冬の空に難を転じております

　青空の下の、南天さんです。
おめでたい、紅白の取り合わせで。



今日から、師走です。
年々、紅葉が遅くなっている気がします。



背景は、ヤマツツジさんです。
遅い紅葉さんと、ゆるめの紅白。
白南天さんの、白い影さんが、神々しいです。



　さて、お昼時、現場近くの竹林にて。
ケヤキさんの黄葉に、紛れる白い花があり。



この冬の花は、ビワさんです。
冬の花咲いて、有難し。



有難い花を、下から撮りました。
急にお空が、曇ってしまい、ビワさんが、おビワさんに。
背景の黄葉は、イヌザクラさんです。
おなじ一つの物事でも、時と場合で、色違い。



　3分歩いて、コブシの巨木さんです。
枝先冬芽さんが、鉛色のお空に立ちました。



さらに歩けば、巨木さんの落ち葉が、一杯に。
コブシのようですが。



コブシさんではなく、コブシさんに似ている、ハクモクレンの巨木さんです。



似ているようでも、それぞれの命。
それぞれの、命が尊い。

ひとつひとつを、淡々と。
一歩一歩を、てくてくと。
たどる彼方に、菊の花。



虻さんらしきメンバーが、菊さんの言葉を聞いていました。

菊といえば、最近、聞く機会に恵まれています。
老翁さん方の、貴重なお話を。
同じ花でもお話でも、見方、聞き方、育て方。



冬の時代の困難の、難を転じる南天さんです。
難を転じるそのコツは、ナンでと問う、その心。
その心を、しかと伝える、小さなまんまる赤でした。
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