少し元気になった友

とびっきりの上天気の今日、先月２０日に夫を亡くした友から電話がきた
「お天気もいいし散歩にでも行かない？」
わが家から自転車で15分もあれば行ける距離なのですぐに出かけた。

元気を取り戻すのはまだまだ先だろうからこちらからは連絡しないで
おこうと思っていた。

夫に「Ｆさんが何処かへ行こうと言えるようになるには1年くらいかかるかな？」
夫曰く「そうだね。あんたなら49日だろうな」
とこんな会話をしていたので今日の電話にはあれっと意外な気がしたけど
うれしかった。

家の内外はお花がいっぱい相変わらずきれいで、Ｆさんもお洒落にしていて
たまに涙ぐむけど明るく笑い声もあげたりちょっとほっとした。

亡き後のいろいろな手続きが大変で、まだまだ片付かないと言っていた。

独りになってしまい今の慰めはノラ猫の訪問だそうだ。

シャム系のノラ猫が一日に何度となく来ては勝手に上がりこみ、三度の餌も
おやつまで食べていくんだって。

この猫、高級食材嗜好でロースハムとか市販のキャットフードでも高い物しか
食べないとか。
「牛乳なんて私より飲むのよ」なんて笑っている。
うちの二階の猫は水道水しか飲ませてもらってないけど

なにはともあれ思っていたより元気でよかった。

　　　　　

　　　　　
　　　　　　　　　　　　食後のお昼寝