R 05.03.16 梅 の 花2 No.3727
東風吹かば にほいよこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ無実の罪で京から太宰府流刑された菅原道真が読んだも
の。 な~そは禁止の助詞。 梅の花よ主がいないとて春を忘れるなという意味。
名にし負ば いざこと問わん都鳥 我が思う人在やなしやと 「都鳥っていうから都のことを知ってるんだろう」だった
ら教えてということ。 遠くにいて京の恋人の状況を知りたい在平業平の歌です。
これは佐渡ケ島に流刑された、後鳥羽上皇の歌と思ってましたが、そうではなかった。
何十年もそう思っていた。