ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

とある夏の日の小さな旅の三

2018-07-27 07:00:44 | 里山を歩く
 昨日の続き、福島県矢祭町の最初の訪問エリアは、こちら。



東館駅のすぐ脇にございます、もったいない図書館さんへ。
住民の皆様による、ご寄贈の本が活用されていると伺っておりましたが。
なるほど、アットホームな御玄関。



下足を脱いでの入館となりますが、外観以上に、屋内には昭和レトロが溢れ。
教育委員会さんの事務室などの雰囲気もなかなかで、ロケなどにも使えるような。
そんな有難い空間では、地元縄文遺跡の展示も面白く、係りの皆様もご親切。



その後、のこのこ歩き出して、駅方面を振り返ったところですが、福島県も暑い。
ニイニイゼミさんが鳴いておりますが。
先ほどの図書館にあった民芸調の大太鼓を、軽く打たせて頂いたこともあり、気分は爽快。



いくつか角を曲がって、目的の温泉施設着。
振り返って、駅方面を一枚撮りました。
既に久慈川さんと水郡線のお陰様で、骨の節々のきしみはとれておりましたが。



一応予定通り、ゆるい時間とさせて頂き。
数時間後、次の目的地に至る途上で、赤トンボさんを撮りました。



温泉の担当者さんが丁寧に教えて下さった道を行かず、なぜか勝手に田んぼ道を選択したブログ主ですが。
気になったのは、トンボの向こうの建物の不思議な形。



振り返れば、フレンドリーなセキレイさんが付いてきました。
すれ違う中学生に挨拶されたり。
ちょっと怪しいなりの通りすがり親父としては、恐縮の至り。



 さて、田んぼ道は高架の用水に突き当たりました。



こんな感じで、線路と平行して、田んぼに給水する水路が。
その下に漏れた水が湿地を形成してビオトープとなり、トンボさん達には幸いと見ました。



そこに咲いていたねむの花。
関東の花よりも色味が濃いと感じましたが、気のせいでしょうか。
その向こうに見える森は、次の目的地の中世城館跡です。



振り返れば、暑さにもマケズ、製材所さんが頑張っておりました。
東館地区は建築が面白いと感じましたが、素材を供給する皆様の働きぶりにも感服しつつ。



一旦街へ入って、城館を目指します。
かくして、人間さんは遠くへ行かなくても、そこが知らない土地であれば。
わくわくを感じて、旅の世界を見るだろう。



とかなんとか、思い巡らしつつ、地名の由来でもある東館址へ。
ここで、ニイニイゼミさんに加えて、にわかにアブラゼミさんも鳴き出し。
急に暑さが増しましたので、解説は飯田城址でもおなじみの余湖さんにゆだね(→こちら)、見学は延期して方向転換
しました。つづく
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