R 01.09.09 錬 金 術 NO.2353
全く価値のないものから価値のあるものを作り出すという意味。
または、いくら精製しても「金」になりえないものを金に変化させよ
うとするインチキな科学技術をいいます。
タヌキと狐は人を騙すと言いますが、中でもタヌキは「木の葉」を
紙幣に変えるという俗説があった。 そんなタヌキがいるのなら我
が家にも1匹は飼いたいものですが、そんなタヌキどこにもはいま
せん。ところが人間という動物はそういうことをたまにはやるのです。
ライブドアーの堀江貴という人がそうでした。 紙切れを印刷し
て違法に「株」として売り出したのでした。
木の葉のお金が通用しないのと同様、狸流の化けの皮が剥がれて逮捕
されたのでした。 じゃあ、日本の政府が印刷して発行している「国
債」って言うのは、値打ちがあるのか?と言えば、そんなことはあり
ません。
額面1枚に100万円と書かれていても、原価はせいぜい50円くら
いで鼻もかめない、趣味の悪いただの印刷物でしかありません。
化けの皮がはがれる日が近づいています。