勝手なつぶやき

今日あった事、見たり聞いたりして感じた事、
ふと思い出して記憶がよびさまされた、そんな事を呟いてみようか・・

今日こんなことが

2014-11-20 21:16:06 | Weblog
我が家は私道の一番奥です。(奥でも袋小路ではない)

私道を挟んで住宅4軒、アパート一棟、空き地一区画、貸し駐車場二カ所。
こんな建ち位置の奥に建っているせいか、たまに、駐車場の持ち主かアパ-トの貸し主とかと
間違えて、空き室ありますか」なんて尋ねて来る人がいる。

今日、某不動産の営業マンが二人訪ねて来た。
地主と思って来たわけではなく、家の前のアパートのことをお聞きしたい、と
インタホン越しに言った。

営業マン氏がまず言った「アパートは築25年以上経っているように見えますが・・」(古いと言いたいらしい)

【2011年3月の災害で津波や放射能のせいで住めなくなった人達の仮説住宅が不足している。
会社では避難者の貸借アパートを建てる土地を探しています。
このアパートの持ち主はどなたか教えてほしい。】

解体してここに建てられたらと思っているのですか?とズバリ聞いたら、素直に、そうですと答えた。

持ち主のNさんはもちろん知っている。
Nさんは月に一度は管理にやってくるから顔見知りで挨拶もする。

けれど、咄嗟に、教えられないと思った。
このアパートは築25年どころか40年は経っていてボロボロです。

不用意に教えて、瓢箪から駒で商談が纏まり新しいアパートが建ったら・・・

「持ち主は猪苗代の方にお住まいと聞いていますがそれ以上は知りません」
そういってお引き取りねがった。

Nさんがここを売るとは思えないけど、正直に教えなかったのはあと味が悪い。
避難してひどい仮設住宅で我慢をしている方達のことは本心からお気の毒だと思っています。