31.04.22 傷 痍 軍 人 NO.2214
国家権力の無謀な行使によって、犬・猫よりも軽々しく取り扱われて、
死んでいった人のほかに、戦闘で手足を失った「傷痍軍人」という人達
がいました。
白装束姿で街角に立って国民の憐憫の情に訴えかけて、なにがしかの金
銭を恵んでもらっていました。 昭和30年頃までいたでしょうか?
きちんと補償して来なかった政府にも責任がありますが、中にはニセの
軍人もいたり、働く能力があるのに怠惰に陥り漫然とつづけるひともいた
ようでした。
世の中、あっちを立てればこっちがたたず・こっちを立てればあっちがた
たないということもあるでしょうが、高級外車に乗り回すヤクザが生活保
護をもらっていたり、生活保護をもらった日にパチンコに入り浸る人もい
ると言う。
制度を食い物にする輩を排除しなければならないが、制度そのものをなく
すことはできません。 ところで、今回市会議員になった34名の諸君は、
報酬に見あう仕事をきちんとしなければ、ニセ「傷痍軍人」と同じになり
ます。 市民の監視が必要です。