ。
 
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松平右近事件帳

2016-03-11 13:52:29 | Weblog
 昼間「松平右近事件帳」を見てしまった
古い時代劇ドラマだけどね。

やぶ太郎といいながら実はいい腕の医者で、上様(徳川家斉)の実弟で
医者はかくれみの。
二人の忍者もおそばにいて右近の手伝いをする。
勧善懲悪がやはりいいね。

二刀流のやはりかっこいい
リアルで見ていたときもかなり凄いな~と思っていた。
やはり二刀流を使いこなす里見浩太朗さんの殺陣は改めて凄いと感じる。

最近の時代劇では二刀流を教える殺陣師さんはいないのか…
里見浩太朗さんくらい使いこなす人が出て来ていないのが残念。

定町廻り同心役の人は誰かな~と調べて見たが意外に知らなかった。
歌手だったのね。(加川明)

居酒屋の女将が佐藤友美さん。
今何をされているでしょうかね~。
この当時の台詞を聞くとそれほど上手くないと思ってしまった
まだ水沢アキの方が上手かったかも。

ゲスト出演していた高橋恵子?
でも若すぎて全然今の感じとはかけ離れている。
それとも違う高橋恵子さん?
(同姓同名ってこともあるからね~)
 
時代劇はなぜか安心して見られるな~
 
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