31.04.18 負けるが勝ち NO.2210
そんな言葉があることは知っていましたが、この競争社会でまさか
裁判官からそんなことを言われるとは思いもしませんでした。
もちろん、どんなに強い相撲取りだって・巨大企業だって常に勝ち続
けることはできないし、正義が必ずしも勝ち続けるとは限らないって
ことは解っていますが、双方の利害が対立して裁判になっている事案で、
公正な立場で中立を順守すべき裁判官(女性)から「あなた負けて上げ
なさい」「負けるが勝ち!・・・って言うでしょう」「あなたが訴えて
いる相手は巨大企業かも知らないけれど、それは従業員のミスを追求す
ることにほかならない」「そのか弱い女性を窮地に追いやることになる
んじゃない?」
・・・と訴訟の取り下げを勧める。 ちょっと筋が違うので裁判を続行
しましたが案の定敗訴になりました。
取り下げる(負けてやる)方が良かったもかもしれない事案でした。