小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ナンバーワン

2019-04-27 19:51:11 | 日記

        31.04.024    ナンバーワン     NO.2215

 ナンバーワンの意味が解りませんでした。  小学校2年生、戦禍の

難を避けるために、母方の郷里滋賀県愛知郡豊国村に疎界していて、戦

争が終わったために大阪に帰って来た時に、我が地域を支配する「ナン

バーワン」と称する男がいたのですが、その意味が解らなかった。

南海電鉄に「なんば」という駅名があるから、難波に関係があるのかな?

・・・と思っていたほどでした。

おさななじみの佐々木君はそのナンバーワンと称する「KS」の言うこと

を聞いた方がいい・・・とそっと私にアドバイをしてくれたのです。でも、

どうしてもそんな男のいいなりになりたくなかった私は、KSと決闘して、

その地域の「ナンバーワン」とやらを決めることにしたのです。

刈り入れが終わった田んぼの真ん中で2人延々と戦い、体力的には劣って

いた私が根性と負けん気で勝り、相手が先に泣きだしたので勝利し、「住

新地地区」のナンバーワンになりました。

ほかの地区ではいくらでも強い奴がいましたが、遊郭のひ弱な御曹司が多

かったこの地区では、中学を卒業するまでそのナンバーワンの地位を守り

ました。 ナンバーワンって一番だと言うことだったのですね。

 

コメント
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