ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

美味しく楽しい、里山の実り

2011-10-05 05:40:08 | 里山を歩く
 にわかに里山が色づいてまいりました。
朝が冷えるごとに、色は豊かに。
彩とともに味も豊かに。
秋色のテンプレートに、季節が追いついてきました。

一番下のお知らせ欄は、テンプレートご報告です。

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 笠間の里も街も、朝が冷え込むようになりました。
庭木につかまっているアマガエルさんも、さすがに朝は寒いようです。
アタマをなででも逃げずに、そのまま固まったまま地面に落下、落ちてからようやく、のこのこと・・・。

朝が冷えるということは、山が色づくということです。
里のサクラやケヤキの色も動き出しました。
人の身体も心も、冬の到来に向けて準備を始めますから、地酒のお燗もいっそう美味しい笠間焼です。

 おなじみの赤い実、ガマズミさんも鮮やかになりました。
霜が降りると甘さが増しますから、それまでしばしお預けの青葉であります。
このあたりでは昔、ヨソズミと呼んでいましたが、健康果実酒にもなるようです。

下の写真の黒い実は、7月の記事でお伝えしたナツハゼさんです。
同記事の写真の色のまま3ヶ月、今週になって、にわかに黒く熟しました。
こちらは食べごろ、そのまま頂きます。

 旬の天然を頂くということは幸せなことです。
縄文時代からの無意識世界の伝統ですから、胃袋さんがタイムスリップして、喜んで下さいます。
薬という字は、草かんむりに楽しいと書きますが、縄文胃袋さんは確実に喜び楽しみます。

口に甘い、天然の良薬。
丸ごと頂き、口の中で、皮と種を器用により分け土に戻すというのが、縄文わらべの流儀です。
薬効成分だけでなく、無用の用の不思議な雑味が、無用の用を楽しむ人を育てると感じます。

 最近はなにかと窮屈な世の中です。
役に立っていないようなことが、じつは役に立っている。
秋の里山の果実たちも皆、普段見落としている小動物たちの、無数の小さな働きの集大成。

なかなか男まえなカラスウリさんも、そろそろ熟してきたようです。 
人間さんの食べ物ではないのですが、いろいろな生き物を生かしているのは、夏の記事の通りです。
カラスウリさんのような人も生きられるような世の中を、人間の雅量でつくりたいものです。

 日本全国津々浦々、足るを知り、樽の地酒をしみじみと、感謝して味わう人の輪が広がりますように。




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【お知らせ】
 
 秋バージョンの黄色に変えましてから、一週間でしょうか。
一時はベージュ系も使ってみました。
黄色に変えたのは、写真の見え具合がよろしいようなので、そちらを優先して。
濃い色のほうが自然の写真は引き立つように感じます。

 おりおり試しながら、見やすく美しいブログを更新していければ幸いです。
ご意見ございましたら、コメント有難く承ります。

                                  青葉敬白


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