ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

夏は目立たずマンリョウの花

2011-08-04 06:41:07 | 里山の役者たち
 夏の花というものは、いろいろとカラフルですね。
まだいろいろとご紹介できればと思いますが、本日は地味な庭の花です。
今朝は、サギさんたちと朝のお散歩もできました。
 
********************

 この写真の右側の植物は、マンリョウであります。
今朝ただ今の画像ですが、我が家の庭の入り口、日陰にひっそりと白い花を付けています。
お庭では定番の低木、冬場には、赤いかわいい実が印象的な人気者です。

お正月時分のいろどりしても重宝です。
万両というくらいですから、金運よろしい縁起物という連想もあるようです。
同じく赤く、上向きに実をつけるセンリョウとは、常々比較されています。
実を下につける姿から、千両よりも中身が多くて重たい、ゆえに万両と命名されたとか。
昨今では、リストラも増えていますから、任期まんりょうのほうが、万両よりもめでたいと感じます。

 あまりにも有名なマンリョウですが、夏のこの地味な花はあまり知られていません。
人間に例えれば、真夏の今が、冬の時代ですね。
地道な冬の努力あってこその、マンリョウの実であります。

この株を植えた覚えはありませんから、たぶん、野鳥さんの仕事です。
繁殖力が旺盛で、環境が合えばどんどん増えます。
それは、マンリョウさんだけの力ではなく、野鳥さんの力や、この花を知る虫さんとの協働。
赤い実を見たら、今度は虫さんと野鳥さんにも感謝したいと思います。

 さて、田んぼに出ましたら、日の出です。
道の向こうに白いものが動いています。
しらさぎの一種、チュウサギさんがお散歩してますね。
その姿を収めましたので、画像二枚、末尾に貼り付けます。

歩きながら、何か捜してますね。
十円玉おっこちていねえかなあ~、という目つきに見えなくもないですが。
万両の連想で見てはなりませんね。
ここは虚心坦懐に観察しましょう。

田んぼの路地を曲がって、どうやら横丁の大家さん宅に方に向かっている様子。
幸い、家賃まけておくんなんさいとかの相談ではなく、仲間がいたようです。
静かに近づきカメラを向けようとすると、大型ダンプが豪快に接近してきました。
ダンプの親方さんも元気でなりよりですが、やっぱり、全員飛び立ってしまいましたね。
鳥は用心深いので、接写の楽しみは次回です。

 万両も十円も大切ですが、仕事や健康そのものがとても大切ですね。
ダンプの親方さんも、どうぞご健康で夏をお過ごしください。
みんな暑い中、朝から地道に、それぞれが日々のつとめを果たしております。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