ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

メガ計画シュミレーション進化中

2017-10-27 06:44:00 | どうなる景観・笠間市有林(旧大池田村有林)メガ問題
 お待たせいたしました。



某メガ関連のシュミレーション3D画像、改善版の試験中です。
この一枚は、国道から里に向かって、最初の県道との交差点付近からのものです。
比高150m前後とみられる山頂まで、派手に削られる部分が、特に目立ちます。



画像を右に辿って、この画像のほぼ中央に、飯田城址がございます。
計画地を色分けしてありますが、だいだい色の部分が市有林で、黄色い部分が民有林。



一方、左側ですが。
当シュミレーションでは、水源地のために笠間市が除外を求めたエリアは、緑色の現状で示しております。
ここが削られる最悪の展開は、既に回避されたと見て良いでしょう。



やはり、笠間市は条例もあるお陰様で、まともな意見が通りやすいのは有り難いですが。
こちらは、ただ今国指定遺跡となることは確実と見られております、笠間城址さんこと佐白山頂のパノラマ。
中央に盛り上がっておりますのが、つつじ山公園です。



ズームするとこんな感じですが、実際には、樹木がありますのでこのようには見えません。
計画地においても、周囲の樹木が視界をある程度は遮ります。
が、特に高度の高い市有林部分は、正面にしっかりと印象づけられる見通し。



いずれにしましても、やはり異物感は相当なものです。
拙ブログの影響力は寡少ながら、それなりのご意見も頂きましたが、計画賛成の方は、ほぼゼロ。
世の中の流れも変わり、メガ性善説から性悪説へと、ただ今は劇的に転換したその後と感じつつ。



ついでにもう一枚、お稲荷さんからの眺め。
有難い稲光閣の窓からは、全国から参集されるVIPさんが景観を楽しまれることも想定されますので。
この方角からのシュミレーションも、慎重に進めたいところですが。



45パーセントほどは外周の森が保存されるものの、平面図でも相当なエリアと感じます。
業者さんの動きはしばらく見えませんが、笠間市のイメージがダメージにならぬよう。
慎重が上にも慎重な対応が必須です。
※今回のシュミレーションは、昨年7月時点の業者さん地図と、国土地理院データから起こしました。
☆今日も有難うございます*よろしければ人気ランキングも↓オン願い申し上げます。
茨城県 ブログランキングへ
にほんブログ村 環境ブログ 里地里山へにほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