新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

「爪切り事件」の記事を読みながら:報道関係の方々へ期待したい

2010-12-05 17:31:35 | 報道関係の方々への期待

古い記事ですが、少し思うところがあったので記事にします。

CBからです

 

看護師がフットケアで逮捕、「爪切り事件」を考える
当時の取り調べ状況などを説明する上田里美さん
 認知症患者の足の爪を切ってけがをさせたとして、北九州八幡東病院(北九州市)の看護師だった上田里美さんが傷害罪に問われた事件で、福岡高検は今年9月に上告を断念、無罪が確定した。逆転無罪の判決を言い渡した福岡高裁は、容疑を認めたとされる捜査段階の供述調書の信用性を否定した。「刑事さんは写真でしか判断してくれず、何を言っても認めてもらえなかった」と、拘置中の102日間を振り返る上田さん。フットケアに関する捜査機関の理解不足、「鬼看護師」などと書き立てたマスコミ…。この事件は一体、何だったのか。上田さんと、弁護団の上田國廣・主任弁護士に話を聞いた。(敦賀陽平)



―捜査機関の取り調べはどのようなものでしたか。

上田さん とにかく、わたしの話をなかなかイメージしてもらえませんでした。刑事さんは写真でしか判断してくれず、何を言っても認めてもらえなかった。「水掛け論」になってしまって、どちらかが妥協するまでという感じで…。わたしが根負けする形になってしまいました
 高齢者に特徴的な分厚い爪や伸び切ってしまった爪について、世間は知りません。どうしても、正常な爪を深く切ったとイメージされてしまった。刑事さんやマスコミの方が考える「爪切り」とのギャップがすごくて、最初は理解してもらえませんでしたが、何度も訴えていくうちにその溝が埋まった。それが無罪を勝ち取れた要因の一つではないかと思っています。

―フットケアに関する国民の認知度が低いことも、今回の事件に影響していたのではないでしょうか。

上田さん 爪切りというのはごく当たり前の行為ですが、フットケアとなると、その範囲は広がります。まだ新しい領域なので、看護職の認知度も低い。これから発達していく分野だと思うので、2年、3年たてば、また違った視点で見てもらえるのかもしれません。

―控訴審では、厚生労働省の文書偽造事件で無罪が確定した村木厚子さんと同様、供述調書の信用性が否定される形となりましたが、一連の出来事の中での判決をどうとらえていますか。

上田弁護士 長年、刑事事件の弁護をやっている立場から言えば、捜査機関が自分たちのストーリーを作って、それを無理やり相手に認めさせるという話は以前からありました家族にも面会させず、密室の中で心理的に追い詰めるという手法で、これまで数多くの冤罪事件を生んできた。それが上田さんの事件でも見られたという意味で、基本的な構造は今回も同じだと思います。ただ、鹿児島の志布志事件(※編注)や村木事件などで、捜査機関側のストーリーの押し付けが明らかにされてきたことから、裁判所側も自白調書を信用することに少し慎重になってきている気もします。
 今回の裁判では、上田さんが患者さんの爪をケアした後の写真が証拠として残っていた。ケアという観点でとらえず、深く切り過ぎた「爪剥ぎ」と判断した捜査機関だけでなく、専門の先生たちも検証することができました。上田さんが丁寧な爪ケアをしたことを示している客観的な証拠が残っていたことが、今回無罪を勝ち取れた一番の要因だと思います。

上田さん すごく共感できるというか、村木さんも同じようにつらい思いをしながら、何度言っても理解されず、同じように作られたストーリーにサインをさせられたんだなということが、何となく想像できます。

―福岡高検の上告断念について、弁護団が「今回の無罪判決は、医療や看護など専門分野に関する事件の捜査の在り方にも警鐘を鳴らしている」とする声明を出したことが印象的でした。医療や介護など専門性の高い分野に関して、捜査当局はどう関与すべきなのでしょうか。

上田弁護士 専門分野について捜査してはいけないという話にはなりませんが、関係者の適切なアドバイスを受けながら、捜査に慎重に着手するというのが大前提だと思います。今回は病院の告発後、約1週間後に逮捕となった。権力を握る捜査機関としては、非常に安易で、極めて不適切な対応だったのではないでしょうか。今後は専門性の高いことに配慮し、十分に意見を聴取した上で方向性を見極める。より慎重な判断が必要だということを、今回の裁判は物語っていると思います。

上田さん 保助看法(保健師助産師看護師法)の中でやっていることと、刑法の位置付けとのギャップを感じることが多かったですね。法のすり合わせというか、そうした見直しが必要なのかもしれません。

上田弁護士 専門性の高い分野に捜査機関が介入すると、今回の場合ならば、技術的に進歩した看護を受けられなくなってもよいのかという話になる。よく航空事故の問題が例として挙げられますが、刑事罰になると自分を守らなければならないので、正しい情報が取れなくなる可能性もある。捜査が入ることによって、逆に実態の把握が困難になる場合もあるわけです。捜査機関の人間は、その分野のエキスパートではないわけですから。そうすると、専門家集団による何らかの検証と改善措置が必要になるでしょう。だから、よくいわれるADR(裁判外紛争解決)のような解決手法を取りながら、第三者機関が調査・検討した結果を医療や看護の現場にフィードバックする。捜査機関の役割については、できるだけ例外的で極めて問題のあるケースに絞るという仕組みを考えなければならないのかなと思います。実際、そういう動きが医療も含めたさまざまな分野で検討されているのではないかと思います。

―インターネット上の書き込みやマスコミ報道について、何か思うことはありますか。

上田さん 看護師の中でさえ、爪のケアについて知らない方がいます。ネットの場合、あくまで一般の方が自分たちのイメージで書き込んでいるのでしょう。それは個人の自由ですが、報道する側は、やはりそれなりの知識というか、情報を持って、それを精査した上で書いていただきたいと思います。

上田弁護士 報道機関はニュースバリューが大切なわけだから、物事を面白おかしく報じる。メディア側の心理としては、それが「虐待」だとして、特ダネとしてそれを広めた方がいいわけです。ただ、それが世の中のためにならない場合も多々あって、逆に冤罪を生み出す可能性もある。事実は違うかもしれないから、専門の先生にきちんと判定を仰ぐとか調査報道とかいうような、反対側の情報整理が非常に大切だと思います。何も知らない人が最初に見ると、「こんなに切れている。痛いだろうな」という印象を受けますが、勉強して知識が増えるにつれて、それが「爪肥厚(そうひこう)」(爪が育ち過ぎて分厚くなる)という爪で、シーツに引っ掛かって出血する場合もあることを知る。そうなって初めて、「ここまで切るのが正しいんだな」と分かるわけです。だから今回の問題では、マスコミ報道も悪い流れをつくった要因の一つだと言わざるを得ませんね。

