ℝ 04.07.26 登 記 NO.3617
人に戸籍があるように、不動産には「登記」という制度がある。
人だって、何らかの事情があって戸籍に登録していない無戸籍の人が居るよ
うに、不動産だって登記していないものがある。 特に、昭和時代戦乱と
いう事情もあったので、そういう手続きをしていない人が居る。
では、そういう手続きをしていない不動産はどうなるのかというと、売買し
ても登記ができない。 相続ができないということである。
無戸籍者の戸籍復活はなかなか困難であるが、未登記の不動産の登記はそん
なに困難なことではない。
お爺ちゃんの代から継承している不動産などがあれば、一度法務局で登記の
有無について調べておく必要がある。