R 03.03.07 O君はエライ NO.2942
83歳になった今年、懸案の老前整理3件を一挙に片付けた。
①遺産として残す不動産は自宅の一戸のみであり、子は人に
居るから分けようがない。 だから、争いをさけるために、
自筆遺言を書いて、特定の子の単独相続にすることにし、
法務局あて摘遺言書を預託した。
②先代から継承した事業用不動産は、現時点では親子5人
の共有になっている。 これを、現在事業を継承しいる
子の名義にしておきたい。 つまり、他の4人は事業
継承者に自分の持ち分を贈与する。
こういうことは親が生きている間にしないと、亡くなると
できるものではない。
➂ 細君の親が残した家屋は、もう20年も使用されていない
から、廃屋になっており笹や雑木が生い茂りジャグルみたいになっている。 市からも剪定の要望を受けているが、そんなお金をかけられない。 この所有者(奥さんの兄)はがん疾患のために4回目の入院を目前に控えている。
至急に処理したい、との要望。
<処 置>
① については、私が指導して「遺言書」を作成した。
② については、私の知己の司法書士に依頼して4通の
贈与契約の作成と登記の手続きを完了した、
➂ 我が息子の会社で買受、当方で商品化することにした。
こういう決断はなかなかできないもの、それを一気に
やる決断をしたO君はエライ!