世界の10ケ国ほどで認められていますが、日本では認めら
れていません。 不治の病で治癒の見込みがなく、耐え難い
苦痛を伴い・本人の意思が正常で安楽死を希望する場合、書面に
その旨を表示することで、安楽死(の権利)を認めるものです。
(もっと条件が緩い国もあります。)
医師の処方により致死量の薬物を摂取したり、注射を打ってもら
って、苦しまないで最期を迎えるものです。
日本では治癒の見込みがなく・耐え難い苦痛にさいなまれながら
もベッドに括り付けられて点滴注射をされたり、鼻・喉などにチ
ューブを取り付けられてでも「生かされ」ますが、それじぁ人格
無視の虐待だと考える人がいます。 そういうことを避けるために
「尊厳死宣告」という制度があります。
公証役場に行って公正証書を作ってもらい、入院時にその書類を医
師に提示すると、単なる延命治療をしないで済ませることができる
のです。