―訪問看護で介護福祉士が行う通常の爪切りについても、出血を伴えば逮捕されるかもしれないとの懸念も広がりました。3年2か月の裁判を振り返って、現場の方に何を伝えたいですか。

上田さん 一番怖いと思ったのは、現場が萎縮すること。そして、きちんとした援助を受けられない患者さんが増えることでした。でも今回、弁護士の先生方や支援者の方々のおかげで無罪が確定し、爪切りは評価されていいということが公明正大にいわれた。だから、今フットケアに従事している方々には自信を持ってほしい。積極的にやらないと技術も向上しないので、萎縮せず、とにかく積極的にやっていただきたいと思います。

                 ■             ■             ■

 2007年夏、北九州市の第三者委員会「尊厳擁護専門委員会」は、上田さんの爪の処置を高齢者虐待防止法が規定する「虐待」に当たると認定。報告を受けた市が病院側に再発防止などを指導した経緯があるが、今回の無罪確定を受け、市では年内に同委を開き、認定の経緯を検証する方向で動きだしている。一方、上田さんは病院側に地位確認や慰謝料などの支払いを求める訴訟を起こしているが、今年10月の弁論準備で、裁判所側は和解による解決を打診した。現在、上田さんは北九州市内の小児科クリニックに勤務している。
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検察や捜査機関に期待するところは、最近言われている「冤罪」を生み出すような操作ではなく、情報に基づいた捜査をやってほしいということ、それだけです。
しかし、報道関係の方々には「捜査機関」という権力よりも大きな「力」があるように思います。
捜査機関をよりよい「捜査機関」へ発展させる力も、自分たちをより高めていく力も、我々医療従事者がより高見に向かい多くの患者さんのためになることも…できると思います。
逆に報道関係の方々が「大衆に迎合する」形で報道すれば、世の中は悪い方向へ流れていくだろうと思います。逆にあくまで『事実』。もちろん、唯一の事実などというものはなく、あくまで『色眼鏡』で見た事実なのだと思いますが、事実に近いものを報道するように心がければ、政治も捜査機関も含め、国はよくなるのではないかと思っています。
報道関係の方々には『国を変革する力』があると思いますが、それを悪い方向へ進ませないようにしていただきたいと思っています。
一回、食事をしないと倒れそうな気がします。低血糖かもw
友人と血糖値を測定したら、彼が血糖値36ということがありましたw
そうならないようにしたいと思います。
それでは、また。
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ネットで医師暴走問題について:沢尻さんの記事と合わせて

2010-03-07 00:59:06 | 報道関係の方々への期待

こんばんは

 

先程から研修医の先生から電話がよくかかってきております。この頻度の高い電話はむしろ研修医の先生への信頼につながります。

 

僕はいつも研修医の先生には

「状況に関して報告して、それに対して可能であれば検査もしていて報告して、その検査結果から自分がどう考えて(診断して)どういう風に次の行動するか考えて報告しなさい」

と言っていますが、実際医療というのは正解がないので「どのように考えているか」が重要になってきます。

 

まぁ、そんな中ネットに先程接続したらこんな記事がありました。

 

ネットで医師暴走、医療被害者に暴言・中傷

3月6日18時16分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000532-yom-soci  

医療事故の被害者や支援者への個人攻撃、品位のない中傷、カルテの無断転載など、インターネット上で発信する医師たちの“暴走”が目立ち、遺族が精神的な二次被害を受ける例も相次いでいる。  

 

状況を憂慮した日本医師会(日医)の生命倫理懇談会(座長、高久史麿・日本医学会会長)は2月、こうしたネット上の加害行為を「専門職として不適切だ」と、強く戒める報告書をまとめた。  

ネット上の攻撃的発言は数年前から激しくなった。  

 

2006年に奈良県の妊婦が19病院に転院を断られた末、搬送先で死亡した問題では、カルテの内容が医師専用掲示板に勝手に書き込まれ、医師らの公開ブログにも転載された。警察が捜査を始めると、書いた医師が遺族に謝罪した。同じ掲示板に「脳出血を生じた母体も助かって当然、と思っている夫に妻を妊娠させる資格はない」と投稿した横浜市の医師は、侮辱罪で略式命令を受けた。  

 

同じ年に産婦人科医が逮捕された福島県立大野病院の出産事故(無罪確定)では、遺族の自宅を調べるよう呼びかける書き込みや、「2人目はだめだと言われていたのに産んだ」と亡くなった妊婦を非難する言葉が掲示板やブログに出た。  

この事故について冷静な検証を求める発言をした金沢大医学部の講師は、2ちゃんねる掲示板で「日本の全(すべ)ての医師の敵。日本中の医師からリンチを浴びながら生きて行くだろう。命を大事にしろよ」と脅迫され、医師専用掲示板では「こういう万年講師が掃きだめにいる」と書かれた。  

割りばしがのどに刺さって男児が死亡した事故では、診察した東京・杏林大病院の医師の無罪が08年に確定した後、「医療崩壊を招いた死神ファミリー」「被害者面して医師を恐喝、ついでに責任転嫁しようと騒いだ」などと両親を非難する書き込みが相次いだ。  

ほかにも、遺族らを「モンスター」「自称被害者のクレーマー」などと呼んだり、「責任をなすりつけた上で病院から金をせしめたいのかな」などと、おとしめる投稿は今も多い。  誰でも書けるネット上の百科事典「ウィキペディア」では、市民団体の活動が、医療崩壊の原因の一つとして記述されている。  

奈良の遺族は「『産科医療を崩壊させた』という中傷も相次ぎ、深く傷ついた」、割りばし事故の母親は「発言することが恐ろしくなった」という。  

◆日医警告「信頼損なう」◆  

日医の懇談会は「高度情報化社会における生命倫理」の報告書で、ネット上の言動について「特に医療被害者、家族、医療機関の内部告発者、政策に携わる公務員、報道記者などへの個人攻撃は、医師の社会的信頼を損なう」と強調した。  

匿名の掲示板でも、違法性があれば投稿者の情報は開示され、刑事・民事の責任を問われる、と安易な書き込みに注意を喚起。「専門職である医師は実名での情報発信が望ましい」とし、医師専用の掲示板は原則実名の運営に改めるべきだとした。ウィキペディアの記事の一方的書き換えも「荒らし」の一種だと断じ、公人でない個人の記事を作るのも慎むべきだとした。  

報告の内容は、日医が定めた「医師の職業倫理指針」に盛り込まれる可能性もある。その場合、違反すると再教育の対象になりうる。

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自分自身では個人攻撃をしたりすることはなかったと思いますが、時折実際の現場で起きたことに関しては書いていたりします。

たった一人の患者さんのために他の患者さん達に不信感を持って医療に携わるつもりはないですし、患者さんや家族を信用してダメなら(といって、一度も来たことのない患者さん家族に「結果」だけで責められたりすることは、医療従事者としては悲しいこと限りないとは思いますが)どうしようもないです。

話は変わります・・・。以前から書いておりますがマスコミは強い力を持っていると思います。

僕達医師ブロガーが発信している以上に社会に与える影響は強いと考えます。

 

そのマスコミの大手である「読売新聞社」でこのような書き方をされると、普通に情報発信しているつもりでも書きにくくなります。普通に発信しているつもりなので書き続けますけど。いろいろな人に書き続けると約束しましたから。

 

また、日本医師会は医者が必ず入らなくてはいけない組織ではないです。むしろ、今後体制を改めていかなくてはならない組織の一つだと考えます。

 

そこがどのような形で「再教育」を行うのかはわかりませんが、医師会に所属していない医師も対象になるのでしょうか?

