施工中についてご要望もあり

　今朝は急きょ、昨日の現場記事の補足です。
身近な読者さんのご要望もあり、施工中の状況のご報告を。
玉石さんを、こんなふうに搬入するあたりから。



杉林さんの奥にて、石工さんの働く音がしております。



ベテランメンバーの、仕事の音です。



寸法は、現場合わせで、ご縁のあるみかげ石さんを加工します。



こやすけという伝統工具で、こぶ出しという、手加工の質感に仕上げます。
氏神様が、よろこぶ仕上げに、なれは幸い。
精魂込めた、手仕事の奉納でございます。



お陰さまで、台座の石が、納まりました。
縦横の寸法に制約がある中で、ご縁のある石を用いながら。
コツコツと、安定と安心のお姿に近づける作業。



　ところで、現場のビフォーについて、お問い合わせをいただくことがあります。
しかしながら、ビフォーさんに置かれましては触れにくいというのが、アフター者の立場です。
ビフォーをご担当された方々や、その方とのいろいろなご縁を思えば。



　ご縁に感謝して、お目にかかった素材さんを、大切に扱うことがすべてです。
石積みには使えないような石でも、舞台裏にて、大切な補強役に。
加工で排出した小石の破片さんも、全て、見えない世界の守護神さんです。



残った玉石さんも残らず、のり面土留めに。
自生のヤブランさんをあしらえば、素敵なコラボになります。
ツワブキさんなども、お祭の十一月時分に、黄色いお花が良いですね。



氏神さんに、喜んで頂ければ幸いです。
昔は、地上のあらゆるエリアにて、喜んでいただいておりましたが。



この森の一角から、再び。
福々しい幸いが広がりますよう、働いてまいります。
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