R 01.09.27 誤嚥性 肺炎 NO.2391
高齢者肺炎の90%は「誤嚥性肺炎」です。 老化によって飲み
込む力が衰えてくると、食べ物や唾液が食道ではなく誤って気管に入
ってしまい、喀痰として排出としてされないと、肺に至り炎症を起こ
すものです。
そうだから、介護施設や病院では「誤嚥性肺炎」を過度に恐れて食べ物
を経口摂取せず、胃ろうにするように進めるところが多いと言われる。
しかし、食事中の原因では喀痰によって排出される場合が多く、肺炎に
至ることはあるもののその確率は高くない。
実は高齢者の誤嚥性肺炎の多くは食事中の誤嚥ではなく、夜間睡眠中の
口腔内の唾液や胃からの逆流物が気管内に流れ込んで起きるものと分か
っている。要は安易に胃ろうなどしないで、日々の口腔ケアが重要だ・
・・と言っている。
「なごみの家」でやってる「お口の体操」って、実は重要なことなんで
すね。 「薬の止めどき」 長尾 和弘 著 を参考にしました。