前報の加筆、前々報の推敲など、やりますと、お約束をしていることで、できていないことが山ほどありますが、本日は突然に、日経新聞の、今朝(2013-10-10)の29~30頁について触れさせてください。
記事はアートレビューという総タイトルで連載されており、本日は特に、版下の特集です。
版下とは、デジタル処理が普通になる前の本や、雑誌、および、パンフレット類の、図版の入っている頁のレイアウトを、紙の上で行うことをさします。
なお、この切手大の写真は、私の三冊目の本です。大きな写真で入れたいのですが、例の妨害を受けて、こんな小さな写真になっています。仕事葉、ブログでも、本作りでも、いつも、大妨害を受けていて、最上のものを提供できないのですが、ただ、ただ、がんばっています。
ただ、中間職の色合いが、皆様にほめられました。バックにだけ色を入れて、花は白抜きというか、鉛筆デッサンだけを使用しています。
日経新聞には、私が現在それを取り上げて、論を進めつつある、Steidl (シュタイデル)については、一切出てきませんが、シュタイデルの映画が公開されている今、この記事ができたことは、関連があるかもしれません。
または、これこそ、チャネリングの典型かも。
*1)、 これは、専門家向けの記事のようですが、それでも、一般の方にも役立ちます。あなたが30代のお父さんだったら、家庭内新聞を、この形式で作ればいいのです。
母を老人ホームに見舞ったときに、廊下に、写真が、説明文と一緒に貼ってありましたが、あれも、もう少し、小さいスペース内に収めようとすれば、立派な版下となります。
家庭内新聞を、A4のコピー用紙で作って、家庭用プリンターで、スキャンして取っておけば、いい記念になります。子供はやがて巣立っていくものですが、それでも、孫を育てるときに、『ああ、ありがたかった』と思うはずです。
現代30代の若いお父さんだったら、どこかの無料アプリとか、ブログのテンプレートを応用しただけでも、A4サイズの絵入り、または、写真入の家庭内新聞を、紙の版下ではなくて、デジタルで、でも、作ることができるでしょう。
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*2)、私自身は、1950年代に、学校新聞で、この紙の版下を、経験し始め、付属だったので、本格的な印刷所で刷るので、そこでの微細、微妙な交渉も経験しています。
だから、壁に種々さまざまなフォントの活字用の棚がずらっと並んでいる時代の印刷所の雰囲気も知っています。今は、最先端技術の展開する場所であって、真っ白な壁であり、全体に、真っ白けな雰囲気の印刷工場ですが、往時はインクがあっちこっちに漂うのか、全体に真っ黒な感じの工場でした。
その後、PTA広報などでも、やってきたのですが、2001年から本を作ろうと決意した時代には、すでに、出版業界というか、印刷業界が、パソコンでデザインをしている時代だったので、必死で、ソフトのマスターに取り組みました。
日本語を優先した、日本で開発をされたソフトも有るのですが、それは、一般の人向けには売っていなくて、一般の人が・・・・大型電気店なら、日本中の、どこででも・・・・・買えるそれは、アドビ社のソフトです。アドビインデザインというのがそれに当たりますが、高いので、アドビ・イラストレーターだけでも、それは、できます。
また、アドビ社にお金を支払って、その本体を、汎用に、安く、改変したソフトが、日本の会社からたくさん出ています。言語の場合、HTML方式と、テキスト形式を比較すると、ヴォリュームが、テキスト形式のほうがまるで、軽くなるのと、同じで、
その手の、汎用ソフトには、お飾り画面がほとんどないのですが、結構、用途にかないます。それらは、1万円前後で、年末に、年賀状制作ソフトと銘打って売られていたりしますが、そういう基本形を独学でマスターなさったら、次の段階の図形処理ソフトも容易に、独学で、進められるはずです。だから、本づくりとは意外で、簡単に、しかも、誰にでもできるのですよ。低レベルの基本的なデザインでよいのなら。
または、極上でなくてよいなら、今(=2013年現在)は、個人用のノートパソコンには最初から入っているマイクロソフト・ワードだけでも、図版を入れた版下が、制作可能です。
*3)、ところで、日経新聞をあなたが取っていらっしゃると、お勧めも簡単にできますが、とっておられない場合、駅売り、または、コンビニで、売られている朝刊は、だいたい、2時には撤収しますので、その後だったら、図書館で、お読みください。
一方シュタイデルの映画は、シアターイメージフォーラム・・・・渋谷宮益坂上の青山学院側の、スターバックスの斜め前の路地にある・・・・で、やっています。10月25日までですが、朝一番の回とレートショーでだけ、上映されます。
映画の原題は、
How to Make a Book with Steidl です。私はドイツ人なのですが、発音から勝手に、ディーとエルの間に勝手にイーを入れてしまっていました。後で、前のほうを直して置きましょう。
では、本稿は短いです。が、下に隠れている前夜、書いたものは、後で、推敲するか加筆をして、または、主要な部分を新稿として展開させていただきます。それは、午前一時から午前四時までの間に、大量に入力している新しい文章で、日本在住の方は、どなたも、まだ、お読みになっていない部分ですが・・・・こちらを優先したわけは、
もし、あなた様が日経新聞を買ってみたいとお思いになるといけないので、タイムリミットの午後一時までに、書き上げ公開をしたかったからです。
*4) 上までの、短い告知文を書いて、ああ、よかった。ともかく、昨日、がんばりすぎたから、くたびれすぎている・・・・・少し休職を取ろうと思って、録画番組を見ていたのです。
カンブリア宮殿(テレビ東京)の10月3日号です。
それが、またまた、驚いたことに、印刷会社なのです。しかも社長さんは、天才的なデザイン 能力がある模様で、北川一成といいます。最近数週間は、このデザインの話で持ちきりですね。いいことだと思います。
ところで、少し前に、佐藤可士和さんがもてはやされていたのですが、彼は、自己主張が強すぎて、割と、どこでも似ている作品を提供しているなと思うのです。それは、私には受け入れがたい気がするというか、世間で高評価を与えられているほどには、高い評価を与えられないのですが、今回の北川さんの生き方は、おお、すごいですねと、思いました。
特に小学校時代の思い出が、すばらしい。試験は、常に表は白紙、裏に中小がを書くという、連続だったそうです。すごい。集中力と、個性の主張。だけど、今は注文主の移行に寄り添おうとしているみたいです。ユーハイムからの依頼の場合、昔の赤、しろ、黒の三段の模様を復活させたそうですよ。それは、いい。私だって、ユーハイムと聞いたら、その三食ですもの
では、2013年10月10日、なお、このブログ、2010年から数えはじめた伸べ訪問回数は、1831943です。雨宮舜(本名 川崎 千恵子)