ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

クサグモさんの御殿訪問です

2012-06-28 06:15:24 | 里山の役者たち
 深山幽谷に霧がかかります。



深山と同じ色の、拙宅のキャラボクさんにも、霧のような蜘蛛さんの巣。
おそらくは、クサグモさんの一種、コクサグモさんの御殿です。



黒松さんの枝の上にも。
分け入れば、未踏の高峰には、仙人ヶ原。




仙人さんの志に、絡み続ける煩悩さんの霧。
キリがないけど、求道無限。
それにつけても、雫のつぶつぶさんの美しさ。



ドウダンツツジさんの枝の上にも。



よさこいドウダン祭の舞台を提供。



しかと拝見すれば、仕上げも上々の棚網もあり。
目新しい、上等の御殿でございます。
祝、上棟。



どういう手順で組み上げるものか。
蜘蛛の名工さんの技に、人々は驚きます。



今朝は朝霧でした。
いつものお山は、霧さんが隠します。
同じ霧さんが、御殿に水滴の華を咲かせて下さったようです。



栗の木さんと電線さんが、照り始めました。
有難いお天道様のお出まし。



霧雲に乗る、草蔓さんの鶴の舞。
良い仕事を拝見しました。
仙人さんも、現場の青葉も、初志貫徹の里の朝でございます。
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4 コメント

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Unknown (舞台)
2012-06-28 08:09:46
楽しいコメント付きの美しい写真、
いつもありがとうございます。
クモの巣を
深山幽谷の霧にお見立てなさるとは
さすがですね。
ところで、庭師のご自宅のクモの巣は、
自然のまま放置されるのでしょうか?
植物の成長などに、問題はないのですか?

昨日、偶然、
2匹のクモの不思議な生態を発見。
組んずほずれずの格闘後、
重なり合った”二人”。
2種のクモでしたが、あれは合歓?降参?
最後まで見届けませんでしたが、
興味津々。
返信する
ありがとうございます (青葉)
2012-06-29 05:58:34
舞台さま

 コメントありがとうございます。
拙宅では、庭らしきものはありますが、基本的には自然観察のフィールドになっています。
 植物には、無害ですが、接客や鑑賞を目的とした庭園では、蜘蛛の巣さんはNG。
それが、世間一般の認識だと思います。
 それから、蜘蛛さんは肉食ですから、おそらくバトルでしょう。
ネットでも、熱心なブログがあり、さまざまな生態を調べることができます。
 それから、深山幽谷だらけの業界ですので、業界的には凡庸な表現です。
これにつきましては、今後、記事などでフォローさせて頂きます。
返信する
くも (iina)
2012-06-29 10:34:51
木々に棲まう蜘蛛の糸は、まさしく深山幽谷の雲のごとしです。

当方の気色悪さとはちがって、さわやかさを演出しています。
返信する
ありがとうございます。 (青葉)
2012-06-30 05:00:29
iinaさん

コメントいただきまして、ありがとうございます。
すごい数ですね。
蜘蛛さんの子も、カマキリさんの子も、始めは湧くように四方に広がりますね。
うわ、気色が、と思ってよく見ると、ひとつひとつの小さなお顔が、健気で可愛かったりします。
今後とも、蜘蛛さんともども、宜しくお願い致します。
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