天地も照らす紅葉に感謝です

　昨日の朝は冷え込みました。
茨城笠間には、霜が降りました。
初氷も、めでたく誕生した模様です。

空気が引き締まるような霜の朝というものは、身体の芯まで目が覚めます。
晩秋の朝日さんが、霜のステージの里山さんを、きらきら、きららと輝かせますてくれます。
その輝きを、仕事場への途上、一枚撮影いたしました。

　ただ今見ますと、輝きは取り損ねたようです。
デジカメさんの判断で、青空優先になったのかもしれませんね。
それでも、手前の霜の畑の山陰が、昨日の朝の空気を伝えてくれています。

山陰があるということは、青葉の後ろも山があるというわけです。
こちらに見られるような、穏やかな丘陵が、いたるところにあります。
霜が降り、山の木の実も甘くなり、里も色づく笠間盆地です。

　最近、茨城の紅葉の風景が美しいと褒めていた京都の方がいらしたそうです。
地元・茨城のラジオの番組でのお話。
お得意の奥ゆかしい表現ではなく、「京都よりも」と表現されたとのこと。

空間の広がりの豊かさが印象に残ったというお話です。
常に、自分自身という基準と比較される姿に、創造を続ける古都の人の心を見る思いです。
己を知ることが大切なように、己の町・里を良く知ることが未来をつくります。

　京都といえば観光の総本山ですが、京都の方々は、どちらに観光にいかれるのでしょうか。
なんでも、信州小布施町方面には、京都の方々がどんどん観光バスでご訪問されているとか。
四季折々、都の方々の心に響く、小布施の方々の不断の創意には感服いたします。

小布施の方々も、小布施自身の魅力を知ることを、とても大切にされていると聞いています。
伝統を保存するというよりも、今、いいと思う感じることを深める。
それが未来の伝統になるということでしょう。

　笠間・茨城の良い面は何か、里の紅葉を見ながら深めたいもの。
昨日は、そうして何枚か紅葉を取りました。

　お庭の隅のマンサクさんは、春はまんず咲く黄色、秋も仕上げは黄葉です。



　ヤマボウシさんの紅葉も、鮮やかになりましたね。



　紅の屏風・・・ただ今は、紅葉に没頭しながら勤労感謝の茨城笠間でございます。
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◎里山生きてます・茨城笠間！
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