小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

アミタール

2015-04-28 08:02:51 | 日記

         27.04.29       ア ミ タ ー ル        NO.780

  第2次世界大戦の際、ドイツ軍が開発した「自白誘導剤」です。  これを服用させるとほとんど意識

は朦朧となり、問われた質問に対してウソを言えなくなるという薬剤です。

犯罪者を長期に勾留したり拷問みたいな取り調べをしなくても、この薬剤を飲ませてから取り調べをす

れば、簡単に自白を聴取することが出来ます。

ナチ・ドイツはスパイのみならず、国策に抵抗する「犯罪者」には常用的にこの薬剤を使用しました。

でも、我が国では犯罪捜査のためにこの薬剤の使用は、刑事訴訟法の規定で認められていません。

なぜばら、そういう自白は任意の供述にならないからです。   でも、長期の勾留と被疑者の供述を

無視し、警察が描いた犯罪のストーリーを強引に認めさせるという弊害があります。

勿論、この種の薬剤を行使することは厳に慎むべきですが、最近の凶悪な犯罪者(筧 千佐子など)

とか、政治家にはこの種の薬剤を使用してでも、正確な自白や心ちゅうの邪悪な思想を聴取しても良

いのではないかと思う場合さえあります。

ウソ発見器(ポリグラフ)というものがあって、被疑者の同意があれば使用できますが、このシステム

の信ぴょう性はほとんど役に立たないシロモノでしかありません。

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