の中で、猫を嫌いという人は信用ができない。と書いています。猫は、人間の方が、どういう種類の人間かを、非常によく見ていて、それなりに、優れていないと、慕い寄ってこないのです。
それなりに、というポイントが何をさすかですが、
まず、生活がきちんとしていないとだめです。大変規則正しい生活をする動物なので、朝は早いし、夜も寝る時間が大体決まっています。ただし、一日に睡眠と覚醒のサイクルが、4回ぐらいに分かれていますので、人間とは、異なりますが、でも、我が家の場合、朝の4時半ごろ、おきて、途中、二回ほど、昼寝をして、夜の九時半に寝て、真夜中、私が、寝る午前二時ぐらいには、また、おきているという感じです。我が家では、二人の人間がいて、それぞれが、朝方と、夜型で、両方が、どこかで、猫の相手をしてやりますので、猫は、十分にコミュニケーションが取れるので、活発な性格となり、甘えたりなついたりしてくる方です。
それから、大変な清潔好きでもあるので、寝床とかトイレは、掃除をしておかないとだめですね。だから、猫を飼うことそのものに、ある程度の労働は必要です。犬ほどではありませんが。
つまり、いわゆるまめな人であって、健康であって、と、いろいろ、条件は必要です。
私は、本当だと、猫を嫌いという人の次に、猫に慕われない人は、軽蔑していますが、それでも、週刊朝日の投稿者が、だめな人ではなくて、たぶん、猫というものを正しく知っていないので、猫からなつかれないのだと、考えて、
この投稿者は、生まれてから、何年、猫を飼っていない歳月があるのだろうと、投稿者の年齢を見て、びっくり仰天をしました。
71歳ですって。
驚きました。この人は、猫のことを何にも知らない人です。(笑)
今の猫って、室内から、あまり、外へ出さないので、長生きです。我が家の前の猫も19歳まで生きました。それを考えると、68歳のときに、猫を飼い始めるのは無謀というものです。だって、お世話が必要ですから、80歳のときに、自分が元気かどうかは、誰にも、予測ができませんし。ペットの砂をかえるのだって、体力が要りますし。
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副題4、『馬鹿をしてみるのも、時には、尊い結果をもたらす』
この71歳の女性の投稿を読むと、猫をよく知っている人間からすると、『ばっかみたい』というほど、この人が猫のことを知らないのに、気が付きます。
でもね、なんだか、ほろっと来ます。
どうしてかというと、初心者に固有の、感動する心が、この人に、あるから。
この人は、これから、人間にとって、もっとも、尊い気質のひとつである、無償の愛というものに目覚めていくはずだからです。
猫は飼ってみても、ちっとも役には立ちません。
NHKのBSプレミアムに、岩合光昭さんが、世界各地で、猫を撮影する番組を、放映しています。モロッコの章が、素敵でした。子猫がいっぱい出てきて、育児中の母親も、いっぱい出てきました。日本では考えられないことです。日本でも子猫が生まれているでしょうが、道路端で、育児をしている猫など、ほとんど見たことがありません。
地中海沿岸の国って、トルコにしろ、ギリシャにしろ、イタリアにしろ、猫を愛する人がいっぱいいるみたいで、日本で言う野良猫と、飼い猫の中間みたいな猫が自由に街を歩いているのですが、モロッコでは、ねずみがまだいるらしくて、猫は、役に立つ動物として、余計、大切にされているらしいのです。だが、日本の普通の家では、ねずみがほとんどいないので、猫は不要不急のものとなっていますので、
猫を飼う目的が、ただ単に、
自分が愛を注ぐ対象をほしいと、なります。
猫のことがよおく、わかっている人ですと、自分が、こちらの方から愛を注ぐしかないのだと、知っていますが、この女性は、初心者も初心者なので、相手から愛してもらうことを先に求めてしまっています。で、一生懸命抱いたり、かまったりして、うるさがられているところでしょう。
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副題5、『猫に、なつかれない人は、これからは、猫を、異性のイケメンだと、思って接したらよい』
