ワンマンカー

用事があって妹の家に行ってきた。
わずか40分足らずでもたまにしか乗らない電車は私にしてみれば小さな旅気分ルンルン

冷房が効きすぎると辛いかなとカーディガンを持ち、ソックスもあったほうがいいかもとそれも入れる。
勿論飲み物も。読み終えてない図書館の本もバックに入れる。

ゆっくり洋服を買いにも行けないと妹は嘆いていたから、秋口に着られそうな麻のジャケットと
綿の七分袖シャツも持つ。（これは私のお下がりです）

どれほど長期滞在するのかと思えるような荷物になってしまった。

始発のローカル線は早めに行ったのでガラ空きだったが発車間際には車内はいっぱい。

4人掛けのボックスも一人悠々どころか、前の席に営業マン風の二人の男性が、
私の隣に山行き風のリュックを背負った男性が・・・

膝突き合わすほどのスペースだから気づまりで目のやり場がない。
仕方なく本を出して読み始めたのはいいけど、さっぱり集中出来ない。
こんな場で足をむき出してソックスなんて穿けるもんじゃない。

固まった姿勢で肩は凝るし・・・
若かりし頃から一度はしてみたかった一人旅も、実現できずに終わりそうだ。