小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

目くらまし

2013-03-11 14:37:30 | 日記
め く ら ま し
マジックの基本はマジシャンが上を向いたら観客も上を向き、ハンカチを取り出したら観客はそのハンカチに視線を向け、右手を差し出せば右手をみるという、人間の基本的な習性を逆用して観客の目を「くらまして」不思議な現象を演出するテクニックでして、マジシャンはこれをミスデイレクションと呼んでいます。
でも、そんなことを国家権力や、今や国家権力に次ぐ「権力者」になっているマスコミが国民相手にやっちゃいけないですね。
市川団十郎の死去でもニュースとしてある程度は必要かもしれませんが、どの新聞を見ても三面記事にすべきものを第一面のトップ記事として扱っている。
国民の生活にとってもっと大事なTTP問題の本質や国家財政の危機の問題・貧困問題等々が隅っこに追いやられている。
団十郎問題のみならず、三面記事になるべきことを第1面にセンセーションに書くことによって国民の目を「くらませ」次元の低い世論を形成している現状はまことに見苦しい。
中でも、政治家の軽々しい発言や浅はかな行動は、これが「先進国」の政治家?と疑いたくなるようなポピュリズムに迎合した低レベルのものばかりで、次々と手を替え品を変えて出てくるマジックで、ミスデイレクションに導入入されるようで「気に入らん!」。

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干支の話

2013-03-09 17:02:31 | 日記
干  支  の  話 
                  平成25年3月4日「なごみの家」お誕生会にて
わたし、昭和13年3月生まれ 短気と強情が出世を妨げるといわれる「寅年」生まれでして本年3月をもちまして満75歳を迎えました。 
「干支」なんて性格形成とは全く関係ないことなのですが、せっかくご指名いただきましたので、ひとことお話をさせていただきたいと思います。
いわく「干支の話」です。
「干支」というものは昔々には決まってなかったのですね。 どうして決めたかと言いますと、毎年毎年我こそはと思う動物たちが神様に申請書を出して審査を受けて、書類選考を経まして神様方の多数決で決めていたのですね。
ところが、そんなことチンタラチンタラやってたら時間の無駄だという声が出まして、事業仕訳をしましてね、これからは12だけにしようということになったのです。
律儀なうしは受付の何日も前からエッチラオッチラやってきまして、一番に到着しました。  一日に千里行って千里帰るといわれます、私の干支のとらは俊足を生かして2位に入りました。
そのようにして、う・辰・み・うま・羊・さる・酉・いぬ・亥・ネコと入ったのです。 12番目は実はネコだったんです。
ところが、神様が門を開けたとたんに、牛の角のかげに隠れていたずる賢いネズミがスルスルっと走りこんで、一番に入ったのでした。 ずるいですね「ネズミ」って。  ごめんなさいね、ネズミ年の人はいらっしゃいますか?。(1名手があがる)
いえいえ、ネズミがずる賢いと言っているんですよ。 ネズミ歳の人は堅実でお金持ちになる、「美人が多いといわれています」から、気を悪くしないでくださいね。
ネズミがずるいことをやったものですから、そのあおりを食ってネコは干支に入れなかったんです。 それ以来「猫はネズミのやろうを見たら食い殺せ」というDNAが組み込まれたんですね。
でも、最近の猫はネズミなんか食べません。 私なんか100円のサバ缶食べてますが、いまどきの猫は300円もするグルメキャットを食べてますね。
さて、干支の方はそれで決まりとなったのですが、その際動物たちの「交尾」の時期と回数を決めたんです。
「交尾」ってご存知ですね、つまりセックスです。
ネズミ年4回・牛2回・寅3回・辰100年に1回などです。
干支の方は12で終わったのですが、交尾の回数決定の方は何千何万という動物が対象だったものですから、それはそれは神様たちも大変でした。
 何日も何日も徹夜で対処しました。
でも、何事も終わりがありまして、やっとすべてが終わった。  さあ、コーヒーでも飲もうかな・・・とほっと一息ついたときにやって来たのが人間でした。
態度が悪かった。  だらしない恰好でやって来て「か~みさま~私たちはいったいど~すればいいんですか~」と大あくびをしたのです。
神様は頭にきて怒鳴りつけましたね「おまえなんか、勝手にセイ」・・・ということで、人間の「交尾」つまりセックスは、いつでも・どこででも・何回でも好きなだけ・誰とでも(・・・はいけなかった!?)やっても良いということになりました。
おめでとうございます。・・・というお話でした。

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病根

2013-03-06 16:50:38 | 日記
              病      根
癌などの病根は全摘するのが最も効果がある。 しかし、そこにポットあるものをパット取って来れるというような単純なものではない。
ガン細胞がリンパや他の臓器に転移しないように慎重に、あたかも、水を張った金魚鉢の金魚を波を立てないで手つかみするような高度なテクニックが要求される。
デフレという経済の癌だって、ただお札をバンバン印刷してバラ撒けばよいというような単純なものであり得ない。
ガンを摘出して「手術は成功したが、患者は死んだ」というようなことではそれは成功とは言わない。
お金をばら撒いてデフレは脱却したけれど、インフレになったのでは何もならない。
物事を単純に言う人間は信用できないのは、小泉・竹中の失敗例を見るまでもない。
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白から黒へ

2013-03-06 14:45:17 | 日記
白 か ら 黒 へ
「白川の 清き流れに 魚棲まず 元の濁りの 田沼恋しき」
堅実経営で名君と言われた松平 定信(白河藩主)の時代は、不景気でもあった。
商人や庶民は多少の難はあっても、世の中景気がいい方が良いと、口利きとワイロが政治を動かす田沼意次の時代の再来を望んだものだ。
ときあたかも平成の御代、日銀の白川総裁(が清廉かどうかは知らない)が、詰め腹を切らされて、代わって何でもありと自賛する黒田総裁となる。
この「白」から「黒」への流れが、日本の国の先行きを暗示している気がしてならない。
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ノーチェ

2013-03-04 14:33:36 | 日記
ノ~チェ 夜
ノ~チェ                   夜
カルマードノーチェ              静かな よる
テ キエーロ                 僕は 君が 好きなんだ
ウステー シレンシオ エントードテェンポス  君は いつも 黙ってる
ポルケ テ キエーロ             だから 君が好きなんだ
プレフェリール ブリリアンテ イ       あかるく ほがらかな
アニマード  マニャーナ            朝よりも
テ キエーロ ムーチョ マス         もっともっと好きなんだ
クワンド ペンセール アルグンナ コサ    何か物事を 深く静かに
 プロフンド                 考えたいとき
シー ウーステー ノー エシスタ       君がそばにいて
 イ ニングン メ カルマード        静寂を与えてくれなかったら
ロ ケ コーマ エッサ            僕は いったい どうすればいいんだろう
ノーチェ セ シレンシオ           夜よ いつまでも 静かにいておくれ
パラ シエンプレ               いつまでも
パラ シエンプレ               いつまでも

*若い時にちょっとスペイン語をかじりましたが、どうせすぐに忘れてしまうだろうから、何か記憶にのこるような言葉を残したいと思って、20歳の時に作った「詩?」を翻訳してみました。  なにぶん未熟な語学力でしたのでどなたかに点検してもらおうと思って、以来50有余年温めてきたものです。
どなたか、点検していただければと思っています。 よろしくお願します
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