細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

こども

2013-03-26 19:57:30 | 家族のこと

今日は娘を二人連れて大学に行く日でして,私にとってはそれほど特別なことでもないのですが,まあ容易とは言えないことです。大学に連れて行くだけなら簡単ですが,二人を同伴して仕事をこなす,という一日ですので。

10時過ぎに到着して,私は11時から2件の研究打ち合わせ。さらに,4月から修士1年として法政大学から研究室に入ってくる学生も合流してランチ。もちろん私の娘たちもおりました。次女は服の袖にカレーが付いて途中からはかなり配慮しました。昼食後,その学生さんに入学後の過ごし方についてアドバイス。

午後も1件の研究打ち合わせをしつつ,娘たちにシュレッダー作業をやってもらったり,部屋の片づけをしたり,彼女たちの遊びと私の仕事を両立するようにベストを尽くしました。

家と大学の往復の間にも,いろんなことをこなします。家族旅行のNEXの手配や,郵便局での振込み,ルミネの飲食店での忘れ物の回収,散髪,夕食の買い物など。娘たちもクタクタになるほど活動して,帰宅してから夕食。自宅で夕食を作って三人でヘルシーな食事をいただきました。

今日は「業績入力」という,大学の研究者総覧というデータベースへの入力を開始しました。大学でしか入力できない,という辛いシステムでして,入力にはどれほど時間がかかるか,研究者の皆さんには分かりますよね。私の場合,出張でほとんどいなかったり,家庭との両立もあるので,実質的に自分のオフィスで働いている時間などほとんどありません。ですから,誰かに代わりに入力してもらうしかありません。私の研究室の秘書さん(3月からは実質的に私の秘書さん)に入力していただくように準備を進め,今日,めでたく秘書さんの入力作業が始まりました。これで,私は,自宅でもどこでも,入力作業を支援するファイルを整備することで,データベースが充実していくことになります。

今度の4月以降,このデータベースを元に,大学での業績評価などが行なわれるそうです。そういうように脅かしていただかないと,データベースの入力に本気になれません。あれやこれや,何でもデータを作成しろ,と言われると,私のような人間はサボります。このデータベースだけはしっかり作っておいてくれ,全ての評価はこのデータベースで実施するから,と言われれば,やります。少し良い方向に動いているかと思います。

もう少し,本音を言えば,このデータベースに入力していなくても,大学の運営側は,重要なデータは握っています。誰が金を獲得しているか,など。ということは,日常的に作らされているデータのほとんどはどうでもよいデータであって,もっと現場の人間の作業を軽減するように運営側が知恵を絞るべきなのです。今回の業績入力の脅しは,そういう意味で好感を持っております。

さて,寄り道が長くなりましたが,今日は子供たちを同伴しつつも,私としては重要な仕事もこなせて良い一日となりました。

私は子供たちに対して本気で接します。リスペクトしているし,一人の人間として,対等にぶつかり合います。その辺りを子供たちも感じるようで,その真剣勝負が私は好きです。

今日も,朝から三人でずっと一緒に過ごしましたので,すごく仲の良い時間もあれば,三人それぞれがぶつかり合っているときもあるし,とても充実した時間でした。

明日は私は仕事に専念させてもらって,28日からは家族の旅行です。