昨日の朝は、予報が外れて、雨が残った笠間です。
鎮守の森も、たっぷり水を含んでいます。
この時期は、草木もあまり水を吸いませんので、地面の湿りが長引きますね。
山の合間の雨上がりの霧は、笠間の見所のひとつです。
飯田川のほとりから撮影していますが、瀬音がありがたいです。
先日の里川を思い出しますが、実はこのあたりは、コンクリート護岸です。
ダム工事と田んぼの区画整理の工事が行われました。
曲がりくねった川が一直線になり、田んぼが直角に区切られて、既に二十余年。
護岸も文明の成果ですが、自然と共生する川の風景こそ、故郷の心をはぐくむと感じるこのごろです。
昔の話で恐縮ですが、里山小学校というものは、夏休みには河童小学校になったものです。
これは、日本全国、昔の田舎の小学生にとりましては、当たり前のことでした。
岐阜県の郡上八幡(ぐじょうはちまん)では、今なお河童小学校が伝統を守り続けているようですが。
川は心を育てますから、とても大切なのです。
河童小学校がある限り、子供の夢は健在ですから、郡上八幡には未来があると感じます。
常陸太田市河内小学校も長い歴史を閉じますが、里川に夢をとどめましたから、河内も大丈夫です。
では、笠間はどうすればよいのでしょうか。
笠間におきましても、自然さんは今も流水をもたらし、護岸のへりには土が積もっています。
そこは豊かな葦原となり、勝手にホタルのゲンジ屋さんが開業しております。
夢をもう一度育てるためには、失われたものをしっかり確認することも大切です。
このことを、津波被害からの復興に取り組む名取市閖上(ゆりあげ)地区の皆さんから学びました。
失われた風景をジオラマ(模型)制作で再現する子供たちの活動です。
先日、早朝のラジオで、指導されている医師の桑山先生のお話を伺いました。
思い出を表現するアイコンの大きさから、思いが伝わります。
ジオラマ制作を通じて、子供たちの心が復興するように、見つめていきたいと思います。
さて、こちらの里、涸沼川の支流・いにしえの河童の飯田川のジオラマはいかに。
記憶をたどりながら、現在の写真を見ながら、アイコン候補を検討してみましょう。
昔、このあたりに川はなくて畑と竹やぶでした。
竹やぶに自生していたニリンソウさんが、ここにはいち押しです。
写真手前で川が大曲して、春にはカジカの卵が一杯でしたから、ここは迷わずカジカさん。
写真奥には、太いフジヅルの天然ブランコと、大声張り上げるターザン小学校の学び舎です。
こちらは排水口ではなくて、東沢という天然の沢の出口です。
こちらのヌシは、大型のモズクガニさんでした。
閖上の子供たちの夢も、こんこんと湧き続ける泉でありますようにと願う、ジオラマのお話でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎里山生きてます・茨城笠間!
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鎮守の森も、たっぷり水を含んでいます。
この時期は、草木もあまり水を吸いませんので、地面の湿りが長引きますね。
山の合間の雨上がりの霧は、笠間の見所のひとつです。
飯田川のほとりから撮影していますが、瀬音がありがたいです。
先日の里川を思い出しますが、実はこのあたりは、コンクリート護岸です。
ダム工事と田んぼの区画整理の工事が行われました。
曲がりくねった川が一直線になり、田んぼが直角に区切られて、既に二十余年。
護岸も文明の成果ですが、自然と共生する川の風景こそ、故郷の心をはぐくむと感じるこのごろです。
昔の話で恐縮ですが、里山小学校というものは、夏休みには河童小学校になったものです。
これは、日本全国、昔の田舎の小学生にとりましては、当たり前のことでした。
岐阜県の郡上八幡(ぐじょうはちまん)では、今なお河童小学校が伝統を守り続けているようですが。
川は心を育てますから、とても大切なのです。
河童小学校がある限り、子供の夢は健在ですから、郡上八幡には未来があると感じます。
常陸太田市河内小学校も長い歴史を閉じますが、里川に夢をとどめましたから、河内も大丈夫です。
では、笠間はどうすればよいのでしょうか。
笠間におきましても、自然さんは今も流水をもたらし、護岸のへりには土が積もっています。
そこは豊かな葦原となり、勝手にホタルのゲンジ屋さんが開業しております。
夢をもう一度育てるためには、失われたものをしっかり確認することも大切です。
このことを、津波被害からの復興に取り組む名取市閖上(ゆりあげ)地区の皆さんから学びました。
失われた風景をジオラマ(模型)制作で再現する子供たちの活動です。
先日、早朝のラジオで、指導されている医師の桑山先生のお話を伺いました。
思い出を表現するアイコンの大きさから、思いが伝わります。
ジオラマ制作を通じて、子供たちの心が復興するように、見つめていきたいと思います。
さて、こちらの里、涸沼川の支流・いにしえの河童の飯田川のジオラマはいかに。
記憶をたどりながら、現在の写真を見ながら、アイコン候補を検討してみましょう。
昔、このあたりに川はなくて畑と竹やぶでした。
竹やぶに自生していたニリンソウさんが、ここにはいち押しです。
写真手前で川が大曲して、春にはカジカの卵が一杯でしたから、ここは迷わずカジカさん。
写真奥には、太いフジヅルの天然ブランコと、大声張り上げるターザン小学校の学び舎です。
こちらは排水口ではなくて、東沢という天然の沢の出口です。
こちらのヌシは、大型のモズクガニさんでした。
閖上の子供たちの夢も、こんこんと湧き続ける泉でありますようにと願う、ジオラマのお話でした。
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