猫って、非常に賢いので、そういう飼い主の考えを先読みして、『馬鹿みたい』と、侮ってしまうのです。そういう向きもあるし、なにより、自分の考えが大切なので、猫が、好きなときに、好きな人に話しかけたいのです。飼い主だから、慕い寄ってくれるはずだと、思い込んでも、接し方がだめだと、慕ってくれないでしょう。
ともかく待つこと。そして、常に、自分の方は、静かにしていることです。そうすると、向こうから話しかけてきます。投稿者の猫が、今、いつも向こうを向いているのは、性急に、彼女の愛を、求めすぎていらっしゃるのでしょう。それって、異性との恋愛に似ています。それから、彼女(=猫の方)が主体的に、ものを考える存在であり、こちらの家来ではないということを、肝に銘じないとだめですね。これから、徐々に、それに気が付いていかれるといいのですけれど。
ほら、ストーカーとして嫌われる人もいるでしょう。そういう風に難しい生き物だと、お考えになるといいです。ただ、全般的に、元来が、慎重な人で、丁寧に、観察することが好きな人は、やがて、猫の本当の気持ちがわかってきます。
そうすると、求めに応じた態度を、人間の側が取れるようになって、
愛し、愛される間柄になります。それは、成功した恋愛に似ていますが、さらに進むと親子の愛情みたいになります。そして、人間と違って、親側が、猫に出世を求めたりしません。中にはコンクールに出す人などいて、そういう人は、子供を東大に入れましょうと望むような人と同じ傾向を持つのだと思いますが、普通の猫好きは、猫を、車に乗せて外出しようとか、電車に乗せて外出しようとは思わないので、コンクールにも無論応募しません。
というのも、猫は音に敏感で、大音量は、嫌がるのです。
それから、小さいことですが、猫の爪は、自然に脱皮をするものなので、切らないほうがいいです。私、粘着テープ型のワイパーで、じゅうたんの掃除をするようになって、数えたのですが、40日間で、7つの猫の爪を発見しました。猫のつめは、粘着テープ型の掃除機には引っ付かないので、じゅうたんの上に残っていますから、数えやすいのです。北京製のじゅうたんですが、30年使っていて、毛足が短くなってしまったので、そのタイプのものの方が、電気掃除機よりも、ほこりをよりよく吸い取るので、素足で、踏む感覚がぜんぜんさわやかです。それで、こちらばかり使用し始めていて、猫の爪が脱皮するスピードの速さに気が付きました。ものすごいスピードで、爪は剥がれ落ちて新しくなっているので、人間がはさみで切るのはいけないのです。だって、中にある新しい爪は成長途中ですから、神経が通っているかもしれないでしょう。はさみで切ってはいけません。
本当はペットショップでお金を出して、血統つきの猫を買うよりも、地域で、猫の里親探し運動をしている団体から、もらったり、自分で捨て猫を拾って買い始めるのが、一番いいのですよね。そうすると、無償の愛を注ぐということがごく自然にできてきますし、雑種の猫の方が、かわいい性格であることがおおくて、気働きも活発です。
捨て猫や野良猫、(最近では野良猫とよばないで、地域猫というらしいが)の里親を探す団体は、市役所の広報を利用したり、スーパーの掲示板を利用したりして、里親探しをしています。
こんな、小さな話題でも、まだ、まだ、続きますが、それは明日、書かせてくださいませ。恐れ入りますが、そうさせていただきたいです。
猫がどれほど、人間を助けるかというエピソードを書き足したり、
銀座の画廊めぐりで、14日に何か・・・・・=ある種の、たくらみ・・・・・が、あった・・・・・という話屋、だけど、私はまったく平気だったという話も、前報と連動しているし、それが、政治なので、それも書きたいので、・・・・・
だけど、少し(=16時間以上)休ませてくださいね。夕飯を、東京で、ちょこっと食べては来たが、我が家の栄養たっぷりな夕飯も食べたいし。そして、その後で、眠りたいし。では、恐れ入りますが、ここで、いったんお別れすることをおゆるしくださいませ。
なお、このブログの、2010年より数えはじめた伸べ訪問回数は、1837751です。
そして、この記事は、実際には、14日の深夜から書き始め、次の日の昼間に公開したものですが、ここでは、日付だけを13日にさせていただきます。
それは、ブログ全体の編成のためですが、一応週刊朝日を買ったのが、14日であるということを明治しておきたいので、こういわせてくださいませ。