 

僕はブログというものに関して「日本の医療問題」を患者さんと現場にいる医師が情報共有して、より良いものを作っていくようにすること、そのアイデアを作り上げていくことができることが・・・良いところだと思います。

 

僕は今までやってきた「ブログ」のおかげで様々な人と知り合い、様々な人から意見を聞くことができました。そうやって現場の声と政治と患者さんとの意見を合わせたより良い第3案を作り出せればよいと思っています。

 

追加でこちらの記事も紹介します。

エリカ様「不都合なこと書くな」 受け入れて署名するマスコミあるのか

3月5日21時22分配信 J-CASTニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100305-00000005-jct-soci

夕刊各紙も「6箇条」を話題に  女優の沢尻エリカさん(23)が芸能界に復帰することになり、マスコミに突きつけた要求が波紋を呼んでいる。都合の悪い記事を書かないことへ署名を求め、違反すれば、高額賠償例もあるスペインで訴訟を起こすというのだ。   

「広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ」  

明治政府が明治元年に天皇の名で宣布した「五箇条の御誓文」の一つだ。それに引っかけたのか、東京スポーツが2010年3月4日発売号で、沢尻エリカさん側がマスコミに要求した条項を「6箇条のご誓文」として紹介している。

■プライバシーを許可なく公開しない、など6箇条  

それによると、エリカさん側は、取材に応じる条件として、次のような項目を挙げた。   

1. 沢尻の情報や声明を伝える場合、わい曲や、誤解を招く事を避けること。  

2. 情報を公開する前に、その信ぴょう性を十分確認し、根拠のない噂話は一切公開しないこと。  

3. 一方的か屈辱的な表現や侮辱的表現を、沢尻やその家族(先祖・子孫や配偶者を含む)に使わず、彼らの名誉を棄損するようなコメントはしないこと。  

(中略)  

沢尻エリカさん側は10年3月6日までの回答を求めているが、同意書にサインするマスコミはあるのか。  

報知新聞社の編集局では、「現時点では、サインしていませんし、今後もサインしません」と真っ向から否定した。その理由については、「社の姿勢や見解などを含めて紙面上で説明しますので、それを読んで下さい」としている。また、東京スポーツの法務広報室も「サインはできないでしょうね」と話す。「日本のマスコミの常識から言ってそうです。常識的に対応するということです。前代未聞の要求ですし、自分で自分の首を絞めることにならなければいいですね。会見で質問するなというのは、常識的に考えられないですよ」。  

あるスポーツ紙のデスクは、こう首をひねる。   

「スポーツ紙は、全体的にサインはしない方向ですよ。テレビもそうだと思います。要求を飲んでいたら、広報・PRメディアになってしまいますからね。報道の自由を制限するもので、常識的には考えられません。その言い分には、あきれています。だれが入れ知恵しているのか分かりませんが、エリカさんを過大評価しています。そこまでして取材するほど価値があると考えているんでしょうか」

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僕は沢尻さん(すいません、名前しか知らないのですけど…何の映画やドラマに出ていた人でしたっけ?ニュースの記憶しかなくて…)の発言に関してはいろいろ考えるところがあると思います

 

別に沢尻さんのことを書くな…というのはどうでもいいです。

 

ただ、ここに書かれているように

「わい曲や、誤解を招く事を避けること」

「情報を公開する前に、その信ぴょう性を十分確認し、根拠のない噂話は一切公開しないこと」

「名誉を棄損するようなコメントはしない」

というのは情報を発信する側としてはマスコミの皆さん同様気をつけなくてはならないと思います。

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なかのひと 

それでは、明日もありますので失礼します。

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「現在の日本の医療」の危機的状況:癌になったら・・・?

2010-02-24 23:29:54 | 報道関係の方々への期待

こんばんは

 

忙しい毎日ではありますが、比較的病棟は落ち着いております。なんといっても全身状態がすこぶる悪いという人がいない。

 

ただ、入院患者さんだけでなく外来患者さんにも対応しなくてはならないので、どうしても忙しくなります。

 

昨日は・・・緊急入院された白血病の患者さんに対しての説明、今日退院した患者さんへの説明、来週自家移植をする患者さんへの説明の3件の説明で1時間ずつかかりました

 

今日、ともかく時間がかかったのが外来でした。もちろん研修医の先生の手技につく…というのもあるのですけど。

 

僕は外来日以外に患者さんを振り分けていますが、それは治療方針の決定などの説明のため「十分な時間が必要」だからです。

 

本来、十分な医師数・十分な病院数があれば「自分の外来時間」だけで対応可能かもしれません。ただ、先週は予約だけで40名以上。実際に患者さんは各曜日に振り分けているのでTotal50名近く。今週も予約は30名くらいでも、他の曜日に数名振り分けています。

 

説明が長くなる人を含めて一日で患者さんに応対するには時間が足りないです。 「新患の患者」さんや「十分な説明が必要な患者」さんに対しては最低でも30分、1時間近い時間が必要になってきます。

 

そういう現実があり、僕は自分の外来日だけでは対応不能なため各曜日に振り分けています。

 

 

しかし、それもあまり上司には好まれておりません。理由は単純。病棟の守備力が下がるから

 

 

確かに「病棟急変」で一番力を発揮するのは僕でしょう。ところが外来に出てしまっていて不在のことが多い…となると守備力も低下します。実際、外来対応と入院患者さんの対応の両方に追われているというのが現実です。

 

 

第一、入院患者さんの検査結果を外来患者さんの対応にとられて出遅れる可能性もあるわけです。

 

十分な医師数がいるかいないかは大事ですよね。

 

 

そして「医師」も時間に追われますが「患者さん」も待ち時間が長くなります。「医療の需給」に不均衡がありすぎますので・・・。

 

そして「入院」も待ち時間が長くなります

 

そんな現実があるのだと思います。

 

 

病院に通院している患者さんはいろいろわかってくださると思いますが、実際に大病を患わないと「現在の日本の医療」の危機的状況はわかっていただけないのかもしれませんね。

 

「癌になったとき」に病棟ベッドが満床で(現実)、入院予約は数か月入りません…といわれるのは精神的にも・・・病気の進行という意味でも「患者さんに不利益」を被らせていると思います。

