ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

夏の見納め、野菜の花に感謝

2011-09-21 06:39:46 | 野の花の笠間茨城
 台風が近づいております。
十分に警戒しながらの本日の野の花は、夏の見納めに野菜の花です。

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 夏の見納めのおとといの朝、照るつける朝のオクラさんの花を撮影しました。
厳しい暑さを乗りえることが出来たのも、野菜さんたちのお陰。
そろそろお別れの時ですから、しっかりと感謝したいと思います。

オクラの花は、大きくて華やかです。
アオイ科に属しますから、フヨウやハイビスカス、そして木綿のワタの花も仲間ですね。
オクラの仲間に一日花が多いのは、暑さでのエネルギー消耗に耐える知恵とか。
花火のように派手なのも、短時間に虫さんを呼ぶため、一日勝負の装いです。

 こちらの畑は我が家から徒歩で10分ほどの、田んぼと畑の間にあります。
この時期だけは、ソバの白と稲穂の黄金に挟まれて、緑の野菜サンドになってます。
三度のメシより畑が好きなお年寄りの朝というものは、私よりも早いです。

毎日畑に通うという理由は、義務感よりも、おそらく喜び楽しみであります。
新鮮な野菜の香りは産地ならではのものですが、朝は一層敏感に伝わります。
納得の味と香りを頂く幸せ、その他の特典もあります。
 
 陽気の変化、照りと降りの動きと連動する、ダイナミックな野菜たち。
特に夏場というものは、雷雨の恵みで実が急成長します。
か・み・なりさんが、果・実・生りになるドラマは美しい。
小さなドラマですが天地と連動しています。

かつては皆さん多忙でした。
一日でも空けると、取り入れの旬を逃してしまうというのが野菜です。
そういう長年の苦い経験の後の、納得の野菜作りです。

 私の年代の仲間は、野菜にかけるだけの十分な余裕は無いようです。
毎日という条件をクリアするのは難しいのですが、先輩の背中はしっかり見ておきたいものです。
我が家のこの畑も、最年長家族が一人親方で管理しています。

そうは申しながらも人生とは、野菜に限りませんが、何かを育てるという経験が大事ですね。
自然さんは、すべてを育てています。
育てることで、過程というものの大切な場面を理解できます。
結果、自分自身も育てられ、より深く自然を見つめることも出来、楽しみが豊かになります。
そういう展開は、世の中や人様を理解する助けにもなりますから、有難いことです。

 オクラの隣も撮影してきました。
下の黄色い果実は、自家採取用に残してあるキュウリの実。
その下は、小豆の花と実鞘、豆名月の十三夜に向けて、準備万端です。

茨城・笠間の栗農家さんは、今朝も雨の中、旬の実りの収穫作業に励んでいることでしょう。
台風に十分警戒しての安全な作業をお祈り申し上げます。




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