ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

大井なる常陸の水の清けれと

2017-09-02 07:50:03 | どうなる景観・笠間市有林(旧大池田村有林)メガ問題
 昨日の続きの市有林立体図ですが、その全域をトリミングして納めてみました。



マウスを使って、大体のエリアを黒線で囲いますと、こんな感じ。
左側の三分の一、大きな筋かいでバツをしてある部分が、笠間市が既に求めております保存区域。
実は続きを作図中なのですが、データがかなり重いようで、少々時間がかかる見通しです。



とりあえず暫定的に、ということで、ブログ主が山頂付近の掘削部分を、マウスで塗りつぶしました。
御見苦しいですが、とりあえずのイメージということで。
いずれにしても、高所にある市有林の保存で計画地の標高が下がれば、景観と治山治水のメリットは絶大。



さて、図面ばかりでは、お目めがちょっとしびれます。
そんな時には、遠くを見るのが良いですね。
移動の途中に、作図メンバーと、北山公園さんの展望台に上りました。



旧友部町の北西部ですが、里山の眺望が良いです。
ソーラーも見えますが、平らなところを選んで設置しているのは、経済的にも合理的な立地でしょう。



さて、里の市有林も、実はここから見えました。



黒線で示しますと、こんな感じ。
パネル面は隠れますが、尾根の掘削面は、日本晴れの日には見えそう。



それにしても、北山公園も、なかなか。
こちらもゴルフ場開発の話もあったようですが、今となっては先見の明がありました。



紆余曲折の論議を経ても、いつかは丸く収まりますようにと念じつつ。
気になる笠間市有林の未来を、ちょっとだけ覗いてみましたが。



目下その展望は、五分と五分。
五分五分ながらも、丸く収めたい日本国の未来。



しばらくの間は、さらなる曲折がありそうですが。
ここで、市有林から南に尾根を下った南端に鎮座する、大井神社に伝わる古歌を思い出しました。



大井なる常陸の水の清ければ世は太平に渡る浮橋。
お不動さんが祀られる、こちらの北山さん界隈も、水は豊かなようで。
世界湖沼会議も成功しますように、言霊の幸はう水源の市有林を、大井に語る笠間です。
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