 

ただ、今の医療状況ではこれでも「限界を超えている」状況だということを、国民の皆様に知っていただければと思ったりしています。

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なかのひと 

 

そして少しでも安心して暮らせる国になったらよいと思います。

 

もう一つ簡単な記事を書きます。

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ブログと報道

2009-09-30 23:55:26 | 報道関係の方々への期待

こんばんは

今、帰ってきました。

 

今日は本当は休日だったのですが、休みのブランク明けの調整の意味も含めて仕事をしていました。

 

もっとも、午前中は外来輸血や病棟業務、午後から特殊外来(サリドマイド関連+話が長くなりそうな「再発」しているような人)を持ち、さらに緩和ケアをしなくてはならない人のムンテラ(IC:インフォームド コンセント)にも同席し・・・最終的に今になりました

 

 

結局休みというよりは、しっかり働いていた印象が強いですけどw

 

 

さて、今日は最初にこの記事を・・・

 

インターネットの普及に伴い、いろいろ個人の意見や仕事も大きな影響を及ぼすようになっていますね。このブログもいろいろな方々に見ていただいているようですが、少しは世間の役に立っているのかいないのか・・・・・。

 

 

ブロガーが鳩山首相との会食の様子をTwitterで実況中継

9月30日22時46分配信 RBB TODAY

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000027-rbb-ent  

 

個人サイト「www.さとなお.com(さなメモ)」を運営するブロガーが、鳩山由紀夫首相と会食をした際にTwitterで実況中継した様子を綴ったブログが話題となっている。  

 

「www.さとなお.com(さなメモ)」を運営するブロガーのさとなお氏は、「明日の広告」の著者としても知られる佐藤尚之氏。今回、鳩山首相が同ブログの読者であったことから、さとなお氏の友人である松井孝治内閣官房副長官から誘われ会食をすることになったとのことだ。「鳩山首相とご飯した」と題された30日のエントリーでは、「昨晩、ひょんなことから鳩山首相とご飯を食べた」とその様子が綴られている。まず立ち飲みの店で「レバーステーキやハラミステーキ、肉刺し、もつ煮込みなんかを食べてもらえた」ことや、その後居酒屋の座敷では「みんなネクタイはずしてビールから焼酎へ」。まじめながらも人間味あふれる鳩山首相の様子がわかる内容だ。  

 

 

さらにさとなお氏は、「首相の了解を得て、ご飯中に少しだけ(失礼にならない程度に)Twitter に実況した」とも語っている。Twitter上でも注目されたようで、「電車の中、そして家で Twitter を確認したけど、ボクが予想した以上に大騒ぎになっていて(みんなが喜んでいて)少し焦ると同時にちょっと感動した。それだけみんな、国のリーダーの「血が通っている生身」を知りたいということ(マスコミが暴く姿みたいのではなく)。同じ時間に同じ人間として「つながっている」感覚を持ちたいということ。この切望感にオバマは気づいている。鳩山さんにも気づいてほしい」と綴られている。普段報じられる形ではない首相の姿が見られる、興味深いエントリーだ。

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実際、そうかもしれませんね。

 

 

普段報じられる形ではない、本当の「普段の首相」の姿を見ることはいろいろと良いのかもしれません。

 

マスメディアとは異なる・・・ブログという情報発信の仕方もいろいろと「マス」ではない面で面白い影響があるのかもしれません。

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なかのひと

同じブロガーとして応援したいと思います

 

さて、明日の外来予約は40名近くで、僕は新患がいつも集まってくるのでさらに増えるかと思うと怖いですw

 

それでは、また。

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マスコミの力(イメージ)を考える

2009-08-08 13:49:43 | 報道関係の方々への期待

こんにちは

 

今、帰ってきました。

昨日まで病棟は大荒れでしたが、ようやく沈静化の兆しを見せております

というか、僕が帰ってきた=病棟が落ち着いてきている・・・ということなんですが。

 

 

木曜日の外来で来た急患はおそらくニューモシスチス肺炎(カリニ肺炎)だと思うのですが、呼吸状態の増悪が止まり(これ以上悪化したら挿管するよ~と言っていたのですが)改善傾向を見せています。

 

血液内科医が一人増えたおかげで、あの日外来が完全に止まることはなく・・ある程度の指示を出しただけで、あとはすべてお任せできたのが良かったですね。

 

 

そして今、泌尿器科から相談があった患者さんの転科の調整をして帰ってきました。

 

ATLの移植後の患者さんもようやく状態が落ち着き、個室から出れると思います。まぁ、他に個室に入れたい人がいないので(ドナーさんも個室を使っている)あわてて出したりはしませんが・・・。

 

良かった、よかった。これで、今日は少しゆっくりできそうです。

 

 

そういうときに論文を書けと言われているのですが、休める時に休んでしまう今日この頃です。じゃないと、休めないんですもの・・・・(笑

 

 

さて、今日は最近のノリピー関連から「マスコミ」の力はすごいな~と思ったので、ちょっと記事にします。

 

こんなハンドルネームの人間が覚醒剤などは使わないように言うのもいかがなものかと思いますが…覚醒剤など一時的な効果だけで身の破滅に向かうので、一回だけと・・・思わないようにしましょう

 

 

酒井法子容疑者、覚醒剤使用の疑い強まる 吸引器具の付着物、DNA型一致 

8月8日11時29分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090808-00000518-san-soci  

 

女優の酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=に逮捕状が出た事件で、酒井容疑者の自宅マンションから押収された覚醒(かくせい)剤の吸引器具の付着物のDNA型が、酒井容疑者のものと一致したことが8日、分かった。捜査関係者が明らかにした。警視庁は酒井容疑者が覚醒剤の所持だけでなく使用していた疑いがあるとして、行方を追っている。  

 

警視庁の調べでは、東京都港区南青山の酒井容疑者の自宅から、微量の覚醒剤とパイプなどの吸引器具が見つかった。覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕された酒井容疑者の夫の自称プロサーファー、高相祐一容疑者(41)が「(見つかったのは)自分のものではない。妻もやっていた」と供述。警視庁は覚醒剤は酒井容疑者のものだっと判断し、覚醒剤の所持容疑で逮捕状を取ったが、吸引器具に付着したDNA型が一致したことで、覚醒剤を使用していた疑いも強まった。  

 

酒井容疑者は夫が逮捕された3日未明から行方が分からなくなっているが、覚醒剤と吸引器具は化粧品ポーチに入った状態で見つかっていた。逃走前には自宅に立ち寄ったとみられることから、警視庁は酒井容疑者が慌てて逃げたとみている。  

酒井容疑者は4日夕に山梨県身延町で携帯電話の電波が検知されたのを最後に足取りが途絶えている。5日には公衆電話から長男(10)を預けていた知人に電話しているが、居場所は明らかにしていなかった。  

