こんばんは
昨日、今日と「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」というがん診療に少しでも関係する医師(ってすべての医師じゃないかな・・・?)が緩和ケアの基本を学ぶための研修会に参加してきました。
受講するにあたって知識としては、会場にあった「緩和ケア学会」が出しているガイドラインは出ると同時くらいには読んでいましたし、他のテキストも結構読んでいたのですが・・・・。
受講して「系統だった研修」を受けることは重要であると思いました。
知識も整理されますし、知識以外の様々な経験や、話を聞いていていろいろ思うことがありました。
なによりも実際に今のうちの大学では難しいような気がしますが、告知などに関してもいろいろ考えさせられました。患者さんや家族から何か言われたことはほとんどないのですが、(入院した際の患者さんからの話だと、一番時間つかって外来で説明しているのは多分僕なんですが…。入院してよくわからないからもう一回説明してほしいといわれることがないし、看護師さんからも理解されているといわれることが多いので)もっとより良い告知の方法というものがあるのだろうと改めて思いました。
まぁ、まだまだもやもやしているのですが、もっとできることがありそうだと自分を向上させたいと強く思った次第です。
それだけではなくて社会的にも今が受講するタイミングだと思います。一応このBlogは3000アクセス/日くらいあるので宣伝するのですけど、JMECCインストラクターと同じような状況になりそうな気がします。
JMECCは内科の研修施設として認定されるために、施設内で年度内に1回は開催しなくてはなりません。その為にいろいろな施設が「インストラクター」を養成するためにいろいろ動きをしています。結果として受講するのがとても大変。特にインストラクターコース。
これと同じようなことになりそうです。今のうちに受講した方が良いのかもしれません。
特にうちの大学は受講者少ないだろうしなぁ(僕の知っている限りはかなり少ない。多分、医者では両手くらいのような気がする)。
まぁ、そういう社会的な理由を除外しても勉強になりますし、一回は受講して損はないと思います。僕は後輩と血液病棟の看護師さんに受講をすすめようと思っています。
今日たぶん一番遠くから来た人間なんですけど、移動に2時間かかったので疲れました。明日は久しぶりに娘の顔を見に行きたいと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。