粗忽者

購読している新聞にちょっとずっこけた笑える実話を投稿するコーナーがある。
今日掲載されていた話と似たような早とちりをして恥かしかった一昨日を思いだした。
　　　　　　　　　　　　新聞の話し
【小学校の壁にはいろんな標語が張られている。
その中に「泣かないで、君は人ではないのだから」とあった。
よく見たら人の上にあった一が誰かに消されていた】
　※註　　君は一人ではないのだから。

　　　　　　　　　　　　私の出来事
一昨日「道の駅」でトイレに入った。
すませて手を洗おうしたらそれらしき手洗い場がない。
水道はあるのだが水の落ちるところが足元の低い位置についていて
手洗場にはみえない。

見れば注意書きがあり「手洗いせんよう」と読めた。

「手洗いせんようにって、じゃぁどこで手を洗えばいいのよ！」と
声に出して言った。

近くに立っていた女性が笑って折りかぶさっていた紙をピラっとめくってくれたら、
続きの「です。」が見えた。
「手洗いせんようです。」

せんようまでしか見えなかったから手洗いはせぬようにだと思ってしまった。
よく考えれば公共の場で「せんように」なんて言い方はしない。

専用って漢字で書いてあればすぐわかったのだけど
まだ専用を読めない小さな子のためにひらがなにしたのでしょうね。

恥かしさを笑ってごまかして逃げてきた