警視庁は、酒井容疑者が現在も山梨県にいる可能性があるとみており、すでに山梨県に捜査員数人を派遣。県警と連携して立ち寄りそうな場所などを集中的に捜査している。

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別にこの件だけではないのですが、マスコミの力というのは大きいですよね。

 

マスコミが作ってきた「酒井法子」のイメージは「覚醒剤」のイメージは全くないですから。

 

今のDNA検査の精度ははるかに高く、足利事件(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090807-00000262-jij-soci冤罪事件)のようなことにはならないかもしれませんが、DNAが一致した・・・という一言でマスコミで流れてしまったら「使っていた」という印象だけが残ってしまいます。

 

まだ確定ではないのですけど・・・・。

 

 

同様に「医療」「政治」「教育」・・・様々なものでマスコミの力というものは大きいと思います。この大きな力を持つマスコミが・・・より国民のためになる情報発信をして下されればと心から願っています

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

TBS「サンジャポ」は放送倫理違反 BPO人権委が勧告

8月7日15時16分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090807-00000566-san-ent  

NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会(堀野紀委員長)は7日、TBSの情報バラエティー番組「サンデージャポン」が昨年10月、大阪府門真市の保育園の畑が道路建設のため行政代執行で強制収用された際、園児らを現場に並ばせたとした放送について、視聴者に誤解を与え、申立人の社会的評価を低下させたのは重大な放送倫理違反とし、委員会決定の趣旨を放送し、再発防止に配慮するよう同局に勧告した。ただ、名誉棄損は「疑いが強いが、断定しない」とした。  

 

代執行の前日に撮影した園児の映像を挟み込んで放送しており、勧告は「事実の報道をしている自覚の希薄さなど、番組制作の基本的問題に起因している。11月の訂正放送も不十分」と指摘した。保育園の理事が「事実に反する放送をされ、名誉を侵害された」と委員会に申し立てていた

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放送倫理・・・本当に重要だと思います。

 

さて、先程帰る時に

「先生、おやすみなさい」

とリーダーの看護師さんに言われました。

「何で?」

と聞くと、

「先生、寝てないでしょう?」

とのこと・・・。

 

まぁ、4時間寝れば元気な僕ですが…今日はゆっくりさせていただきます。

では、また

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僕のスタンス:「医療」「教育」「社会福祉」の改革を!

2009-04-12 20:39:57 | 報道関係の方々への期待

こんばんは

 

今日も無事に終わりました~。

 

まぁ、まだ終わっていないですし・・・今から病棟に急患が来るのですが、そちらは当直の先生に

「いつもどおりの点滴メニューがありますので、それでお願いします」

と言ってしまいました。

 

もちろん病状が異なれば対応は違いますが・・・・

 

この方は血栓症を起こすPNHの方で、月に2回ほど腹痛で入院されます。本人もそれが分かっているので最近は重症にならないうちにすぐ来るようになりました。

 

ただ、時々軽すぎて3日位で帰ることもありますが、今までは血栓症→敗血症パターンだったので、それで長々といるよりは早期対応で早く帰る方がよいだろうと思っています

 

当直の先生がわからなかったら電話がかかってくることでしょう

 

昨日、内科学会の後「飲み会があり、多くの方とお会いしました。再会した人も多く、またいろいろな話を聞けて非常に楽しく過ごせました。

 

そんな中御指摘を受けて…「僕の基本的な考え方」「自分のスタンス」を明らかにしようと思い、記事を書きます。

 

僕は今の日本の「医療」「教育」「社会福祉」の政策が抜本的に改革されるのを望んでいます。

 

因みに・・・社会福祉とはWikipediaではこのように書かれています

 

「社会福祉(social-welfare)は、未成年者、高齢者や障害者で生活上なんらかの支援や介助を必要とする人、経済的困窮者・ホームレスなどに対し、生活の質を維持・向上させるためのサービスを社会的に提供すること、あるいはそのための制度や設備を整備することを指す。」

 

今の日本で「衣食住」に困るような人々を支えるシステム、そういうシステムの構築が必要であり…例えば、現在の不況で職を失う人が大勢出ておりますが、それを再就職させることを義務付けるようなシステムを企業に与えるとか…そんな政策・システムを作ってみるとか・・

 

何はともあれ「社会福祉」に関して日本は弱いと思っています。

 

社会福祉が弱いということは日本国憲法第25条「生存権」に反するものです。 少なくとも「日本」という国家のレベルに対して政策は弱いと思わざるを得ないのです。

 

医療に関しても「生存権」に関わりますが、衣食住に加えて「健康に生活する」権利を国民に保障するのは重要なことです。

 

衣食住の不安がなく、健康上も国家が支えてくれるような何らかのシステムが構築できれば・・・少なくとも「日本国民」が持つ将来の不安は少なくなると思っています

 

教育に関して「今」ではなく「将来」の日本のために必要不可欠なものです。

 

教育というものを通して「自分とは何か」「自分が人生において行いたいものは何か」「自分が貢献できるものは何か」「自分が得意なものは何か」そういったものを自覚し、自分を100%肯定でき、誰かのために尽くせるようになれば・・・。

 

「武士道」ではないですけど「どのような人間になるか」を教育を通してイメージアップし、そういった子供たちが能力を最大限発揮してくれたら20年後の日本は、そして世界は素晴らしいものになるだろうな…と思っています

 

目先のことを考えると「教育」というものは利益をすぐには出さない分、何らかのアクションを起こしにくい分野ではあるかもしれません

 

このBlogでも過去に書いてきたように「日本」という国は「教育」に関してもあまりお金を使わない国です。

 

それが問題だと思っています

 

それゆえに「医療」の現場を通して「医療の重要性」を訴える(医療現場が崩壊しますよ~というメッセージを出す)こととともに、教育や社会福祉に関するメッセージを出し続けています

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

ここが改善されれば・・・・「不安」が解除されれば、将来の不安に対して「貯蓄」に専念しなくてもお金などを「消費」することができるわけです

 

すなわち経済的な発展も見込めると思います。

 

そういう考え方もあると思っています。

 

しかし、このようなものが改革されるためには「国民」の側がそれを求めていかねばならず、このような崩壊の危機に瀕している「医療」「教育」などの実情を国民が知らなくてはならないと思っています。

 

その為には「マスコミ」「マスメディア」の人たち・・・そして地方議員を含めて「現場を見ている政治家(現場をみない政治家は不要)」がそれを国民に向けて発信していく必要があるのではないかと思っています

 

ですからマスコミの人々に大きな期待をしていますし、可能であれば「日本を変える」「国民を変える」力となって欲しいと思っています。

 

少なくとも僕にはないような力を「マスコミ」の方々は持っているのですから。

 

それでは、また。

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誉める時は具体的に

2009-02-08 17:59:13 | 報道関係の方々への期待

こんばんは

 

