R 04.07..23 勝組・負け組 No.3614
最近二者択一論が大勢を占めている。 社会の仕組みも、社会的強者と弱
者という関係が顕著になってきている。
資本主義が昇華したアメリカから見れば、給料が平社員の給料のせいぜい100
倍までで、しかも最高税率45%(地税を除く)という国はほとんど共産圏と
思うだろう。
ちなみに、今の中国のつまびらかな資料は解らないが、我々が学生時代に
は、首相と一般労働者の所得格差は、おおむね10倍程度でしかなかった。
でも、今日の中国はアメリら並みに格差が広がって、特に貧困問題は日本以
上という。
国の成長は中流階級の所得が潤沢であることが前提だから、中国の経済成長
もそろそろブレーキがかかるかもしれない。
でも、そういう格差が良いはずはないのに、世界中ますます格差社会になっ
てゆく気がする。