ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

サオトメバナさんのお話です

2012-08-23 06:36:10 | 野の花の笠間茨城
 残暑が続く中、サオトメバナさんが、健気に咲いています。


どこにでも、蔓をからませて、たくましく咲いています。



早乙女さんの日傘のように、可憐なお花。
ゆえにサオトメバナさんなのですが、実は、有名な本名があります。
正式には、なんと、へ●ソカズラさんといわれているのです。

 昔から、なんでわざわざ、そんな名前をつけるのかと、疑問でした。
確かに、独特の臭気があることは確か。
しかし、いくらなんでも。

可愛そうに思う方か、詳しいレポートが、こちらのページにありました。
命名のような臭気と感じる方は、確かに一部にあるようです。
しかし、個人差があり、文字通りの「汚名」とするのは、いかがなものか。



今朝も、へ、しゃなかった、サオトメバナさんを訪ねてみました。
上記リンクにも詳しいですが、生き延びる知恵に満ちた植物。
一斉には咲かずに、かわりばんこに咲いていきます。



早乙女のつぼみさんの、大行列。



つぼみの陰に、落花あり。



落花の中に、エースあり。
内村選手の、着地は完璧。

お、チャノキさんのつぼみも見えます。
残暑の中で晩秋の準備。
そんなチャノキさんには、迷惑なサオトメさんの蔓。



 お百姓さんの隙を縫って。
早乙女さんは、今日もゆく。
蔓を伸ばして、ちゃっかり実を付けました。
ほどなく、黄色く色づきます。

ちなみに、たくましいこの草さんの歌が、万葉集に一首あります。
詳しい解説は、こちらのページ
昔も今も、頑張っているサラリーマンさんに、エールです。

昔から、そう呼ばれていたとは、初めて知りました。
それが、そのまま歌になって、それをまた、撰んだ人があったのですね。



変空想かずらの、さわやかな朝。



清々しい、天然のブーケのようでもあり。
清く正しく美しく。
サオトメバナさんの歌劇団は、残暑の中で、咲き続けます。
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