今日はかなり体がだるくて大変でした。よくよく考えるとこの時期は学生時代から「花粉症対策」の「抗アレルギー薬」のために体がだるくなって動けなくなるんだった。

 

もっとも、普通に人より動けるから僕が動きが悪くなっている、だるくてどうしようもなくなっているというのは気づかれにくいですけどw

う~ん、体が慣れてくるまであと1週間くらいか・・・。長いな結構・・・。

 

さて、今日は医療以外の記事をまず紹介します

読売新聞です。

 

「日本は世界に良い影響」56%…BBC・読売共同世論調査

2月7日22時38分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090207-00000071-yom-int  

読売新聞社と英BBC放送が共同実施した21か国対象の世論調査で、「日本は世界に良い影響を与えている」という評価は56%となり、「悪い影響を与えている」の23%を上回った。  

政治、経済、安全保障分野で世界に影響を及ぼす16か国・国際機関についての評価を聞いたもので、「良い影響」はドイツ61%、英国58%、カナダ57%の順に多く、日本はこれら3か国に続いた。日本への評価は、ほぼ1年前の前回も「良い影響」が56%で、ドイツと並ぶトップだった。今回は順位こそ後退したものの、引き続き高い評価を得た。  

「悪い影響」はイラン55%が最高で、パキスタン53%、イスラエル51%が続いた。北朝鮮に対しては48%が「悪い影響を与えている」と答え、「良い影響」は20%だった。  

米国は「良い影響」40%、「悪い影響」43%だった。オバマ政権への移行で、ブッシュ政権当時の前回の「良い影響35%-悪い影響47%」からは改善された。  

中国は「良い影響」39%と「悪い影響」40%が拮抗(きっこう)した。  

今回の調査は昨年11月から今年2月にかけて、面接または電話方式で実施した。読売新聞社は日本国内分を担当した。

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せっかくなのでのっけました。 この記事を見て思うことは「良い影響」があるというのはうれしいが、どういうところが良い影響があると思われているのだろうか…ということである。

子供を育てるにしても「どこそこがよくできている」だとか具体的に良い点を挙げると思うのだが、こういう「良い記事」はより具体的に国民が自信を持って世界に貢献できるようにしてほしいような気がする

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと

それはマスコミの重要な仕事だと思うのだが・・・。

 

ぜひともこの記事を書いた「読売新聞」社さんが「より具体的に」どのような面で「日本」が世界に向けて「良い影響」を与えているのか書いてほしいように思う。

 

ぜひお願いしたいものです。

では、また。

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読売新聞の医療改革案:内容は・・・・・

2008-10-16 07:13:23 | 報道関係の方々への期待

おはようございます

 

昨日、1時半まで一人で仕事をしていましたが、看護師さんがこんなことを言ってくれました

「先生、仕事もほどほどにしないと小児科の先生みたいに倒れちゃうよ?」

「大丈夫、大丈夫。」

「先生も、もう20代じゃないんだから・・・」

「・・・・・・・・・」

 

 

20代云々はともかく、まぁ心配されない程度にはしておこうかと思います

 

さて、準備もできましたし洗濯が仕上がるまでネットサーフィンをしておりますが、この読売新聞からの提言は面白いですね

 

内容ではなくて、提言…というものが

 

もちろん、実際はどこかの政治家や政党の意見が反映されているのかもしれませんが・・・・・

 

読売新聞です

 

医師を全国に計画配置、医療改革で読売新聞社提言

10月16日3時6分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000061-yom-soci  

 

医師不足などによる医療の崩壊を防ぎ、信頼できる医療体制を確立することを目指し、読売新聞社は改革への提言をまとめた。  

お産、救急医療、認知症の介護などが安心して受けられるよう、直ちに実施すべき「緊急対策5項目」と、中長期にわたる「構造改革5本の柱(21項目)」からなる。提言は、医師不足の地域や診療科に若手医師を計画的に配置するのをはじめ、医師派遣を調整する公的機関を創設するよう求めている。財源として、2011年度までに消費税を「社会保障税」に切り替えて、税率を10%に引き上げるよう訴えている。  

 

読売新聞社は、編集局、論説委員会、調査研究本部の専門記者による社会保障研究会を編成し、有識者との意見交換や、医療、介護現場の取材を通じ、医療・介護の改革について検討してきた。今回の提言は、4月の年金改革提言に続き、超少子高齢社会にふさわしい医療・介護の社会保障の方策を打ち出したものだ。  

医療・介護は国民全体が使う公共財であり、医療を提供する側、利用する患者側ともにルールが必要、との認識に立っている。  

 

まず緊急に取り組むべきなのが、医師不足対策だ。  

医師不足が問題化したのは、2004年度に始まった医師の新たな臨床研修制度(義務研修)がきっかけだ。研修先として、出身大学ではなく、都市部の有力病院を選ぶ新人医師が増え、地方の大学病院などの人手不足が深刻になった。医師が、勤務する診療科や地域を自由に選べるため、偏在につながっている。  

そこで、医師の研修先を自由選択に任せるのではなく、地域・診療科ごとに定員を定め、計画的に配置するよう制度を改める。対象は、義務研修を終えた後、専門医を目指して3~5年間の後期研修を受ける若手医師とする。そのため、地域の病院に医師を派遣してきた大学医局に代わり、医師配置を行う公的機関を創設する。  

産科、小児科など医師不足が深刻な分野では、病院の医師は当直明けで日勤をこなすなど厳しい勤務を強いられている。医師を増やすなどで過重勤務を緩和することが必要だが、開業医に比べて勤務医の給与が低いことも問題だ。激務に見合った報酬を得られるよう、緊急に診療報酬を改定して待遇を改善すべきだ。  妊婦ら救急患者が何か所もの病院で受け入れを断られる「たらい回し」の背景には、救急病院の人員が不十分なことがある。地域の開業医が交代で病院に詰めて救急医療に参加する体制を、早急に整えるべきだ。中長期的には、救急病院「ER」を全国400か所程度に整備する。  

医師や医療機関による治療技術の格差を是正することも重要だ。学会が認定している専門医制度は、技量を厳しく評価する仕組みに改める必要がある。  さらに、医療事故の原因を究明し、再発防止に生かす医療事故調査委員会の設置を急ぐべきだ。  

高齢化で、認知症や寝たきりの患者が急増し、重い介護負担に苦しむ家族は多い。だが、介護サービスに対する報酬が抑えられた結果、介護職員の給与は低く、離職者が相次ぎ、人材不足が深刻だ。介護施設の経営も悪化している。  介護報酬を緊急に引き上げて職員の待遇と施設経営を改善し、介護を受けられない「介護難民」が出るのを防ぐべきだ。簡単な介護サービスを行う高齢者向けのケア付き住宅を今後10年で倍増させる必要もある。  

