今どきの受験

今春の孫の大学受験で今どきの受験ってどんなものかを知らなくては
話にならないとばかりに、孫の受験する大学名を娘に教えてもらい、
これがばぁばの勉強だとＰＣで検索しまくった。

我が子の世代とは当たり前ながら隔世の感がある。
全てネットなんですね。

合格発表など、事前に何日何時と知っておけば、時間ぴったりに合格者の受験番号が載っている。
各学科の受験者数、合格者数、倍率、最高得点等々全てわかる。

昔は県外から受験すると合否の封筒が郵便で届くまで、現地に見に行かないかぎりわからなかったものです。
朝からヤキモキして何度もポストを覗きにいったものでした。

今回は娘から電話をもらうまで何も手につかぬありさまだった
本人や娘は尚更だったでしょう。

母親である娘は息子にこう言ったそうだ。
「もし受かってなかったらなんと言って慰めたらいいかなぁ」
息子曰く「何も言わなくていい。黙って肩をたたいてくれ」

その話を聞いて笑ったけど、悲しい場景のほうを頭に描いて少しうるっときた。
幸運にも肩をたたかなくて済みました
我が家も父方のばぁばも大喜びです。

いくつか受験した大学も孫は奮闘して勝利を得た。
ばぁばは、快挙だ！と、頬がゆるみっぱなしです。

「受かったら絶対行くからね。」
二階から漫画本を持って来て（息子夫婦の漫画コレクション）炬燵に入って
漫画三昧するのを楽しみにしていたらしい。

炬燵を仕舞わないように言ってくれと娘に言ったとか
じぃばぁは孫の来る日を楽しみに待っています。

　　　　　　　　春は名のみ