雪搔き

朝カーテンを開けたらどっさりの雪。

昨日までは風にちらちら舞っているくらいで雪らしい雪は降らなかった。
初雪がボタ雪になってしまった。
水っぽい雪だから明日には融けそうな気がする。

とりあえず玄関口まで雪を片づけないと短い靴ではズブズブ埋まる。
嫁ちゃんの帰って来るまでは道をつけておかないと。

外回りはマメな夫が黙っていてもするものと思っていたから
今日もいつ炬燵から出るのかなと様子を見ていた。
薄暗くなっても立つ気配がない。

しかたない、私がやるしかない。
　　　　　

寒い思いをして家に入ったらぬくぬくと炬燵に入りテレビを見ている。
ムカッときた　一言嫌味を言わずには治まらない。

「Ｋさんちのご主人、どこか体の具合でも悪いのかしらねってご近所さんが
言ってるかもね」と。