医療、介護の現場が危機に直面しているのは、社会保障費について、政府が予算編成で、高齢化による自然増分(年約8000億円)を毎年2200億円抑制してきたことが一因だ。不必要な歳出を削ると同時に、超少子高齢社会に必要な施策には財源を投入すべきであり、やみくもな抑制路線は改めなくてはならない。  

財源については、本紙の年金改革提言で提案したように、消費税を目的税化して税率10%の「社会保障税」とすべきである。

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個人的には新聞社がきちんとした取材などを通して国民の啓蒙に当たるような記事を書くこと、これは新聞社を含めマスコミに対する期待です。

すごく重要なことだと思います。

 

 

ただ、内容的には不十分。理解不足。これを全国紙の記事として発表してほしくはなかった…というのがあります

 

一番の問題は「医師の偏在」が原因であり、医師を計画的に配置すればどうにかなると思っていること。

 

医師の実数が足りないのは学生時代の僕でも分かっていたことで、それは新臨床研修制度の始まる前です。ついでに言えば新臨床研修制度の開始に伴い、顕在しただけ

そこにすべての責任を負わせるのではなく、根本的な国の姿勢・システムを問う内容であってほしかった。

 

ついでに言えば、この内容を実行すれば地域はともかく都市部が完全崩壊すると思います。

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なかのひと 

また、将来の発展まで考えれば全く医師数が足りないのはわかっているのです

 

医師配置を行う公的機関に関して書かれていますが、僕も似たような考えをこのBlogで書いてきました。しかし、それは医師教育に関して日本全体で発展できるように「医局の垣根をなくす」ことに重点が置かれているものです

 

医師の激務・・・として産科と小児科があげられています。実際は産科、小児科だけでなく内科も外科も…脳外科もすべての診療科で当直明けも働いているところが多いと思います。

 

医師不足が著明な分野・・・ほぼすべての分野だと思いますが?

 

血液臨床なんて全国的に厳しい状態だと思います・・・

 

 

介護に関しては同意見なのですが、消費税の社会保障税化する意見はともかく、今のタイミングでは消費が増えることはないでしょうし、僕は消費税よりは取るべきところから取る体制を整えるべきだと思います。

それは高所得者だったり・・・・企業だったりなんですけどね・・・

今はですけど・・・・消費税→所得税・法人税では順番が違うように思います

 

書いているうちに時間が来てしまいましたので、それでは、また。

 

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マスコミへの期待:国民の目を政治に!今は日本が変わるべき時!

2008-08-23 23:17:36 | 報道関係の方々への期待

さて、続いてこの記事も紹介します

マスコミ関係の皆様への期待を込めて。CBからです。

「合宿」再開決定-問われる厚労行政の在り方 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17816.html;jsessionid=28ABEA24028AE3C20A2E40A3ED94941D  

神奈川県湯河原町での「合宿」開催が急きょ中止となった厚生労働省の検討会について、厚労省は8月22日、東京都中央区の国立がんセンター中央病院で23、24両日に開催すると発表した。舛添要一厚労相によって6月にまとめられた「安心と希望の医療確保ビジョン」を具体化するため、予算案についての議論を予定していた「合宿」が、ドタバタ劇を見せた。その裏側にはさまざまな思惑があるとの指摘もあるが、現場の医師でもある委員や、厚労省の職員が「合宿」をめぐって右往左往しているように見受けられた。今の厚生労働行政では、医療について落ち着いて議論する場を設けることすら難しくなっているのだろうか。(熊田梨恵)  

 

厚労相によってまとめられた「安心と希望の医療確保ビジョン」は、医師養成数の増や、救急医療の改善策などを盛り込んでいる。このため、「ビジョン」具体化に関する検討会(座長=高久史麿・自治医科大学長)が、8月末の来年度予算の概算要求に向けて設置され、これまで4回の会合を重ねてきた。 

 

しかし、月末まで10日を切る中、「予算についての議論が不十分」として、詳細を詰めるために泊まり込み「合宿」での審議を予定していた。会合は23、24両日に湯河原町役場で、宿泊は湯河原駅から車で5分程度の厚生年金会館を予定していた。これまで通り、会合は公開される予定で、厚労省は21日には傍聴者を募っていた。  

しかし、厚労省は同日開かれていた検討会の会合終了間際になって突如、「合宿」の中止を発表。「諸般の事情により」と説明するにとどまった。  このため、会合終了後に委員が声を掛け合い、中止になった会合を開くために動いた。嘉山孝正委員(山形大医学部長)は22日、キャリアブレインに対し、「誰がどう決めたのかは知らないが、きのうも会議の直前になって中止を聞かされて驚いた。『ビジョン』具体化のための議論は、国民すべての健康にかかわることなのだから、きちんと議論しないといけないことだ。ほかの委員と相談し、『会議をやろう』と話し合って決めた」と語った。土屋了介委員(国立がんセンター中央病院病院長)は、「具体化のための議論がまだ煮詰まっていなかった状態だった。2日間で予算についての議論がまとまっていくと思う」と、会合開催への期待感を示した。検討会は土屋委員が病院長を務める同院で開催されることになった。

 

■事務局はコントロール不能か 

厚労相の肝いりで設置されたこの「具体化検討会」は、開催当初から省内のほかの検討会とは趣を異にしている。「ビジョン」を策定した「ビジョン」会議は、事務局の医政局が選定したといわれる委員がほとんどだったが、この具体化検討会は厚労相が独自に選定したメンバーが多数を占めている。会合用の資料は事務局も作っているが、海野信也委員(北里大医学部産婦人科教授)のように、「論点整理案」や「予算関連事項整理案」などを独自に作成する委員もおり、委員らの意気込みがうかがえる。このためか、事務局が委員をまとめ切れていないようにも見受けられる。  

通常の審議会や検討会などは、省内で政策などを検討していく際に、局長や課長などによる「諮問」という形で有識者らの意見を聞いていくため、事務局を担う各部局によって委員が選ばれることが多い。議論に使用する資料や、「論点メモ(案)」「議論のとりまとめ(案)」なども多くは事務局側が作成し、事前に委員に説明するなどして内容への了解を取っている場合がほとんどだ。会合の進行もあらかじめ分刻みで事務局が予定を決めている場合が多く、会合の最中に事務局の机上には進行表が見られることもある。事務局と座長や委員との連係プレーによって会合が進んでいく様子が多く見受けられる。  

しかし、この検討会については、「担当者が会合前に全く説明に来ず、当日の午前中になってメールで資料が送られてくるだけ。普通はきちんと説明に来るものだが、事務局はきちんと対応する気があるのだろうか」(土屋委員)との指摘もある。また、前回は海野委員が、医師養成に関する研究班を設置することなどを盛り込んだ論点整理案を用意しており、「全員で合意する方向だった」(嘉山委員)ものの、座長が合意を取り付けなかったため、委員から不満の声が上がっていた。また、会合当日に委員から資料が持ち込まれるためか、傍聴者に一部配布されない資料もある。

■ドタバタ劇の内幕は? 

