観梅

昨日は今年初お出かけ、日本三名園のひとつ、茨城県水戸「偕楽園」の梅林に行って来た。
お天気に恵まれ約１００品種、３０００本の梅が咲き乱れ、
春の遅い当地より一足早く春を感じてきた。
、
日帰りツアーはひと月も前に友が申し込んだとき既に満席でキャンセル待ちだった。
なかったことと忘れていたところに出発日の４日前、空きができたと連絡があった。

ツアーは観梅と茨城県美術館初公開「東山魁夷・唐招提寺御影堂障壁画展」の鑑賞だった。
日本画家東山魁夷の名前は聞いたことはある、そのくらいの知識しかなかった。

同行の添乗員さんは美術がお好きらしく、画伯がどれほどのお方か、この障壁画が
通常は非公開でここで観られるのは二度とない機会だとマイクを持って熱く語るのです。
そして、梅を観るだけでなくせっかく開催中のこの展示をこのツアーに企画したのは私だと。

あらまぁ、そんなにありがたいものなんですかと興味がなくしらけて聞いていたのは私ですが

無知とは恐ろしい。
はじめて観た襖絵は一色の淡い濃淡だけで描かれて美しく、魅せられた。

　　　　　　　　　　　　　茨城県近代美術館