ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

アヤメとカキツバタの頃

2019-05-15 07:16:25 | 庭の仕事誌
 二日ぶりの投稿となってしまいましたが、仕事場の画像です。



咲いていたのは、アヤメさんでした。
アヤメとは文目の意味、ということで。



こんなふうに、花弁の基部の模様が、その名の由来らしいとか。
そのため、花の色は似ていても、カキツバタさんとは一目で識別出来ます。



ご覧の通り、カキツバタさんは、昔からここが白。
この鮮明なコントラストが、カキツバタさんの命なのですね。
ちなみに、菖蒲と呼ばれるお仲間は、ここのところが黄色いのです。



 ところで、ブログ主はカキツバタさんが好きなので、こうして増やしており。
ご希望の方には、お福分けも喜んでさせて頂いておりますが。
黄色い花ののキショウブさんは、外来種ワースト100の呼称もあるようで、野生化は防いだほうが良いようです。



実は、仕事場の池にも相当量も移植しましたが、施工後間もないために、色やや薄し。
それでも環境が良いですから、やがては下流の畔でも、カキツバタさんに会えるかも。
この花らしい紫の静けさが、里山の点景と再生すれば幸いです。
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