ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

田んぼの秋は、今日も明日も

2011-10-01 06:35:05 | 里山に捧ぐ
 週末いかがお過ごしでしょうか。
今日は新栗祭りですが、お天気でよかったですね。

田んぼの姿も秋景色になった笠間。
一週間のレポート・土曜グラフ、本日創刊です。
今日のテーマは日本の秋の基本、田んぼさんであります。

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 直立して、すましているのは、わらぼっちです。
夕暮れの田んぼの真ん中に、ちょこんとひとつ。
なぜひとつだけ?・・・思わず立ち止まります。

背景の一番奥に見え隠れしているのは、笠間のシンボル佐白山、悠然とブログ初登場です。
どこからでも見える笠間の大看板山。
冬の頃にはしっかりご案内します。

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 今日も無事に暮れ、感謝。
心の中で鐘が鳴りました。
何か匂うと見れば、山手の田んぼの方から煙が・・・

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 一夜明けて今日も晴れ、にわかに担当のNさん、我が家の稲刈り開始の報。
急遽帰宅の途上、いわゆる「おだがけ」の景。
天日干しの米は、冷えても美味しいご飯、おにぎりに最高、手間をかければ天地人ほほえむ。

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 遅かりし!既に作業終了の景。
この写真、水平線が右下がり・・・撮影者の心をも映す。

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 5.5袋の収穫でしたが、既に1.5袋を運搬済み。
誰が運んだか・・・最古参家族、おん年ははっきり申せぬが、大台間近。
収穫や壮年男子キモ冷やし

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 さっそく天日干しに。
苗作りのしくじりの顛末のもち米、少量のため、乾燥機械に入れられず。
今年は珍しい体験の連続。
手前の簾は、サトイモの茎を干す景。

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 最初のわらぼっち一本の答えがこちら。
藁焼きの焚きつけ用だったとは、そういう段取りもあったのか。
藁を焼く、焼かないは、同じ里でも、いろいろな考えあり。
それとは別に、秋の夕暮れの藁の炎というものは、平和で懐かしい原始の安らぎを覚えます。

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 帰宅すると、我がの藁も束ねられていました。
こちらは畑やお庭の資材に。
藁は、生活のあらゆる場面で生かされていました。
善玉の香りも尊い、ミスター納豆菌のマンションでもあります。

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 夕暮れの畦で、ノコンギクさんが咲いています。
キクという花は、一枚の花弁を単位とした、いわゆる集合花と言われます。
この一輪で、花弁の数だけ花がある。
多くの花を束ねる心。

田んぼさんも野菊さんも、人々の働きも、みんな揃って有難い里の秋であります。

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