検討会の「合宿」をめぐるドタバタ劇については、「来年度予算の概算要求をめぐって自分たちが決めた通りに進めたい厚労省医政局と、『ビジョン』の予算案を主導しようとする厚労相の思惑がぶつかっている。医政局がマスメディアに『無駄遣い』と批判的な報道をさせ、『合宿』をやめさせようとした。厚労相は国民に誤解を与えないように苦渋の決断で中止を決定したと聞いている」と話す関係者もいる。また、「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」をめぐっても取りざたされていた、首相官邸サイドからの「圧力」を指摘する声もあり、「医療に財源を多く持っていかれたくないのでは」と話す関係者もいる。

更新:2008/08/22 22:25   キャリアブレイン

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こんな記事を大手記事が争って書いていけば、こんな国ではだめだ。こんな政治家では、こんな官僚では、こんな…ということになるだろう。

 

CBは良い記事を書いているし、大変参考になるのだが…いかんせん、読者層が偏っている。

大手新聞社がスタンスを変えて、各テレビ局が立場を超えて、日本の国のために報道をしてくれたらと心の底から思う。

 

いや、多くの記者さんたちは「日本のための報道」をしようとしてくれているのだろう。

 

それとも最近の記者さんは「仕事」として割り切ってしまっているのだろうか?

 

今日、友人が研修医の一人に「最近の研修医は、研修を仕事だと思ってやっているように見える」と言っていた。その通りだと思う。

 

記者さんたちも、もしかしたら一部の若手記者さんは「仕事」「部数を稼げれば良い」とポリシーなどを持たずに書かれているのだろうか?

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報道関係の皆さんに期待して、今日はこのあたりで・・・

 

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官僚と報道:報道が官僚や政治家の道具になっているように見えるのは気のせいだろうか?

2008-08-23 23:01:58 | 報道関係の方々への期待

さて、続けていきます

今度はCBから「厚労省官僚 VS 厚労相」に関してCBの記事からです。これを見ると・・・官僚って、一部の報道って何だろうって思わざるを得ないと思う

 

合宿中止の背景に「厚労相派vs官僚」? http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17799.html  

厚生労働省は8月23、24両日に予定されていた、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会(座長=高久史麿・自治医科大学長)の神奈川県湯河原町での泊まり込み審議を中止することを発表した。これについて、「厚労相が主導して来年度予算の概算要求を決めることを同省医政局側が阻もうとしている」との見方を示す関係者もいる。  

 

同検討会は、23、24の両日に、今月末までにまとめる予定の「安心と希望の医療確保ビジョン」に関する来年度予算案についての詳細を議論するため、泊まり込みで審議する「合宿」を予定していた。概算要求までの期限が迫っていたため、委員からも「合宿してでも内容を詰めなければならない」との声が上がっていた。舛添要一厚生労働相も7月末の会合で「1泊2日でブレインストーミングするのもいいかもしれない」と発言していた。  

 

合宿は湯河原町役場の会議室で、23日は午後2時から6時、24日は午前9時から午後3時まで、宿泊は湯河原駅から車で5分程度の厚生年金会館を予定していた。会合はこれまで通りすべて公開予定で、同省も21日に傍聴者を募っていた。  

 

しかし、21日に「ムダ排除のご時世に国民から反感が出るのでは」との厚労相への質問など、合宿について否定的な見方を示す報道が流れた。  厚労省は同日17時から開いた会合中に、合宿を中止することを発表。高久座長も会議終了後に記者団に対し、「会議が始まる直前に(中止を)聞いた」と述べた。厚労省は「諸般の事情により」中止になったとだけ説明した。  

 

これについて関係者は、同省医政局が来年度予算概算要求に関して厚労相に主導させたくなかったためだったと解説してみせた。 「会議は公共施設なので費用は無料で、宿泊先も安く済ませられるように考えられていた報道で言われたように遊びに行くようなものではなく、今月末までにまとめなければならない来年度予算の概算要求を控えて『ビジョン』具体化の詳細を詰めるため、委員も忙しい中に土日の時間を調整した。概算要求は、文書の印刷のスケジュールも考えれば、今週末までに詳細を決める必要があり、それでもぎりぎりだ。これは医政局側が概算要求を自分たちが組んだ通りに進めたかったので、『合宿』させないようにマスメディアに情報を流して『無駄遣い』というような質問をさせたのだろう。厚労相は国民に誤解を与えないために、苦渋の決断で合宿を中止せざるを得なかったと話していた」

 更新:2008/08/22 10:33   キャリアブレイン

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無駄なもの、このご時世に無駄な・・・ってまず記者クラブも無駄遣いですよね?

 

実際に大手報道というのはどういうものなのでしょう。

何度も書いていますが、僕のスタンスは「マスメディアが日本を変えるかもしれない」という立場で、マスコミ・マスメディアに対して期待をしているというスタンスでおります。

 

おそらく、多くのマスコミ人は権力を恐れるものではないでしょうけど・・・基本的に会社の人間ゆえに様々な制約があるのかもしれませんね

 

記者クラブの存在もいろいろとマスコミに首輪が付けられている原因かもしれません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E8%80%85%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96から抜粋)

 

「記者クラブ(きしゃ-)とは、首相官邸、省庁、地方自治体、地方公共団体、警察、業界団体などに設置された記者室を取材拠点にしている、特定の報道機関の記者が集まった取材組織の事。各団体から独占的に情報提供を受ける。記者室の空間及び運営費用は原則各団体が負担・提供し、記者クラブが排他的に運営を行う。英語では、該当組織が存在しない為 kisha clubと言う。日本の報道の閉鎖性の象徴として、内外から批判されている。」

 

など、官僚や警察、政治家、閣僚などがマスコミを操るためにあるような制度なのだな~と思わざるをえませんね。

 

なぜ、記者クラブのようなものがあるのか。 ある一部の記者が「独占的」に情報を得ることができる。それは会社の利益につながるため、とんでもない報道や記事を書いて「出入り禁止」になれば会社の上司にはということになるでしょう。

 

そうやって、日本の報道を操っているのが官僚などでしょうか?

 

ま、官僚というものも…本当は今の状況の日本では…有害かもしれませんね。昔書きましたが、高度成長期の日本を発展させて行くのには官僚は良かったのかもしれませんが、今の世の中では有害かもしれません

 

マスメディア…特に大手の記者さんたちが立ち上がれば、日本も本当に良くなるのではないかと思います。

 

これはマスメディアの記者さんへの批判であり、そして期待でもあります

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

マスメディアが首輪をつけられていなければ・・・様々な歯車が動き始めることでしょう。 歯車が回り始めれば…一気に「平成維新」のようなものが起きるかもしれません。

 

各新聞社、各テレビ局、一人一人の記者さん、マスコミ活動をされている皆様に大きな期待をしております。

それでは、また。

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