ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

古川さん帰還に重力感じます

2011-11-24 06:18:16 | 里山の言の葉
 勤労感謝の日は、いかがでしたでしょうか。
私のほうは、例年は休日にしているのですが、今年はいろいろとありましたので仕事日に。
石岡市の現場では、小ぶりの実をつけた種無しユズさんが香っておりました。

仕事を無事終えましたが、基本的に祭礼の日です。
祭礼とくれば赤飯ですから、早めに帰還。
そして、食後にじっくり、帰還された宇宙飛行士・古川さんの新聞記事を読みました。

 実は前日、カザフスタン着陸の映像を、たまたまテレビで拝見してしまいました。
あらためて驚いたのは、古川さんが歩けなくなっていて、宇宙船から「運び出される」お姿です。
笑顔には癒されましたが、やはり、衝撃的な映像でありました。

帰還前の宇宙船内で準備をしていても、無重力空間は、人体を変容させます。
半年の宇宙滞在で、骨は1割、筋肉は3割も減少します。
45日間のリハビリで、古川さんが完全回復されるよう祈ります。

 重力とは、実は有難いものだと、あらためて思いました。
重力が無いと、実は生きられません。
地球さんがあって、重力があってこそ、私たちの体というものは、骨も筋肉も血流も維持されています。

エスカレーターに乗っている現代の人々は、つい重力を忘れがちです。
青葉のような、足袋姿庭園男でさえも、機械力への依存が強まる昨今です。
文明の恩恵を享受するほど、重力を忘れないことが、健康と安全を実現します。

 昨日の現場は、機械を入れられませんでしたから、スコップで地面を掘りました。
重力と勤労力で仕上げる仕事というものは、骨も筋肉も喜びます。
短い人生ですが、動ける限りは、動かし続け、動き続けたいと思います。

ほぐれた身体でお庭の片隅を見れば、トクサさんが天をついて伸びるのも重力ですね。


大きくなりすぎたコギクさんが頭を垂れるのも、重力と人格のお陰です。


身体を使い、地球さんと筋労に感謝したら、おなかがすきました。
お赤飯も美味しく、ユズもおいしい大好き茨城の収穫祭でした。
ちなみに、種無しユズさんの美味しさにつきましては、こちら、採集生活さんのブログが詳しいです。
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