近年の状況はわかりませんが、私が就職した昭和36年ころ
はそうでした。 いくら大学を出ていたって(今なら誰で
も出ていますが)・・「お茶汲み3年」と言って仕事をろくに
教えてもらえず、お茶汲みに甘んじなければなりませんでした。
意欲あるものはその間、先輩の仕事を「盗む」ことでした。
ところが人で不足の時代を経て、そういう習慣は亡くなったと
思っていましたが、またまた、人が余って来てそういう傾向が
復活しつつある。先輩は後輩に仕事教えない。
後輩もまた仕事を盗んでまで覚えようという「意欲」がない。
そういうことでは日本の産業は間違いなく衰退する。